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6

ぐちゅん、と少し強めに突き上げる。

「――――っうあ!」
「ほら、思い出して。あなたを抱いたのは誰ですか?あなたを抱いているのは?」


ず、ず、と突き上げる動きに合わせ、自分に何かを強要する。


―――思い出す?なにを?


「風紀、副…」


『呼んでみてください』


「りく、と…」
「…!」



高雅の口から出た言葉に、体がぶるりと震えた。

「りく、と…っ、陸斗…!」


―――――やはり覚えていた。記憶はなくとも、体は覚えていた。陸斗は歓喜にうち振るえた。


「――――ご褒美ですよ、高雅」
「っ!や!あああああ!!!」


ズン!と一気に奥まで突き入れてやると同時に、戒めていたペニスを解放してやると高雅はいきおいよく白濁を吐き出した。



パン、パン、パン、パン!



「あっ、あっ、あっ、あ!やあ、イった、イったからぁ!いにゃぁああ、にゃああ!」



突如激しく与えられる快感に、ネコのような泣き声を上げながらがくがくと痙攣する。


「高雅、高雅…っ!」
「ああ、りくとっ、やあ、りくとおぉ!あっ!だめ、だめ、陸斗、イく、またイく…!」
「…っ、イきます…!」


陸斗は高雅の腰をがっしりと掴み、思い切り突き上げると、中にごぷりと白濁を注いだ。


「ああぁ―――――……!!!」


打ちつけられる白濁の刺激と激しい突き上げに、高雅も再び絶頂を迎えた。



「はあ…、は…」



どく、どくと中で陸斗が絞り出すように射精を続ける。
陸斗は最後の一滴が吐き出されてもなおペニスを抜かず、高雅に繋がったまま縛っていたネクタイを外し、高雅を強く抱きしめた。

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