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リクエスト話『冬苺の花冠』
2019/11/24 03:12

・『フーゴ相手の切→甘→裏夢』というリクエストから書かせていただきました。

 今回は、原作軸でジョルノがボスを打破してからしばらく後にフーゴが夢主の事を回想し、結局は切なさしか残らない話か、今回書いた話のどっちにしようとずっと迷っていた話でした。でも、前者のほうだと上手くリクエスト通りの流れに乗れなさそうだなと判断し、後者の方にしました。
 
 ・時間軸は、n順目世界。舞台はイタリアではなく、日本です。(本文で『イタリアとは違った桜が咲いた〜』っていうのは、イタリアや他の国だと入学式や新学期は9月なので、わかりやすくする為です)

 ・夢主→現在高校二年生。前世の記憶は幼い頃に思い出す。性格は明るく優しい。だけど泣き虫でもある。ボードの所では散々迷い、恋人だったフーゴに謝罪しながらも乗り込んだ。しかし、残念ながら命を落とす。

 ・フーゴ→同じく二年生。薄っすらもなく記憶はなかったが、組織を裏切るか否かの決断は16歳だったので、誕生日を機に思い出す。

 ・ナランチャしか登場しなかったが護衛チーム→ブチャラティ(三年生)だけが記憶有り。同じチームで記憶有りの好で夢主はフーゴに関しての情報は、ちょくちょくともらっていた。ジョルノ(一年生)以外のメンバーは全員同じ委員会に入っている。

 ・夢主は高校の入学式で、フーゴが自分の事を覚えていないことで諦めようとしていたが、前世の記憶が強く根付いていたせいで、諦める事が出来なかった。偶然にも記憶があったブチャラティと再会し、定期的にフーゴの情報(今生でも苺を好んでよく食べているなど)を貰っていたのもあり、余計に気持ちが燻っていた。それでも自分から声を掛けるどころか、顔を合わせないようにしていたのは、届かない気持ちに傷つきたくなかったから。

 ・夢主がコンドームを持っていたのは、本当にそれの自販機(幸せ家族計画w)を友達と見つけ、おふざけで購入してみたという。

 ・フーゴは最初夢主に対しては、とにかく後悔と謝罪しか頭になかったけど、授業中に姿を見つけたり、忘れていた事を徐々に取り戻して、もう一回恋をしたいと認識する(だがしかし、恋どころか顔合わせして数時間もしないうちに致してしまったが)。
 夢主はずっとフーゴを拗らせていたし、フーゴは短気な所を懸念され恋人は作れなかった。なので、どっちも処女童貞。
 ・フーゴは最終的に、夢主の傍にずっといて平和な世界で皆と過ごしたいと決意してラストという形になりました。

 ・冬苺の花言葉:真心の愛、未来の予感、尊敬と愛情。ちなみにミヤマフユイチゴ(深山冬苺〉だと、花言葉:あの日を思い出す、躊躇。
 花冠は古代ギリシャでは結婚式だけでなく、お祝い事の時も使われていて冠の花輪は、切れ目がなく「永遠・継続」といういい意味があったりする。
 実を言うと、最初はフーゴだし苺関係の題名にしようと軽い気持ちで苺に関する花言葉を探していた時に、冬苺とかそれっぽいな〜それだけだとあれだから可愛くてお祝いぽい花冠を付ければいい感じになりそうだなっとパッと思いついた物なんですが、話を載せる前によくよく調べてみると、深山冬苺についての花言葉を見つけて、この話にピッタシじゃん!と思って決めた題名です。




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