memo
Moonchrome Syndrome 0章

 謎に立て続けに更新させていただきました。こういうのはね、勢い、大事ですね。
 というわけで、黎連載を始めましたよっていうお話をしようと思います。まぁちょっと今更感ありますけど。序章まで書いてから、ちょっと補足的なことをしたいなと思ってたんです。

 改めまして、黎の軌跡のヴァン連載「Moonchrome Syndrome」の本文を貼り始めました。前々から言っているように男夢主の、いわゆるBL夢になります。

 ここの是非については、様々あるかもとは思いましたが。前にも日記で軽く触れていた通り、ヴァン連載を書くにあたって目指したかった関係性が「付かず離れずで傷の舐め合いをしてる2人」でした。
 解決事務所に居候をして、たまに肉体関係とかも持ちながら、互いの事情に深くは立ち入らない……という夢主を作るにあたって、仮に事情があったとしてもヴァンが女の子と同居をするというのは、エレインとのことも考えると「ない」かなと思いました。
 と、なると男の夢主だと、居候のハードルが下がるし、男同士だから……みたいな建前で情を極力抱かないようにしているドライな2人で書けるのでは? というアイデアが、そもそもの発端です。

 chapter 0 の一連の流れで、ある程度はこの辺りの関係性を示せたら良いなぁ……というのを目標に書いてはみていたのですが、まぁ難しいですね。
 自分的には、一応「同居中のドライな2人」「気の置けない間柄」「肉体関係もあるよ」の要素は入れられたから、ある程度はクリアできたかな……と思いつつ。

 そんなわけでノア君。モンマルトで料理人をしている20歳の青年です。アーロンとは同じ学年になるので、そのうち2人で楽しく飲み歩くようになるかと思われます。
 過去の詳細については、追々明らかになるようにしていきますが、まぁ見ての通り「ヤバい奴」ですね。

 前々から時折話題に上がるように、我が家の夢は基本的に「存在理由」や「居場所」がテーマに絡むことが多いです。……というわけで、ノアもその典型例。
 自覚もしている「ヤバい奴」の自分が、この場所に居ていいのか? 何のためにここに居るのか? そんな自問自答を繰り返して、迷って悩んで、時には荒んだりしながらも、いつかその答えを見つけていくのでしょう。

 割と当サイト夢主は1人でそれに悩んでいるパターンも多いですが、この連載でのポイントは、お相手のヴァンも似たような居場所に対するモヤモヤを抱えているところです。
 まぁクロウとレイチェルの時もどちらもモヤモヤしたものがあって、彼らは「双方が存在を認め合った」ことで恋に落ちたという話を以前していたのですが……今回の2人は「双方が存在を見ないふりをする」ことで徐々に絆されていた、というパターンになります。
 出会ってから本編開始までの期間で、そこまでの関係性は構築済みです。けれど、物語という運命に巻き込まれて環境は否応なく変わっていく。その中で、見ないふりをするからこその擦れ違いは歪みを大きくしていくし、今までのように「知らないふり」は出来なくなっていく。

 連載の中では、そうやって変わっていく感情と関係を描いていきたいです。
 2人だけでは止まっていた生温い時間がたくさんの出会いを通して動き出して、事務所メンバー達に茶々入れられたり支えられたりもしながら、崩れ、作り直されて、最後には2人で「ただいま」と「おかえり」が言い合えるようになってくれたら良いな、と思っております。

 そんな感じで、今後ボチボチと連載進めていきたいと思っております〜。ので、まぁボチボチ付き合っていただければ、ありがたいです。
 というわけで私、頑張って連載書こうね!(合言葉)

 
夢語り
2022/02/15 03:01

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