リクエスト話『悋気は人を狂わせる』
2019/09/25 01:36
・今回のリクエストは、簡潔に『アバッキオとの病甘裏夢』と表記してありますが、実際のリクエストはこちら↓
【・夢主:護衛チームの紅一点。髪と瞳は、プラチナブロンドにも似た色素の薄いブロンド(煌めく薄いクリーム色)。天使のように美しい風貌。
性格:純粋無垢が似合う心優しく、ギャングとは思えないほど甘く柔和。
だが、闘争心がないわけではなく正義感が強いスタンド使い。
チームの癒やしで、妙齢の処女。
・アバッキオ:(なるべく)原作のような格好いいアバッキオ。
・話の流れ→アバッキオのヒロインへの片思いから始まり、自分の知らない男と仲良げにしている姿に嫉妬し、どす黒い気持ちを募らせ狂行に走ってしまうが、最後は両思いになる甘いお話】という事でした。
これをベースに話を書かせていただきました。出来上がった話を見て、原作通りの格好いいアバッキオの描写と、夢主の甘く柔和な部分が書けていなかったのが心残り。
・護衛チームにとって夢主は、恋人としての対象にはならないが、癒やしであり、姉のような存在でもあり、頼りになるけど守りたくもなる存在でもあるから、普段はガッチガチのガードをして、綺麗な薔薇に寄ってくる男たちを始末していた。
・アバッキオは夢主に片思いをするのと同時に、自分の手の届かない存在感に気持ちが焦っていた所もあったので、他の男への嫉妬から病むまではあっという間だった。
・夢主がアバッキオの部屋に、疑いもなしに上がりこんだのは、そういうのに関して全くの未経験でもあったし、仲間であるアバッキオに絶対の信頼を持っていたから。
・最後は甘いか?と言われると甘くはないかもしれない。信頼をズタズタにされたように裏切られたショックで、『アバッキオが私を無理やり抱いたのは、私をこんなにも愛しているからだ』と脳が自衛本能を発揮して、アバッキオの好意を受け入れてしまったから。正気になった時に、気が狂うのが怖いってのもあるかもしれない。事後は、ちゃくちゃくとアバッキオの色に染められ、口紅やマニキュアはお揃いのものを使う事になった。そんな夢主の変化にフーゴは気がついていたが、彼は賢いが臆病な部分もあるので見て見ぬ振りをしている。
なるべくお願いされた部分を、文に反映できるように頑張った話です。でも、病み話は書いていて楽しかったです。
prev |
next