Jul 12雑記


 今朝ごろ、企画二一こめを更新しました。大学生の真田と遠距離なお話です。電話でのやりとりということで、会話文が若干いつもより多め。相手の表情が描写できないので、その分、真田は声や音を中心に書き出してみました。受話器越しからの真田の声、聴いてみたい。
 真田はメールもそうであるけれど、電話のほうが苦手だったらかわいいな、なんて思いました。ひとの機微を読むことがまず得意ではなさそうなので(あ、でも、そういうのが得意な真田もそれはそれで、すごくいい、です)、声だけという状況にひどく落ち着かない、みたいな。
 ひとの声はたくさんの感情に溢れているので、たったひと言が、ずっと複雑です。しかしながら、文章も文章で、活字という無機質な記号を借りているその奥に、どんな想いがこめられているのか、様々に想像の余地がありますね。ことばはどんな媒体でも、ことば自身の意味のその裏に、使うひとの感情が隠れているのだろうと思います。
 話が脱線しましたが、とても楽しく書かせていただきました。ありがとうございました。

 いつの間にか、雨が降りだしていたみたいです。雷まで鳴っているのか、たまに空がひかります。雨の音を聴きながら、きょうは早めに眠ることにします。


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