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うねる肉壁を押し分け、雄史自身が柚那の中へと突き進む。

ぬるぬるに濡れた膣はあっさりと雄史の侵入を許し、厚い肉壁が絡み付いていく。

『っ…キツ…、』

「あっ、あぅ…、ぬ、抜いてぇっ…や、あっ」

雄史が脚を左右に大きく開いて持ち上げると、圧迫感と共に肉欲が根元までびっちりと埋まっていく。


上条意外の男を喜んで受け入れてしまう体が、憎らしい。


しかし柚那の思考を巡る苦痛も理性も、そろそろ限界だった。


ゆっくりと雄史が腰を引いて入り口まで戻ると、再び打ち付けるように奥を突き上げる。

「ひゃっ、あぁっ」


―…この快楽に、溺れたい。


「あ、あぁっ…かみじょ、さんっ…!お願いっ…!」

本格的に雄史と繋がり始めた柚那は、彼の動きに合わせてゆさゆさと上下に揺れる。
他の男を全身で受け止めながら、彼女は上条へと視線を向けた。
快楽を分散させようと溢れ出る涙が、シーツを濡らしていく。

「あっ、んっう…おねがっ…上条さんっ…!き、きてっ下さっ…!」

『…なに武藤、上条さんに混ざってほしいの?』

「んっんぅー…、奥っ、やあっあぁ、」

上条の方へと力無く手を伸ばし、柚那は懇願する。
そうする間も止まる事のない律動に、押し寄せる快感。


『…たく、仕方ねーなぁ』


シュッと音を立ててネクタイを引き抜くと、上条はやっと立ち上がった。
スーツの上着を脱ぎ捨て、首元のボタンを外しながら、繋がり合う二人の元へと向かう。


『じゃ、俺も混ざろうかな』

膝を付いてギッと深くベッドを軋ませ、上条は柚那の顔を覗き込んだ。

『で、どうなの?藤井のは美味い?』

ニヤリと口角を上げ、上条の手が揺れる柚那の胸を揉みしだく。
彼の冷淡な問い掛けに、柚那は首を左右に振り乱した。


『素直に言えよ、気持ちいいかって聞いてんの』

堅く勃起した乳首を摘まみ上げ、漆黒の瞳で彼女を射ぬく。
するとガラガラと音を立てて、柚那の理性は崩れ落ちていった。

「―…っあぁっ!き、気持ちっ、いっ…も、もっと、奥っ…いっぱいしてっ…!」

『…っ、うわ、エロっ…。上条さん、どんだけ仕込んでんの』

『さぁ、淫乱なのは素質だよな、柚那?』


上条は優しくそう問い掛けると、彼女の頬を掴み唇を奪った。





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