睡魔

コクリ…コクリ…
隣で首を上下にゆっくり動かす。寝むりたいなら寝れば良いじゃねぇか
何をそんな我慢してんだコイツ
ウルフの隣で頭をゆっくり上下に動かす、顔を見れば目を開いているのか開いていないのか微妙なラインの薄目をしておりいかにも眠そうではあった
昨日深夜まで続いた雑魚敵の処理で体力も全て使いはたしてしまい、今の現状である
明日明後日でも構わねぇとファルコには伝えていたはずなのに今日とは何か急な用事でもあったのだろうか

「明日、からまた仕事入ってんだよ」

唸りを上げて目を開ける、おおう白目すんなコエーよ
俺様の考えていた事が分かったのかファルコはボソリと呟いた。
にしてもコイツと会うのも久々だ、お互い仕事仕事で運悪く中々会えない日々が続いた 忙しいすぎて女だって食べてもねーコイツだって自分の性欲処理出来てねぇんじゃねぇの
そんな事考えているとだんだんとムラムラしてきたウルフ、ファルコは明日から仕事、間違いなく拒否されるだろう しかし久々に会えたんだ一回くらい…
ファルコの頭がカクッと下に落ちる首筋がチラリと覗かれた それを合図にウルフはファルコの肩を掴み引き寄せその首筋にキスをした
ビクリとファルコの身体が跳ねウルフの考えていることがわかり胸を押す

「バッバカ今日は駄目に決まってんだろ何考えてんだお前!」
「どうせ溜まってんだろ?別に良いぜ寝ててよ」
「寝れるかアホ!ぅあ」

ソファーに押し倒され組み敷かれる、力が入らずされるがままに服を脱がされる、眠気特有の目で睨み半分にウルフを見るが誘ってんのかとあしらわれた

「おま、え、覚え、てろよッ」
「…さぁどうだか」

瞼に口を付けると、ファルコ目を開ける。その時目が合いウルフはニヤリと笑った。


―――――――――――――――
ウルフさん絡みはほとんどエロい方にいく私


[*prev] [next#]
[目次]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -