*荒療治
※マキナがビッ●
ああ、イライラする、ムシャクシャする。
何故他の奴を見る、僕を見ない。
他の奴なんてどうだっていいじゃないか。
いっそ、僕のモノにならないのなら。
「ナイン。暇?」
「あ?暇だけどよ?」
「じゃあさ、ちょっと付き合ってくれよ…」
不必要に密着する体に、ナインの顔が緩んだ。
マキナが男を誘惑するようになったのは、最近。前からそういうことをしていたのかは知らない、なりを潜めていたのかは知らない。
そんなことはどうでもいい。
「トレイー。」
「おや、マキナ。またですか?」
「うん……」
何故、そんな男なんだ
「キング。」
「……おい、今は止めろ。」
「……」
「どこを触っているんだ。」
「大きく、なってるのに?」
何故、ボクじゃダメなんだ。
「なあ、」
「もう止めよう、と言っただろ。」
「でもエイト…」
「………はぁ、」
いっそ、僕のモノにならないのなら、
「マキナ。酷くされたくないなら抵抗するな。」
無理矢理奪えばいい。
閉じこめればいい。
他の奴らに、会えないように。僕の手以外忘れるように。
壁に押し付けた体は、酷く痩せたように見えた。ぱちくりと、無邪気な目がエースを見つめる。にっこり感情の読めない笑いを浮かべたと思えば、流れるのは涙。
「待ってた、待ってた、エース。」
涙の存在がわからないらしい。拭うこともせず、エースを見つめる瞳。
「抵抗はしない。でも、ムチャクチャにしてくれよ。」
崩れた笑顔。震える体。
「お願い、エース、エース…っ」
握った手からは、血の気が失われていた。
「他の男なんて忘れるほど、ムチャクチャにしてやるよ…」
++++
6543hitリクより生まれたネタ
一度●姦されて、心に傷を負ったのでしょう。
荒療治のために、エースを挑発して………補足、いりますかね?
12.2.3
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