ル イ ラ ン ノ キ


他人の決める正しさ < 自分の決める楽しさ
 
2022/10/05 15:10

昔、いいなぁと思ったのに忘れていた言葉を思い出しました。
「他人の決める正しさ」より「自分の決める楽しさ」を生きる、という言葉です。
 
正しさは誰かが決めたもので、正しい人生が楽しい人生とは限らない。
誰かに決められた正しさを守って縛られて生きるくらいなら、自分で決めた正しさ・楽しさを貫いて生きるほうがいいのでは?という話でした。
 
数の暴力で正しさを強要する人が多くいる中で、私も時と場合によってはそっち側に立ってしまうこともありますが、自分らしさ・自由を選べたらどんなに楽しいかなと思います。(物事にもよりますけれど)
 
こうしたほうがいい、こうするべきだ、こうあるべきだ、普通はこうする、普通はそんなことしない、と人々は口を揃えて言います。
言うのは誰にでも出来るし、型にはまろうと思えばはまれるし、正直、多数の意見に従った方が生きやすい時もあるし、正しい人生を歩みながらその中で楽しむという生き方も時に美しくて理想に感じるときもあるのだけど、趣味くらいは自分が思う楽しさ全開大爆発でもいいじゃないかと思う。(他人に迷惑をかけない、法を犯さないことが大前提ですが)
 
小説の書き方も、絵の描き方も、ゲームも、スポーツも、遊びとはいっても基本ルールはきちんと守りたいガチ勢もいいと思うし、自由に楽しければいいじゃんというゆるいエンジョイ勢もいいと思う。
ガチ勢とエンジョイ勢がわかり合う必要もないと思うし、バチバチする必要もないと思う。気が合う者同士で楽しく遊べばよいのだ。
十人十色、遊び方や表現の仕方は無限だし、他人の表現の自由を奪う権利は誰にもないと個人的に思った次第です。
 
※ただし私は憧れや好きな人の発言などから影響を受けやすいので明日には考えが変わっていることもありますのであくまでどこかの誰かの一時的な独り言だと思っていただけますと幸いですし、この独り言を見て「バカじゃないの?」と思う人がいてもそれも間違いではないし自由だと思う次第です。
 
そういえば昔、めちゃくちゃ話題になった映画を見て、「こんなの映画じゃない」と思ってしまった時期があったことも今ふと思い出しました。
私の中の「映画とはこうである」という枠からはみ出ていた作品だったので、そう感じてしまったのだけど、映画のジャンルって私の知らない分野もまだまだ多くあるんだろうし、「映画」として作られた作品なのだからあれは映画なのだ。
 
自分の中で作ってしまっている枠を広げると(もしくは枠を取っ払うと)、
もっと幅広く楽しめるものが増えるのかなという安直な考えを今は持っています。
 
おしまい



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©kamikawa
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