童貞でも先生♂としたい!

Mタチ×Sネコ、ソフトSM


「おはようさん!今日から新学期やな!」

夏休み明けの騒がしい教室に、目覚めるような大声が響く。こんな特徴的なハスキーボイスで、快活な関西弁を話すのは渋木先生しかいない。
渋木優。日本史を担当する、一年D組の担任教師だ。高い鼻、濃いつり眉と垂れた奥二重の目が特徴的な面長の顔で、軽くパーマのかかった髪を長めに整えている。常にジャージで、黒縁の大きな眼鏡を掛け、鼻の下に少し目立つホクロがある。身長は166cmと低めだが、骨格がガッチリとしていて、ジャージと相まって体育教師と間違えられることも多い。

「お前ら夏休み中に彼女出来たか?ヤるときはゴムちゃんとつけるんやで」

渋木先生は気さくで男前で、生徒からも人気の先生なのだが、デリカシーだけはかけらもない。男子校で、同性しかいないという気楽さからか、性的な話題も躊躇わないし、先生を苦手に思う生徒とも距離感なしで話そうとする。先生を好きな生徒も多いが、それに比例するように先生を嫌う生徒も多いのだ。

「今日のホームルームは終わり!お前ら、どうせ夏休みは勉強せんで字の書き方も忘れとるやろうけど、高校で字の書き方は教えられへんからちゃんと思い出しとけよ!」
「はーい」

先生は颯爽と教室から出て行ってしまった。実のある話は一切なかったが、渋木先生のホームルームはだいたいこれだ。

「日向、久しぶり。夏休み彼女出来た?」

後ろの席の前川が、俺の背中を叩く。
渋木先生の期待に反して、男子校なのに彼女が出来る男なんていうのは、ごく一握りだ。

「出来るわけないだろ。童貞のまま夏が終わったよ」
「俺もだぜ。イェーイ」
「全然イェーイじゃない」

前川も俺も童貞だし、まず、彼女がいたことさえない。女友達どころか、女の知り合いさえいない。身近にいる女は母親、前川の生意気な妹、女教師くらいだ。
だが、俺は女になど興味はない。
俺はずっと、渋木先生のことが好きなのだ。艶めくような黒髪と日に焼けた肌がセクシーで、もう三十半ばだが、くしゃくしゃな笑顔が無邪気で可愛い。誰にも配慮しないのに、誰にも気を使っているような不器用さもよかった。俺の童貞をどこぞの女で捨てるわけにはいかない。渋木先生でなくてはならないのだ。
そんなことを前川には言わない。つまらない話だし、話されたら困るだろう。俺は前川の前では、早く女で童貞を卒業したい男を演じているのだ。

「さっきのしぶきんの首、見た?」
「あぁ、しぶきんってやっぱり彼女いるのかな」

虚ろな目で前川が言う。
渋木先生に彼女がいるという噂は、まことしやかに囁かれていた。夏休みが始まる少し前から、渋木先生の首筋にはたまに絆創膏が貼られていることがあって、それが彼女に付けられたキスマークを隠すためのものだと言われているのだ。彼女と歩いているところを見た、という話もあるが、その辺りの信憑性は低い。だが、男前で、気さくで若いのだから、いない方がおかしいというのが結論らしかった。

「いてたら、セックスとかするのかな。あのしぶきんが。なんかウケるな」

俺はウケなかった。渋木先生が汗を垂らしながら、女の体に自分の欲望をぶつけているのを想像したら興奮した。
胸がヒリヒリする。もうなんども、渋木先生が女とセックスをする妄想で抜いたが、同時に、嫉妬で心がすり減ってしまいそうになる。

「まぁ、少なくとも童貞じゃないだろうな」
「しぶきん見た目はカッコいいしなー」

黒縁眼鏡にジャージというダサい格好は女除けだとか聞いたこともある。でも、音楽、家庭科、英語の教師と、養護教諭、あとは事務員くらいしか女はいないので、単に職場での見た目に気を使っていないだけなんだろうと思う。そもそも先生は、スタイルはいいからそれでも十分格好がつく。

「うらやましい。俺も彼女欲しいよ。童貞捨てたい……」
「もうすぐ文化祭シーズンだし、女子校の文化祭でも行けば?」

前川は普通の顔だし、共学なら彼女がいてもおかしくない。男子のいない女子校に行って、声でもかければ誰かしらとはあるだろう。

「日向も一緒に行くんだろ?」
「まぁ、学祭シーズンまでに俺に彼女ができなきゃな」
「ムカつく。ぜってぇできねぇよ」

彼女が出来る可能性はほぼない。ただ、俺と渋木先生がどうにかなる確率も限りなくゼロに近い。渋木先生が俺なんか相手にしてくれるわけがないし、渋木先生の見えない彼女は、どうしても邪魔だった。



放課後、日向慧は必ず社会科準備室に来る。質問などはなく、使った資料を運ぶのを手伝うとか、プリントのコピーをするとか、そういうことをしてくれる。初めは、この高校に生徒を無理に手伝わせる仕組みがあるのかと思ったが、そうではなく、単なる日向の好意だった。はじめの頃は断っていたが、今は仕方ないから手伝わせている。
日向は制服を着崩した、生来の茶髪に薄茶色の瞳をした、肌の白い男子生徒だ。発色のいい桃色の分厚い唇が特徴的で、顔には雀斑が見える。身長は178cmで普通体型。筋肉質ではないが、筋肉はそれなりについている。中身はまだ子供だが、いい男だ。

「せんせえ、蝉の声聞こえなくなっちゃったね」
「お前、敬語って知ってる?」
「噂には聞いてる」

どう話しても距離を崩せない生徒もいるが、日向は俺と距離がない。俺のことを気に入っているのだというが、真相はどうか知らない。日向は日本史の成績が悪いから、媚びを売っているだけのような気もする。

「蝉いなくなった瞬間、夏終わった感じ」
「俺、夏嫌いやからちょうどええわ」
「なんで?先生って夏みたいな顔してない?」
「はあ?俺、三月生まれやねんけど」

会話が妙に噛み合わないまま進む。日向はこの暑さに見合わないほどに涼しい顔をしていた。

「蚊にかまれるのがイヤやねん。今もかまれとる」
「どこ?」
「ここ」

首筋の絆創膏を指差す。すると日向は、まるでパズルの最後のピースをはめたときのような嬉しそうな顔を浮かべた。

「絆創膏つけんと掻いてまうのよ」
「先生、それ、すごく……」
「何?」
「エ、エロい」
「はぁ?」

日向は、俺の絆創膏をゆっくりと剥がした。12センチの身長差では、日向の手をよけきれない。久しぶりに陽の目を見た皮膚は、案外痒くなくなっていた。さっきまで感じていた痒みは蒸れによるものだったのかもしれない。

「何しとんねん、日向。おもんないで」
「先生、好き。あの、あの、俺、好きです」
「は?なんでや。ドッキリか?……ああ、ロッカーに前川が隠れとんねやろ」
「本気です。本気で先生が好きなんです」

壁際に押し寄せられる。普段、生徒はみんな子供のように見えているが、12センチの差は案外大きかった。この歳では、もう大人と変わらない。

「自分、冗談キツイで」
「先生。生徒の気持ちを無碍にしないでください」
「はぁ……、分かった。俺のことが好きなのは受け入れる。でも、手ェは出せへんからな」

肩にポン、と手を乗せると、日向の顔は歪んだ。

「それは、俺のことが好きじゃないから?」
「アホ言い。俺が教師で、お前が生徒やからや。俺のこと犯罪者にしたないやろ」
「じゃあ、先生が悪者にならなければいいんだね」

そう言うと、日向は俺の体を押さえつけ、無理やりシャツをまくってきた。幼く見える顔は赤く染まっている。
こんなガキでも性欲があるのか、と思うが、たしかに俺が日向の歳だった時は自分のことを大人だと思っていたし、オナニーだって覚えていた。恋愛に興味がなかったから、童貞を捨てたのは大学生になってからだったが、女とセックスしたい、とは、その頃から思っていた。
俺は三十を超えてから男にも興味を抱くようになって、何度か親しい友人としたが、生徒に性欲など感じたことはなかった。だが、日向は身近にいる親しい大人の男として俺を選んだのかも知れない。
その純粋な想いを汲みたい気持ちはあるが、俺は指導者だ。日向の腕を振り払って説得する道しかない。

「俺がレイプすれば、先生は被害者側だよ」
「アホッ!こんなおっさんに何本気になっとんねん。日向なら男でも女でも好きにできるやろ」
「俺は先生がいいの……」

堂々巡りだ。
俺は男だから日向と同じくらいの腕力がある。抵抗すればこの場からは脱出できる。だが、このまま日向の手を振りほどいて逃げるほど心は強くないし、ここまでの覚悟をした日向に考え直せと言うのは可哀想な気がしてしまう。

「せ、せんせえ、こんなことしてごめんなさい。でも、先生のこと好きだから……」

俺の体を抱き締め、上目遣いで縋る日向はやっぱり子供のようで可愛かった。あまりにも不器用すぎる。

「ンもう、しゃあないな」

ようやく、日向の手を解く。日向の髪は、夏の陽に照らされると綺麗に金色になった。
俺は準備室の鍵を閉めて、人差し指を唇にあてた。見本のような教師にはなれない。

「せ、せんせっ……」
「シーッ。ナイショやで」

静寂が包む教室の中で、日向の唇に優しくキスをした。



先生は手慣れた仕草で、チュッ、チュッ、と俺にキスをした。黒縁の眼鏡が少しずれて、唇の端にヨダレが垂れる。カーテンを閉められて、胸がギュッと苦しくなった。

「何やお前、もう勃起しとるんか」
「も、もうって、あ、あ、あっ、あ……」

先生の指先が俺の股間に触れ、汗の匂いが香る。キスをすると、唇から湿った音がこぼれた。

「むっちゃ声出るやん。まだ触ってるだけやで」
「ん、あ、あ、せんせえ」
「出してもええのん?」
「はい、出して、あ、あ」

ズボンを手際よく下され、ボクサーパンツに手をかけられる。先生とのキスで興奮したのか、我慢汁でシミができていた。ズルっ、とパンツを下げると、勃起したチンポが空気に晒される。眼鏡の奥で頬を赤くさせている先生は、いつもの先生ではなくなっていた。

「おおっ……、可愛い顔に似合わないデッカいチンポやなぁ……」

我慢汁を絡ませながら、ぐちゃぐちゃと扱かれる。普段は皮を被っている敏感な亀頭も指先でぐりぐりと触られ、声が止まらなかった。

「もう何人くらいとやったん?」
「いや、は、先生が初めてだよ」
「初めて?初めてがこんなおっさんでもええのん?」
「せ、先生じゃなきゃヤだ」
「ふふっ、かわええなぁ……。先生のちんちんもカタくなってきてもうた」

先生はジャージとトランクスを一気に下ろして、勃起したチンポを出した。大きさは俺のよりも小さいが、ズル剥けで毛も濃い。

「生徒のチンポで興奮してもぉて、悪い先生やわ」

俺は恐る恐る、先生のチンポを握った。温かくて、かたくなっている。ジャージの下で蒸らしていたチンポはムンムンと雄の臭いを放ち、俺の性欲を刺激した。先生は艶かしい目で俺を見つめてから、ちゅっ、と唇を食べるみたいなキスをした。こんないやらしい、ねだるようなキスを、先生はするんだ、と思うと居ても立っても居られないくらい興奮する。

「慧のデカマラ、俺が気持ちようしたるからな」
「えっ、あ、あッ」

先生は、俺を椅子に座らせてしゃがんだ。何をしようとしているのか想像がつく。ホームルームの時間なのにお笑い番組と好きなバンドの話しかしない、軽口ばかりの先生が、男を悦ばせる術を知っているなんて嘘みたいだ。

「ふふふ、ほんまにデカイな。臭いもむっちゃキツイわ」
「あ、ご、ごめんなさい。そ、そのぉ」
「ちゃんと皮剥いて洗っとんのか?先生がチェックしたるわ」
「あ……ッ、洗ってますっ、ンッ、んぅっ」
「ほんまかぁ?」

竿をしごかれながら、フーッ、と息を吹きかけられる。先生はニヤニヤと笑っていて、いつも生徒を揶揄うときの顔と同じだった。

「洗っとる割にはむっちゃ臭いで。汚い包茎チンカスチンポ、先生に見られてる気分はどうや?」
「あ、あ、あっ、は、恥ずかしいッ」
「恥ずかしいのに興奮してまうんや。我慢汁、ピュッピュッてよぉさん出とるで」

あひる気味の口をあーん、と開けて、先生が俺のチンポを咥える。ヨダレがたっぷり溜まった先生の口の中はあったかくてぬるぬるしていて、手でするオナニーでは到底感じられないような感覚だった。キツく握ってしごくのに慣れているせいか、気持ちいいというよりくすぐったい。

