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リクエスト話『その感情に名前は付けられない』
2019/11/04 02:33

 ・『ジョルノ相手で、切甘夢』というリクエストから書かせていただきました。
 時系列的には、ジョルノが15歳の誕生日を迎える数ヶ月前頃になります。

 ・夢主→ジョルノと同級生。人嫌いではないが、一匹狼な性格。特定の友人はいない。自由気ままな性格でいつの間にか居たり居なくなってたりする。寮に暮らしている。
 ・ジョルノ→誕生日をまだ迎えていなかったので黒髪。スタンドの存在をまだはっきりと認識はしていない。ブチャラティを始めとした護衛チームにも出会っていない頃なので、まだどこか他人に対して警戒心を持っていたり、ツンケンした所が目立つ。あまり他人と関わりたくなく、ギャングになりたいが、心のどこかでまだ尻込みていた。

 ・イタリアの学年制度は日本とちょっと違くて、14歳から高校生になる。一日の授業は5時限だが、お昼に学校は終わり昼食は自宅(寮暮らしの子は不明)で食べる。
 授業中は結構自由で、立ち歩いたり話をしていても注意されたりしないらしい(だから、結構賑やかみたいです)。

 ・ジョルノは組織に入る前、昔助けたギャングのおかげで、根は腐らなかったけれど、やはりどこかで人とは距離を取ってそうなイメージがあった。母親のせいもあるのか、原作の最初にあった女子たちを追い払うシーン(3、4部続く恒例)を見て、女子は苦手そうだなと思った。
 →そんなジョルノが初恋をするときは、無自覚で自分自身の精神が成長した時に、やっと『あの時のあの感情は恋だったんだ』と原作後に気がつく。……だが、気がついたときはすでに遅かったし、これ以上思い続けるのも無駄だとシャッターを閉めた。

 ・ジョルノが夢主に一目惚れのように惹かれたのは、自分のすぐ周りにいる同級生の子達と違うタイプで、人前で平気で裸足になれたりする(家でも靴文化の所だと、人前で裸足になるのは恥ずかしいらしい。靴下→下着と同等だとか)自由翻弄な所が、母親に似ていた(自分の母親と似ている女性を好きになる男性がそこそこいる)という理由もある。そして、容姿が変化してしまった自分を、疑うことなく自分だと気がついてくれた所もジョルノは好きだった。

 ・これは完全に妄想だが、ジョルノの決め台詞と立ちポーズをビシッと決められるように、組織に入る前に事前練習していたら可愛いなと思ったのと、あの独特なヘアスタイルは夢主が遊び半分で結んだ事もあり、夢主に会えなくなっても完全に忘れられなく、今でもそのスタイルで貫いているとか。
 ・夢主のその後はというと、そこは想像にお任せかなっと。自由な性格のせいで、勝手に退学してどこかに行ってしまったとか、親族関係でやむを得ずに夜逃げ同然で居なくなってしまったとか。まぁ、どっちにしろジョルノが学校に来れない期間があったので、結局別れの挨拶はお互いに出来なかったのは変わりないです。


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