※小松がMです


柔らかな皮膚に犬歯が食い込む。
肉を裂いて血が滲む。
その感覚にさえ快感を覚える。

『トリコさぁ…ん、もっと、強く…』

「いいのか?」

『いいんです…っん』

犬歯が深く食い込む。
溢れ出た血はトリコによって啜られた。

『僕の血…美味しいですか…?』

「不味くはねぇな…」

舌先で抉るように傷口を舐めれば、小松は全身を震わせて達した。

『はぁ…あ、トリコさん…っ』

「今日はこの辺にしとくぜ?」

『嫌です…最後まで…』

力の抜けた手でトリコの服を掴み、引き寄せる。
トリコは目を少し附せた後、小松をベッドに押し倒した。

「加減は…しねぇぞ?」

『はい…酷く、して下さい…』

荒々しく唇を重ね、舌を貪りあう。
部屋には厭らしい水音が響き、二人の興奮を煽る材料となった。

『大好きです…トリコさん』

「ああ、分かってるよ」


好きな貴方になら何をされても快感です。

―――――
Mというか狂愛?
トリコマはイチャイチャしてればいい!

6.27




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