「ひっ、ひゃ、はっ、はうう、せ、せんせっ」
「んふぅうう……、んむっ、んっ、ん、ん」
「は、はぁっ、ンンンッ、あ、あ、んッ」

先生は上目遣いのまま、顔を上下に動かし始めた。ヌッポ、ヌッポ、ガポッ、ガポッ、と、唇の摩擦とヨダレと我慢汁、空気とが混じり合った汚い音が立つ。口内のあたたかさと感触に慣れ始めて、だんだんと気持ちよくなってきた。先生は、ん、ん、と声を漏らしながら、ジュルルルッ、と我慢汁を啜ったり、舌をヌルヌルと竿に絡ませたりしている。先生が、俺のチンポをこんなにいやらしくしゃぶっているという事実だけで、俺はもう射精しそうなほど興奮していた。

「はぁあ……、むっちゃやらしい声出とるで。恥ずかしい童貞皮余りチンポ、ペロペロされるの気持ちええんやな」
「ん、あ、あ、はいッ。き、気持ちいい、ですッ」
「ふふっ、正直でよろしいわ。もっと気持ちよおしたるからなぁ……」

ゴクッ、と唾を飲み込むと、先生はカバンから保湿クリームを取り出し、俺にキスをした。フェラしたばかりの口なのに、一度されたらもうどうでもよくなった。分厚い度の入ったレンズの奥で、垂れた目が潤む。下まつげに雫が浮いて光っていた。

「せ、先生がこんなにスケべだったなんて……」
「なんや、あかんのか?」
「そ、そんな、すごくエッチで興奮します」
「そんなこと言われたらもっといじめたなるやんか」

先生は立ちあがって、クリームをたっぷりと指先につけると、恥ずかしそうにお尻に手を伸ばした。ヌチュッ、とどこから聞こえているのかわからない音が聞こえる。本当にお尻の穴なんかいじるんだ、と、俺はなんだか妙に感心した。

「ンッ……、ふぅっ。はぁあ……」
「せ、先生……」
「ゆーう」
「ゆ、ゆッ……、ゆうッ」
「あぁん……、……あかんわぁ、名前で呼ばれたら、日向のこと男としてしか見れなくなってまう」

先生のがっしりした腰がくねくねと動く。
生徒から見たら目上の人間である先生を、名前で、しかも呼び捨てで呼ぶなんて心苦しいのに、口に出したらすごくドキドキした。先生はしぶき、という苗字の響きが強いから、しぶきん、というあだ名もあるし、名前で呼んでいる人なんて誰もいない。俺だけがこう呼んでいるのだと思ったら、子供っぽいかもしれないが、気持ちが高ぶってきた。

「俺のこと男として見てよ、優」
「もう……、そんなこと言わんでや、ドキドキしてまうわ。年甲斐もない……」
「そんなことないよ、優すごく可愛い」
「んんっ、もうッ。大人をからかって……。いけない子やなぁ」

子供扱いしないで、とも思ったが、それはそれで興奮した。
先生は、ハァハァと荒い息を吐きながら、グチュッ、グチュッ、と尻穴を指で弄る。一本かと思ったら、三本の指がまるまる入っているのが見えた。

「んん……、日向、先生のケツメコに、童貞チンポ入れたい?」
「ん、あ、あ、い、いいんですか?」
「いいんですかちゃうやろ。入れたいか訊いてんねん」

先生の口調は優しかった。お腹にぴったりと張り付くくらい勃起したチンポの先っぽから、トロトロと汁が垂れる。

「い、入れたい……」
「ちゃんと言わな分からんで」
「優のお尻マンコに、チンポ入れたい……」

俺が言うと、先生は机に体を預け、尻たぶを広げた。トロッとクリームが垂れた尻の穴がヒクヒクと動いている。

「慧、ちゃんと入れられる?」
「う、うん、できる、と、思う」
「ええ子や。ゴムは持ってる?」
「あ、あ、う、持ってない……、です」
「ほんなら、これ使いや」

ニヤッ、と笑って、先生はカバンに入った財布からゴムをひとつ取り出した。何か言いたくなったが、何も言わないことにする。

「付け方わかるやんな」
「うん、わかります」
「それ逆やで」
「あ、はい。わかります」
「分からないことは素直に言いや」

先生に教わりながらゴムをつけ、先生の茶褐色のくぼみにチンポを押し当てる。なかなか入らなくて、穴をヌルヌルと擦っていたら先生からクリームを渡された。チンポに擦り付けて、グッ、と力を込めると、先生のかたいお尻を割り裂くようにズプズプとチンポが入り込んでいく。
先生の中は、狭くてきつかった。チンポが、あたたかくてねっとりとした壁に包まれている。気持ち良すぎて、体がぶるぶると震えた。

「童貞卒業おめでとう、慧。これで一人前の男やな」
「ん、あ、あ、は、はっ。はふっ」
「どうや?先生のオメコは」
「あ、あ、きもち、いいッ、あ、あ、出ちゃっ、出ちゃうッ」
「こらっ、まだ出したらあかんで」

少し腰を引いてみると、ちゅーっ、と先生のお尻マンコが俺のチンポに吸い付いてくる。体がゾクゾクと泡立つ。

「くっ、くぅん……、ああッ、出ちゃうよぉ……」
「あかんて、がーまーん」
「んっ、あ、ごめんなさい、無理っ!出るっ、出る出る、んっ、あ、あ、あーっ!」

ものすごい勢いの精液を、びゅーっ、びゅーっ、とゴムの中に出す。先生のお尻は、プルプルと震えて俺の射精を受け止めているみたいだった。中の肉が、敏感なチンポに絡みついてくすぐったくて苦しい。

「んっ、あ、あ、ごめんなさい……、出ちゃったぁ」
「ええよ、気持ちよかったんやな。よーさんぴゅっぴゅできてえらいなぁ」
「あ、あ、んっ……、か、かっこ悪い……、ううう」
「しゃあないて、初めてやもんな」

チンポを抜くと、コンドームの先っぽにたっぷりと白いザーメンが溜まっていた。先生は肩で息をしながらも、ゴムを外して、先を縛ってくれた。

「元気でよろしいな」

先生はまたしゃがんで、俺のチンポにちゅっちゅっと口づけをした。そのまま、舐めるようにしゃぶる。敏感な部分を弄ばれて、くすぐったい。先生のしゃがみ方は、不良がたむろするときのしゃがみ方みたいで下品で、なんだかそこにも興奮した。

「んむぅ……、んっ、んふっ。むっちゃ出たなぁ。チンポにザーメンがこびりついとるで?」
「あ、あ、あっ、んん、んっ」
「まだ出るやろ?キンタマ空っぽになるまで絞りとったるからなぁ」

たぷたぷと手のひらでキンタマを触られる。自分でもあんまり触ったことのないそこを先生に触られるのは、無防備な自分を晒しているようで緊張した。さっき出したばかりなのに、チンポは少しずつ固さを取り戻していた。

「すぐかたくなるんやなぁ、かわええわ……」
「んはぁっ……、そ、そんなに吸ったらまた出る!」
「あかんよ。出すなら、先生の中で出しや」
「えっ、あ、あ、あっ!」

先生は俺を椅子に座らせ、膝の上に跨った。蛍光灯の明かりで、先生の顔が影に隠れて見える。クリームを継ぎ足してヌルヌルと指でいじると、先生はそのまま、俺のチンポを掴んでグッと中に引き込んだ。

「あ、あ、ご、ゴムッ……」
「ふふふ」

さっき、生徒にはゴムをつけろと言ったくせに。

「んっ。あ、ああっ、入ったで……」
「はぁ、あっ、あ、あ、ん、んんっ」
「ふうっ、ふうう……、やらしい顔して、そないに先生の生オメコ気持ちええか?オラッ、言うてみろ」
「はひ、まんこぎもぢいッ!チンポ溶けちゃうぅうッ」

先生は、器用に上下左右に腰を揺らしながら、俺にキスをしたり、恥ずかしい言葉を耳元で囁いたりする。

「優、出ちゃうよぉッ。また出ちゃう……」
「またぁ?二度目やろ?早すぎやで。ただでさえ皮余りの恥ずかしいチンポやのに、その上早漏なんて情けないわ」

先生の腰が止まる。罵倒されて恥ずかしいのに、チンポの先っぽが先生の中できゅんきゅんと善がっている。

「慧のだらしない包茎早漏子供おチンポ、先生が躾たるからな……!オラッ、気張らんかいッ!」
「んあっ、あ、あ、あ!あっ、ああっ」

再び腰が動き始める。先生は、すっかり俺をいじめるのが楽しくなってしまったようで、キスしながら喘ぐ俺を見てにんまりと笑っている。

「出そうになったら言うんやで。そのたびに腰の動き止めたるからなぁ」
「んやっ、やだぁ……、んぁっ、あ、あ!」
「ふふっ、嫌や言うとるのにチンポは元気やで。慧のデカマラ、先生のオメコの中で、びくんっ、びくんっ、って動いとるやんか」

