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リクエスト話『その両手は添えるだけ』
2019/09/16 01:54

 『メローネから日本では、こんなのが流行ってると教えてもらったギアッチョが(日本人)夢主に壁ドンをする』という、リクエストから書かせていただきました。
 
 夢主→お馴染みの暗殺チームの紅一点。ギアッチョの恋人で、日本人だけどイタリア語が流暢なために、日本人だということを忘れがちにされる。彼氏ができれば彼氏一筋だが、大好きでも睨まれたり怒られると極端に怖がりになる。

 ギアッチョ→毎日の日課は、筋トレとランニング。趣味の一つには読書がある。
       律儀で不器用な所がある。(私の偏見)

 ・壁ドンをするという話ですが、ただ単にストレートに壁ドンができても話がそこで終わってしまいそうなのと、私の個人的な考えでギアッチョは不器用な所ありそう(スタンドの精密動作Eだし)。という事で、一度失敗してもらいました。
 ・メローネから教えてもらうということもあり、彼も結構登場しました。メローネはどちらかと言うと、二次創作の明るい感じよりもアニメよりのマッドサイエンティスト風でたまにふざける感じかなと。基本的に恋人の甘い雰囲気を感じたりイチャツイているのを視界に入れたり、惚気話を聞くのは心底興味ないが、仲間であるギアッチョと夢主の場合だと少しばかり協力してあげようかなっていう面もある。ギアッチョが壁ドンを盛大に失敗している所は、本当に面白いと笑っていたけど、夢主の逃げっぷりを見てギアッチョに悪いことしたかなと少しだけ反省していたり。
 
 ・話の終盤は、メローネが夢主からギアッチョについて相談を持ちかけているところに、ギアッチョ帰宅。思わず逃げそうになる夢主を捕まえて、無我夢中にお手本のような壁ドンをするギアッチョ。なんだかかんだ仲直りするが、ギアッチョは自分がちゃんと成功したことにも気が付かないし、夢主は実は母国の流行りを知らず壁ドンされていることに気がついていない。そんな二人に呆れるが、茶化さずに静かに時間が過ぎるのを待った。という終わり方です。



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