逃避行 | ナノ
※以下ネタバレ注意



逃避行[青の疑惑]完結しました
ありがとうございました!

全12話。書き始めから完結まで約2か月、長かった気がします。でも改めて読み返してみるとすぐ読み終わってしまうので、時間の流れって不思議ですよね。



降谷零の本名と偽名がヒロインに逆に認知されていたら面白いなぁ…みたいな発想から皆さんにも実は安室透ではなく降谷零と付き合っていたと騙されてほしくて書き始めました。でもぶっちゃけ降谷さんの事をずっと彼と呼んでいたので違和感ありありで勘のいい方は気付いたのではないかと思います。

簡単にこのお話しを纏めると…

ヒロインは降谷零と付き合っている。でもミステリートレインで彼が蘭ちゃんに安室さんと呼ばれていたのを偶然聞いてしまった。彼と親しく職場を知っている蘭ちゃんから安室透と言うもう一つの名前を知る。職場に偽名はあり得ないから安室透=本名、降谷零=偽名となってしまった。安室透と本人の前では言えないから1人でこっそり呼ぶ癖がついた。

まあ大雑把に言えばこんなストーリーです笑

伏線は色々散りばめました。
名前って便利な表記で偽名とも本名とも言えないので、はぐらかす時に使いました。1人で彼の名前を呼ぶシーンはそれが顕著だったと思います。08話にて安室透の名前を1人でこっそり呼ぶ=こっそりという事は彼の前では安室透は呼んではいけない。即ち普段は降谷零と呼んでいる。名前と言ってはいるが、本名とも偽名とも言っていない。という意味を込めました(ややこしい)
あと安室透を平仮名にした所もポイントですかね。ヒロインは降谷零の漢字は知ってるけど安室透はわからないので平仮名で呼ばせました。でもあからさますぎると、気づかれちゃうから…で分けたり工夫しました。

降谷零=本名、安室透=偽名と言う先入観があるので騙せればいいな〜みたいな事考えてました。 

設定上、安室夢とも降谷夢とも書けないし(小説外で変なミスリードを避ける為)ブログにも彼としか表記できないので大変でした笑

つまり何が言いたいのかと言うと騙されて欲しかったです笑 皆さんどうでした?騙されたよって方、1人でも多いと嬉しいな。


09話で降谷さんがホテルのスタッフに変装して急に部屋に押しかけて来たときは驚いてほしいです。味方だと皆さん思ってはいたとは思いますが、いきなり現れた降谷さんに恐怖を抱いてほしくてセリフも簡潔により怖くしました。私なりに書きながら怖っ、と笑いながら書いた記憶があります。



さて今後についてですが第一部[青の疑惑]は完結しました。次は第二部に移りたいと思います。次のお話しはヒロインを取り巻く2人の男性のお話しです。そうです、彼らです。ヒロインの見えていない所で彼らは色々していました。

題して、[白と赤の真実]です!まだ明かされてない事実もありますし、ここで残った伏線を回収していきたいと思います。


できればで良いのですが拍手にて感想などいただけると嬉しいです。今後の励みになります。どこが面白かったかとかは私も勉強になりますので。
もちろん拍手だけでも嬉しいです!


では長々とありがとうございました。次の[白と赤の真実]でもお会いできたら嬉しいです。
それでは失礼します。

あきら




20.1017

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