そう言うと、先生は俺の耳に舌を入れてきた。ゾクゾクして、思わずあられもない声が出る。先生はレロレロと俺の耳の穴を舐め回しながら、はぁ、はぁ、と熱い吐息を吐いた。

「んんんっ、はぁ、ンッ。慧、タマタマに溜まったプリップリのザーメン汁、先生のぬっくぬくのケツメコにびゅーっ、びゅーっ、って、たぁーっぷり中出しすること考えてみや」
「んやぁあ、あ、あ、中出し、中出し……。はふっ」
「ふふっ、腰動いてんで?カクカク情けない腰振りして、そんなに先生の中にくっさい早漏汁出したいん?」
「んぁ、あひ、あひゅっ、だ、出したい!中出ししたい!出る、出るッ!」
「あ、か、ん、よッ」

グッ、と腰を押し付けられ、動きを止めたままキスをされる。ムズムズしてたまらない。早く出したい、先生の中にたくさん出したい。エッチなことしか考えられない。先生は何度も軽いキスをしながら、俺のキンタマを指先で弄ぶ。

「優、もうダメ、出したいよう」
「んー、もうあかんの?しゃあない子ぉやなぁ。出したいならおねだりしぃや」
「は、はうっ、う、んんッ。ゆ、優の中に出させてください、お願いしますっ」
「甘いわ。そんなんで中出しさせてもらえると思ったん?」

冷たい声で、先生がつぶやく。ゾクッ、として、未だ触られているキンタマが、ギュッ、と縮こまった感じがした。

「あ、あ、あうっ、ご、ごめんなさい、わ、分かんな、くてッ、あ、あ」
「しゃあないな。恥ずかしいおねだりの仕方、せんせえが教えたるわ」

そう言って耳打ちで教えられた台詞は、想像を絶するほど恥ずかしいものだった。

「うっ、え、そ、それ、本当に、言うの?」
「別に言わなくてもええよ。その代わり、中出しはお預け」
「ん、あ、あ、あうう……」

まるで、罰ゲームを受けさせられているみたいだった。でも、先生にキスをされていたら、気分が浮かれてそれどころではなかった。このあったかい中に精液を出せるなら、もう恥ずかしいことくらい、どうでもいい。

「み、みっともない包茎マゾチンポから、白いおしっこびゅるびゅるお漏らししてるとこ、優に見られたい、ですっ。くっさい早漏ザーメン汁お漏らしさせてください……。お願いします、うっ、ううう……」
「アッハッハ、恥ずかしいなぁ、チンポビクビクしとるで?ホンマにマゾやんか」
「あっ、あう、は、はひぃっ、マゾチンポイキたいれすっ!ん、んんっ!」

先生の腰が、ゆっくりと動き出す。ズポッ、ズポッ、ニュプッ、ニュプッ、といやらしい音がして、脳味噌の奥まで犯されていきそうだ。

「ええよ。慧のピチピチ精液、オシッコするみたいに遠慮なくたっぷり出しや!気持ちよぉなるためだけの無責任中出しザーメン、全部受け止めたるからな」
「あ、あ、ん、あ、あ、そ、そんなっ、は、あ、あ、出るっ!出ちゃうっ!な、中に出すッ、中にっ、優の中に全部ッ、ザーメン汁全部出すっ!あ、あ、出ッ、ん、ん、んんっ……!」

びゅぐぐぐっ、と、濃い精液がサオを通って先生の中に吐き出されるのを感じる。

「あ、あっ……。慧のマゾチンポ、先生の中に、どくん、どくん、って、一生懸命たーっぷり濃厚精液出しとるよ……。先生に種付け気持ちええんやな」
「あ、あ、あへっ、気持ちいいッ。種付け気持ちいい、精子出てる、優の中に出してる……!あ、あ、んっ、んっ、んっ!」
「んふっ、長ぁ……。どんだけ出すねん……」

射精が終わると、先生はまたキスをしてくれた。舌を絡ませ、逃さないというようにベロベロとねぶる。ヨダレが顎を伝い、ポタリ、とどこかに落ちた。

「んふぅ……。スケベ汁よーさん出たな。気持ちよかった?」
「ん、き、気持ちよかった……、ん、あ、あ、あっ、待っ」
「ふふふっ、自分ばっか善がってたらあかんやろ?」

