【寒天問屋】
髪結い
「彼処のご寮さんは手先が器用ですやろ。わてが針に糸通すのにどれくらい時間かかるか、わかってますか」
「よう知ってます。せやから梅吉か松吉に頼むつもりやったんだす。それをあんさんが」
善次郎は咳払いをした。
「あの二人は覚えることもやることも仰山あるんだす。此処ンとこ旦さんの絶壁を撫でとる暇も惜しいほどで」
「――絶壁やったら剃ってもらう必要あらへんのやけどな。さ、一思いにやってんか」
@
お里さんに代わってもらう
A
松吉に代わってもらう
B
旦さんに剃ってもらう
♪
data
♪
main
♪
top
×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -