03




しかしまあ暴走フランキーがこっちを叩き潰すべく攻撃をしてきて、それを避けていると何しに来たんだとツッコミを入れたくなってきた。どうにかしなきゃまたナミを持っていかれてしまうのではないのか。何で狙ってんのか分からないけど。
そんな様子をチャンスと見てか、山頂の氷が頭上から降ってきてそれにタイミングを合わせるべくこちらにルフィのお礼を受けて焦げた雪男が銃口を向ける。
俺ならよければいいが、フランキーがいるからどうにかしなければならないと少し焦る。
しかしそれは杞憂だった。
フランキーは軽く跳んで、氷の塊を掴んでそのままなんと焦げた雪男にクリティカルヒットさせたではないか。
役に立ったと思いきやまたこちらに攻撃。


「ブオオオ!」

「お前いい加減にしろ! !
ゴムゴムのォッ、エレファントガン!!」

『えええええ』

「今日一番の大技〜!?」


まさかの仲間に大技炸裂したところを見て呆気にとられていたら、ナミがまたもう一人に拐われてしまった。
ルフィが後を追い、俺もぐったりしてKO状態の元の小さな姿に戻ったフランキーが入っているチョッパーを抱えて追った。雪山が生息地なのか雪男は慣れた足取りで山を登って逃げていく。
後を追って跳んで登っていけば、ちょうど真っ二つになった雪男が、仲間?であるはずのトラファルガー・ローに心臓に電撃を食らわされていた様子が見え、ぽかんとする。
謎すぎてもう何が何だかさっぱり。


「トラ男〜!」

「あ、ありがとう…あっ違う!あんた私の体返してよ!」

「少し考えてな…お前に話があって来た、麦わら屋。お前らは偶然ここに来たんだろうが…、この島には新世界を引っかき回せるほどの、ある重要な鍵が眠っている。新世界で生き残る手段は2つ!四皇の傘下に入るか、挑み続けるかだ!誰かの下につきてェってタマじゃねえよなお前。」

「ああ!俺は船長がいい!」

「だったらウチと同盟を結べ!お前と俺が組めばやれるかもしれねェ。四皇を一人、引きずり落とす策がある。」


「 」の中身

(良い話)(悪い話)




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