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先程の雄史との交わりで濡れそぼった膣内は滑りが良く、上条の大きく熱い欲望を締め付ける。
秘部から溢れ出る精液が、彼女の太股を垂れ流れ淫羅にシーツを濡らしていく。
「んっ、んっ、ふぅ…、うっ」
最初から激しく上条に中を犯され、柚那の体は前後に揺れる。
彼女の全てを知り尽くした上条は、当たり前のように柚那が一番感じるポイントを突き上げ、苦しそうな喘ぎに満足気な笑みを溢した。
『下の口と上の口でいっぱいに頬張って、そんなに美味しい?』
「んふっ…、ん、んっー」
『どんどん吸い付いてくんだけど』
パチュンパチュンとお互いの肌がぶつかり合う音が室内に響き、三人の興奮を高めていく。
『犯されて悦ぶなんて、とんだ変態だな』
上条の意地の悪い言葉に否定の声を漏らしたくとも、柚那の口は雄史のモノを深く咥え込み、言葉が出ない。
喉の奥まで突き立てられた雄史自身に苦しさから嗚咽を漏らし、抜いて欲しいと懇願の眼差しを向けるが、それは只の逆効果。
ポロポロと涙を溢しながら雄史を見上げれば、その甘い上目に彼の興奮は増すばかり。
『…そんな目で見んなよっ…』
なんとか吐き出そうと頭を上げれば、雄史の手により無理矢理に押さえ付けられ、行き場をなくした唾液が柚那の口許をつたう。
咥えるだけで精一杯の柚那の様子に痺れを切らし、雄史はじゅぷ、じゅぷっと自ら腰を動かし彼女の口内を犯す。
「んふっ、んんっ、」
『…そろそろ限界?』
きゅうきゅうと膣が縮まり上条のモノを締め上げると、彼女の絶頂が近い事を知らせる。
『じゃあ俺の全部、中で受け止めろよ』
そう言って柚那の太股を引き寄せ更に深く繋がると、上条は腰をグラインドさせ激しく最奥を突き上げた。
膣の入り口までギリギリに引き抜かれ、再び奥へと突き進む。
その前後運動を繰り返し、擦れる摩擦に膣内は熱くなるばかり。
『はっ…俺もっ、イキそ』
「ぁっん、ふっ、んっん!」
切羽詰まったような雄史の声が頭上から響き、柚那も昇りつめていく。
『…中に出すぞっ、』
柚那の中が狭まることで上条も眉間に皺を寄せると、一気に奥へと挿入した。
「あっ、んんっ、んっ、んっー…!」
『っ…』
柚那が絶頂を迎えると、上条と雄史は彼女の中で弾けた。
ドクドクと脈打つ肉欲から、大量の白濁液を柚那の中に注ぎ込んだ。
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