シルヴァラントの生活

(神託終了後、イセリアにて)

「この世界……あ、いや、この村は皆どのようにして生計立ててるの?貿易とかしてるの?」
「(この世界?)イセリアでは、多くの人は第一次産業に従事してるかな」
「だいいちじさんぎょう?」
「もう、ロイド。学校で習ったでしょ。農業や漁業や、林業のことだよ」
「あー。だから畑が多いんだね。牧場もあるみたいだし……」
「うん。村の中で生活が成り立ってるけど、工業品とか特産品は偶に行商人が売りに来るよ」
「(食料を輸入に頼ってる日本とは大違いだなぁ……。いや、日本でもこういう暮らしぶりの村はいっぱいあるだろうけど)」
「僕は姉さんが教師として働いてるし、ロイドの所は、ダイクさんが土木業で生計を立ててるよ。手先が器用だから、工芸品とかも受注してるみたいだし」
「ダイクさん、か……。私、今晩泊めてもらっても本当に大丈夫かな?」
「ああ、親父なら絶対歓迎してくれるぜ!」
「……ありがとう」


 *prev | index | next#








「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -