May 11雑記


 企画、十個目を上げました。ようやく二桁ですね。完走までは遠いです。
 ひさしぶりの長曾我部でした。彼は確実に「抱きしめられたい男ランキング」ナンバーワンです。少なくともわたしのなかでは栄冠に輝いています。広い背中と、厚そうな胸板、なにより惜しげもなく筋肉のついた逞しい腕がたまらん、と、思います。
 そんなわけで、長曾我部を書くとつい、女の子をぎゅっとさせたくなります。いや、長曾我部でなくとも「抱きしめる(抱きしめられる)」というシチュエーションはとてつもなく好きなのですけどね。もっと云うと、向かい合わせよりも、後ろから、というのがいい、です。
 とにもかくにも楽しく書かせていただきました。ありがとうございました。

 しかし、お題で「甘め」と指定されて、わたしははっとしたのでした。なんだか最近のお話には糖分が足りない! と。
 そもそも「甘い」とはなんなのだろう。ちゅうとかぎゅうとか? 感情? 科白? それとも文章の雰囲気? いったいなにをもってして「甘い」と感じるのか。そんな壁に改めてぶち当たりました。
 けれどたしかに、とろけるような甘いお話って、あるのですよね。ただの活字を読んでいるはずなのに、頭のなかにふわっと花の密が薫るような。きゅんきゅんと胸が疼くような。
 そういう感覚を、しかし、わたしは自分の文章には一切感じられないので、自分の書いたお話を読み返してみても、首を傾げるしかありません。ただ、すこしでもそんな甘さを感じてもらえるようなお話が、書けていたら、いい、な。

 ちなみに、個人的「抱きしめたい男ランキング」ナンバーワンは真田です。真田はぎゅっとして、それでもって撫でてやりたいですね。面白いからそのうちアンケートとってみたいな。なんてね。


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