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ネタメモ13
2014/04/21 09:30

美形×平凡、クラスメイト設定。

恋人同士になった二人は、精力旺盛な男子生徒ならではでいつもえっちばっかりしてる。だけど、受けは会えばえっちな流れが嫌で最近になって拒むようになる。
やりたい盛りの攻めはとにかくやりたくて仕方ない。拒む受けを無理やり快楽に流してやることもしばしば。

デートの約束をしても、迎えに来た攻めがそのままホテルに連れて行って一日やって終わる、ということもあった。

ある日、またデートの最中にやりたくなった攻めが受けを引いてホテルへと連れ込もうとする。それをいつになく激しく拒否され、そこで大喧嘩をしてしまう。

「好きな奴といてやりたくなるのは普通だ」
と主張する攻めと、
「そればかりはいやだ」
と拒否をする受け。
しまいにはお互いがどうしてわかってくれないんだと罵りあう。
攻めが売り言葉に買い言葉で、

『ヤらせてくれない恋人なんて恋人の意味がない』

と言ってしまい、受けが急に黙り込んだかと思うとわかったと一言だけ呟くと大人しくなる。
わかってくれたのかと攻めは受けをホテルに連れ込んでいつもの通りにえっちをするが、違和感を感じる。
それに特に気にもせず喧嘩をしたせいだと思う。
それから幾日か過ぎ、受けが何かと用事を言い出して自分を避けていることに気づいた攻めはまた受けと喧嘩をしてしまう。

浮気をしてるんじゃないかと疑い、ひどい言葉を投げつけてしまうと受けが泣きながら走って逃げてしまう。

追いかけたが見失い、公園のベンチでうなだれていると周りにいくつかのカップルがいるのが目にはいる。

とても幸せそうな笑顔で彼氏を見つめる女の子をみて、ふと受けが最近あんな顔をしているのを見ただろうかと気付く。


付き合いたての頃を思いだし、自分が受けに告白をOKしてもらったときのことを思いだし、そこでようやく自分が受けにどれだけひどいことをしたのか気付く。



謝りに行くけど別れを告げられる。




実は大喧嘩の後のえっちから受けは快感を感じなくなった、勃起しなくなっていた。
攻めを好きだから、えっちできない自分にはもう恋人の資格がないと別れを告げていた。






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