出したばかりだというのに、先生はまたすぐに腰を動かし始めた。敏感な亀頭に、先生のあったかくてぬるぬるした肉が擦れるたびに声が出る。出した精液が漏れ出て、太ももが気持ち悪かった。

「んっ、はぁあ、すぐかたくなるなぁ……。ホンマに気持ちええわぁ」
「あ、あ、ゆうっ、む、むりっ、ダメッ、苦しいッ!」
「ふふふっ、苦しいのに感じてまうんやろ?んっ、ん、慧、先生のおっぱいさわってや」
「お、おっぱい……」

捲り上げられた先生の胸は、もちろんペタンコだった。少し筋肉がついているが、盛り上がっているというほどでもない。

「乳首、つまんで。ぎゅーって引っ張って……」
「んっ、こ、こう?」

人差し指と親指で、先生のちっちゃい色の濃い乳首をつねる。痛いんじゃないかと不安になったが、先生は気持ち良さそうな顔で俺のチンポを締め付けた。

「んぁあぁ……、気持ちえぇわぁ。んっ、ん、んぁあ、ハメながら乳首いじられるの好きッ……」
「すっ、すごい、……え、エロ……」
「あーっ、あ、あ、あ、慧、イキそうッ……、慧のぶっといチンポでイってもええ?」
「うっ、うん、い、いいよっ。優のイってるとこ見せてっ!」

先生のチンポは半勃ちで、腰を揺らすたびにぶるんっ、ぶるんっ、と揺れた。乳首を強くつまみ、キスをすると、腰を動かす速度がだんだん早くなっていく。

「あ、あ、あ、慧ッ!イク、慧のチンポでイクとこ、見ててや!ん、ん、あ、あ、イっ……、んっ、イクぅううッ……!」

叫ぶように言うと、先生は俺をギューッと抱き締めた。中が一気に熱くなる。俺はもう我慢できなくて、イったばかりの先生の腰をつかみ、上から突き上げた。

「ちょぉっ、慧ッ、こらっ!何してッ、あ、あ、クッ……!くぅうっ!」
「ごめんなさいッ、んんっ、もう我慢できないっ!」
「んっ、くっ、ぐううッ!もうっ、アホ犬ぅ……!」
「ごめんなさっ、あ、あ、出る!」

びゅるるるるっ、と先生の奥に三回目のザーメンを吐き出す。

「はぁあぁ、気持ちいい……」
「俺の体はオナホちゃうぞ、ごらぁ」
「ご、ごめんなさい……」
「サクッと抜いてんちゃうねん」

先生は俺の頬をつねったが、そのあとには笑ってキスをしてくれた。
腰を上げると、どろっ、と大量のザーメンがこぼれ落ちる。先生は苦笑しながら、タオルとティッシュで臭いのきついドロドロのザーメンを拭き取り始めた。俺も慌ててポケットティッシュを広げ、先生の体や自分の体を拭いた。

「これやから元気な若者は困るわ」
「せ、先生も元気だったけど」
「ふは。まだまだ現役やで」

トランクスを履き、ジャージを上げると、さっきまであんなに乱れていた先生は、いつものホームルームのときの先生に戻っていた。だが、頬はどことなく上気していて、息も、少し荒かった。

「ふふ、どうしたん?そんな顔して。早よちんちんしまいや」
「あっ、……」

パンツを履いて、チャックを上げてベルトを締める。なんだかこの一連の動作もさっきまでの行為を連想させて、三回出していなければ勃起していたかもしれない。

「せっ、先生……」
「もう、優って呼んでくれへんの?さみしいわ」
「だ、だって、恥ずかしい……。ゆ、優……」
「はぁ、かわええなぁ。今度は先生の家でやろうな」
「えっ、……あ、あ、うぇっ?」
「童貞奪っておいてさよならは、流石にひどすぎるやろ。俺今付き合うてる人おらんしな」

先生は俺の腰を抱いて、背伸びでキスをしてくれた。ちゅっ、と可愛らしいリップ音の鳴る、簡潔なキスだった。

「誰にもナイショやで。先生手が後ろに回ってまうからな」
「わ、分かってますよ!で、でも」
「でも何?」
「前川には、彼女いらないって言わないと……」

そう言うと、先生は可笑しそうに笑った。




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