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長い絶頂が終わりを告げても、高雅のペニスは萎えることなく勃ちあがったままだ。
陸斗に触れられている所が熱い。高雅は未だに高ぶる体に怯えた。
「ひっく…、りくと、からだ、あつい…」
ぶるぶると震えながら陸斗にしがみつく。
「…何をしました?」
陸斗は吉岡を見ずに問いかける。吉岡は恐ろしさに震えた。
「や…、ちょっとだけ薬を飲ませた…ギャアッ!」
吉岡が答えた瞬間、陸斗は木刀で吉岡をソファから叩き落とした。
「高雅、つらいですか?どうしたい?」
優しく背中を撫でながら、高雅に問いかける。今なら。今なら、気付くはず。
高雅。気付け。気付いてください。
「…っく…、た、すけて、ほし…」
「…どうやって?誰に?それは生徒会長でもいいんですか?」
『生徒会長』と聞いた途端、高雅はひっと息をのみ、いやいやと首を振り陸斗により強くしがみつく。
「やだ、かいちょうやだ!こわい、こわい!
…ひっく、…っくと、がいい…。りくとじゃないとやだ…!ヒック、りくと、抱いて…
…りくとがほしいよぅ…
うぇっ…、えぇん…」
「―――――よくできました。」
満面の笑みを浮かべ、陸斗は高雅の口を塞いだ。
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