【寒天問屋】
お里
「あかん。あきまへん。久しすぎて手が震える。お里はんに――」
「書痙ちゃうやろな」
「刃物は苦手なんや」
「小僧っこの時は剃ってくれたやろ」
「血ィ滲んでもすぐ止まりましたしな。感染症なんぞで死ぬ心配もあまりなかったし」
善次郎はお里を呼んだ。お里はあきれながらも剃ってくれたが、手先がブレて髷の部分を落としてしまった……。
髪結い代を始末↑
旦さんの気力大幅ダウン↓
女衆の手を煩わせダウン↓
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