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 リクエスト企画の話らすと!

まずは、今回でリクエストのお話が全て完成しましたのでその感謝を。

リクエストをくださった方々、そして読んでくださった方々、リクエストはなくてもサイトに来てくださってる方々、本当にありがとうございます!

すごく嬉しかったのが、リクエストしてくださったほとんどすべての方が、なんらかの形で感想をくださったことです。

ご期待通りの話じゃないことがほとんどだったと思うのですが、それでも読んでくださった上に「読んだよ」と声まで掛けてくださった…というのは本当にありがたいことです!

感想を書くというのは気も遣うでしょうし労力もいると思うのでなおさら……なんてやさしい方々なのか!と本当に幸せに思っています。

これからも、まずは某早瀬くんの存在感をアピールすることを筆頭に(?)、頑張っていきますのでよろしくお願いします!


では、各話のなんかいろいろ。


「少女と傭兵のみじかい冒険の話」

タイトルもページ数も長々しい!

非常に難産でした。なんといってもペガサスですペガサス。わたしには扱いきれる気がしない生き物。

そんなわけであんなペガサスになりました。あんなペガサスだったのはたまたまでちゃんと上品なペガサスもいると思います。

ペガサスが不死の象徴、というのはよく聞くのでそれをまんま使ったのですが、ペガサスの立ち位置がなんか曖昧で反省です。いや曖昧なのは全てにおいてですが。

お話としては「ペガサスも不老不死も冒険も全部、トバリとシーナが結婚するためのきっかけにすぎなかったぜ」という身も蓋もないものになるとおもいます。いいのかこれ。

(恋愛+)ファンタジーの「恋愛」の部分をわたしはこんなかんじに取り入れてみたわけなんですが、これ駄目ですかねww

そして、このお話、おじいちゃんがいつか死ぬことを受け入れる――つまり一歩(半歩?)踏み出すだけの話なんですが、実質的には。

けどその一歩を踏み出すために、シーナの場合は何日もの冒険が必要だった(おじいちゃんが不死身になってたから)、という話でもあると思っています。つまりほんとに小さいこと、の話。


シーナはできるだけつかめない子にしたくていろいろな要素を詰め込んだんですが、失敗感が拭えない……個人的には好きなヒロインなんですが。

トバリさんに関しては「中途半端なクズ」。金くれたら一生そばにいてやる発言も、自分から蒸し返すことはなかったのだと思います。

最初は二人してペガサスに乗って帰って、じいちゃんとの対面まで書く予定だったのですが「置き去りにしてしまえ!」と思いついた瞬間、ラストまでの道筋が見えた気がしました。なんと気の毒なヒーロー。

気付かないと思いますが、話はトバリさんの独白で進んでますが一人称を使ってません。『俺は』って書かないようにしました。とくに意味のないこだわりです。

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