ふわふわした風紀副委員長



また担任に呼び出されて、やっと解放されて寮に向かって歩いていたら
「わぁ…もしかしてキミが御子柴くん?」
突然ふわふわしたイケメンに話しかけられたんだが。
だれ。
「はぁ…そうですけど…。」
「僕風紀で副委員長をしてます、吾妻天羽って言います。」
「…御子柴眞凪です。」
「こないだ委員長に呼ばれて風紀委員会室来てて、顔真っ赤にして走って行った子だよね?」
副委員長とやらにあははと笑いながら突然爆弾を投下される。もしかして部屋から出るときにすれ違ったやつか…!?

「うんうん、そのとき見かけて噂と全然違う子じゃない?って思ってすごく気になってたんだよね、委員長も興味持ったみたいだし。」
「……あの、俺もう行くんで。」
「えー待って待って、せっかくだからもう少し話そうよ。ほらほら…そこの空き教室にでも入って話そう?」

すごいぐいぐいくる…。仕事中じゃないのか?
副委員長に近くの空き教室に引っ張りこまれる。…俺帰りたい。そして何故か扉の鍵をしめて扉の前に2人でしゃがみこむ。

「あの、なんで扉の前に…?」
「うーん、逆にぱっと見外から見えなさそうかなーと思って。それに、広いとこの真ん中にぽつって座るのなんか落ち着かないし。」
まぁそれは落ち着かないけど…。隣合って座ってるけど妙に距離が近いし。

すすす
すすす
すっ
ぐい

「…。」

副委員長から距離をとると副委員長は同じだけ距離をつめてくる。もう一度離れるとさっきより近くにこられた。

なんだこのひと……。

「なんで離れちゃうの?」
「いや…近いと思います。」
「僕はもっと君の顔が近くで見たいんだけどなあ。こないだみたいな真っ赤でかわいい顔が見たいな…。」

いや、このひとこわい。どんどん近づいてくるけど風紀の副委員長だからぶん殴って逃げるわけにもいかないし、てか一応先輩だし。

「ね、こないだ委員長になにされたの?キスとか?」
「え、いやなにも…。」
「えーなにもなくてあんなに顔赤くして逃げ出したりしないでしょ!あのあと委員長機嫌良かったし!」
この人絶対わかってて聞いてんだろ…つか自分からキスされたとか言わねえし。

「だからさ、僕ともしよ?」
「は?いやあの…。」

ちゅ
どん!

いや、いや今口に当たって思わず胸を押したんだが。相手は風紀委員だし先輩だ、これは良くない。
「痛いなあ…。」
「す、すみません…。」
「えー許さないかな、お仕置きねお仕置き!」
「え、は?ちょ…やめ、やめろ!」

雰囲気が重く黒くなったと思ったらシャツの裾から手を入れられる。抵抗するが相手は風紀の副委員長だ、悔しいが力では相手が上。

「そんなに嫌がられると傷ついちゃうな。」
なんて笑顔でぬかしやがる、くそ。
「はなせよ…!ひっ…ぅ…。」
「あ、乳首感じるんだ!…意外とかわいい声だすんだね。」「感じてねえよ離せ!ぅ…くそ…!ひぃ…んっ…。」
「ねえもっと聞きたいんだけど、下もいいよね?」
「無理に決まってんだろ…!風紀委員のくせに生徒襲うようなことしてんじゃねえよ…!」
「え、あー…確かにこうゆうのは良くないのかな…?んー…でもそれどうするの?しんどいでしょ?」

なんてことを俺のち、ちん………下を撫でながら聞いてくる。服の上からで確かに手の感触がして、人に触られたことなんてねえし、なんかぞわぞわして変。

「だから、ここからは僕がしんどいのを治してあげるってことで!」

……は?

抵抗虚しくベルトを外されズボンを膝まで下げられる。
いやこの人なんかふわふわしてたのに意外と強引だな…!?

「わぁ…キスして乳首触っただけでここ硬くなっちゃったね…。」
つつつ、つー…
「っく…ぅ…くそっ」
パンツの上から裏筋をつーとなぞられて思わず声が出る、くそが。
「…かわいいね。焦らすのもいいけど、今日はすぐ気持ちよくさせてあげるからね。」
「んっ!?はっ…あ、う…くっ…そ…!」
パンツに手を入れられて直接先端をぐりぐりされたり扱かれたりする。あぁ…力はいんねえ…。

ぐりぐりぐり、くちゅ…ぐちゅ…しゅっ
「やめ…はなせ…ぅ…もうむり…ぃ…うぁ…っ。」
「ん…もういっちゃいそ…?」
ぐりぐりっ…ぐちゅぐちゅ…ちゅ…
初めての刺激に俺がイきそうなのがバレたのかモノを扱く手が速まる。
「んっ…はっ、ぁ…むり…ぃっ…。」
「イっていいよ。」
「ぃやだ…やだ…やだ…!イ、く…手はな…むり…ぅ…あっ…はっ…!あぁ!」
びくびくっ…どぴゅ、どぷ…とろ…
「う、ぁ…はぁ…。」
「ん、イッちゃったね…気持ちよかった?」
「はぁ…う…くそが……。」
男に触られてイクとか…あ、むり、落ちる…。………。


***
「あれ、寝ちゃったかな……?委員長にバレたらどうしよー…言わなきゃわかんないか。」







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