｢あっ…危ない!!｣
｢え…？｣

｢ごめん、本当にごめん｣
｢う、ううん、大丈夫だから｣
｢……女の子の肌に傷を付けた責任は、きちんと取るよ。結婚しよう｣
｢は？｣

｢やっぱり、あの時のやつ痣になっちゃったね……｣
｢…こんなの、気にしなくていいのに｣
(なのに。なんで、そんな顔をする、の？)


ボールをぶつけたかなにかで責任を感じた幸村。
高校生か、大学生か……後輩設定もアリかも 

超プレイボーイな幸村と真面目な○○委員長とか

｢フフ、久しぶりに面白い子……見つけた｣

｢ねえ、俺と付き合う気ない？｣
｢あんたなんかお断りよ!｣
｢そう残念｣

｢女の子をとっかえひっかえしてるって…｣
｢そんなの向こうが勝手に近づいてくるだけ。来る者拒まず去る者追わずなの、俺は｣
｢さいってい!!!!｣
(どうしてだろう。ズキズキと胸が痛んだ) 

｢私の友達をたぶらかさないで!｣
｢たぶらかした覚えはないけど？｣ 

｢幸村くんのことが、好きです｣
｢なに言ってるの、俺がお前みたいな普通な子好きになるわけないだろ｣
(うわあああ何言ってるんだ俺!○○さんのことずっと好きだったじゃないか!)

｢○○をフった…のか？｣
｢蓮二…どうしたらいいんだろう俺……本当は好きで好きで仕方ないのに、口が勝手に｣

｢俺の視界にいないで｣
｢えっ……あ…ごめんなさい｣
(ち、ちがうんだ!むしろ側にいて欲しいのに!)

｢なにそのお弁当、まずそう｣
｢……っ、｣
(いやいやいやっ、すごく美味しそうだよ!俺だって本当は食べたいんだよ!)


夢主のこと好きなのに素直になれなくて意地悪というか冷たくしちゃうあまのじゃくな幸村…とか萌える 

｢犬が犬に懐かれてるのっておかしな構図だね｣

｢頑張った子にはご褒美あげなくちゃ、ね？｣ 

「きらい」
「え、」
「だいきらい椿くんなんて」
「え、え、なんでっ？」
「だって奥手だしリードしてくれないし。わたし女の子だもん、やっぱり強引な人に憧れるの」
「…そんな……っ」
「………ごめんね」
「だ…だって俺……っ」
「………ぷぷっ」
「え？」
「椿くんやっぱり可愛いね!」
「なっ」
「今日は４月１日だよ？」
「………あ」

(エイプリルフールで騙された椿くん) 

｢あれ、今日は化粧してないんだ｣
｢今日は休日だしね。それにどこにも行く予定ないから｣
｢ふうん、まるで別人だね｣
｢そんなに違う？｣
｢うん｣
｢…………｣
｢どうかした？｣
｢やっぱり化粧しようかな｣
｢今更？｣
｢だって……精市はそっちのが好き、でしょ？｣
｢そんなことないよ。どっちも君なんだから｣
｢………(きゅん)｣

(社会人な彼女の家に遊びに来た…とか) 

｢ねえちょっと邪魔なんだけど｣
｢え、なに？｣
｢テレビが見えないってば｣
｢そっか｣
｢………だから邪魔だよ!｣
｢きみは俺だけを見てればいいんだよ｣
｢いやだお前なんて見たくないよ!テレビ見たいよ!｣
｢わがままだな……｣
｢どっちが!!?｣

(構って欲しくてテレビの前に仁王立ち) 

ねえ、思い出してくれますか。私と共有した、三年間の記憶を。……いつか、私の大好きだった綱吉に戻ってくれますか。私ね、貴方以上の男の人なんてこの世界にいないと思うの。…そう思えるくらい、私は綱吉に依存してた。だから、綱吉は私の最初で最後の人であってほしいって、心の底から思ってた。なのに、ね。早くまた笑えたらいいな。昔はこんなこともあったな、って。 

Pipipipi……

｢あけましておめでとう!｣
｢…誰ですか｣
｢私だよ、わ、た、し｣
｢すみませんが振り込むの面倒なんで他を当たって下さい、ていうかまだ年明けてないんで全然おめでたくないです。じゃ｣
｢待て待て待て、これ詐欺じゃないから電話切らないで。てか私だよ!｣
｢だから誰ですか｣
｢……本当にわからないの？｣
｢……わかってますけど。こんな非常識な時間にこんなことをするのは跡部さんか先輩くらいです。それに着信がきた時点で名前が表示されてますから。いい加減からかわれてることに気付いたらどうなんですか｣
｢……!｣

………生意気だ!

(12月31日、23:55のこと)