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CRO×QUAR 徹夜×志摩
弟受け,足コキ,プチSM,胸糞エンド,本番ナシ

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どうして、だったっけ?
気が付いたら人のデスクに座る徹夜が、志摩の股間の上に靴のまま足を乗せていたんだ。

「ちょっと志摩くん?勤務中に股間に血液集めるとか、どういうこと?」

あ、思い出した。
電話当番で他の社員が帰ったあと、待機してたからデスクで、ついうたた寝しちゃったんだ。
連勤続きで疲れてたし、色々と溜まってたし、男の本能的なアレが働いちゃって、ついついのついついでエッチな夢見ちゃったんだ。
それはもう、とてもとても気持ちのいい夢でした。
が、そこで徹夜が取り引き先から帰ってきて、ハッとギリギリのとこで寝てたことはバレなかったんだけど、ムクムクな股間を見られてしまいこの有り様。
志摩も起きて直ぐだったから逃げそびれちゃって、気づいたらこうなってたんだ。

「ひーッ!やめて!俺のエクスカリバーを、そんなお粗末に扱わないで!」

「これのどこがエクスカリバー?ただのー・・・、ただのしょぼちんじゃん。」

「・・・せめて何かで例えてくれませんか?そんなモロ言わずに。」

「無理無理。そんなの例えられた側が失礼でしょ。しょぼちんは所詮しょぼちんで、以下はあるけど以上はないんだから。ちゃんと自分の現実ぐらい受け入れたら?」

「うるせーっ!!」

けれど今はそんなことどうでもいい。
股間にいる徹夜の足が気になって仕方ないんだ。

「ねえ。感触が段々ハッキリしてきてるんだけど何?これ。これ何?」

あ・・・、あ・・・、あ・・・っ!やめてやめて!
そんなピンポイントでグイグイグニグニしてこないで!
靴底のデコボコがいい感じに擦れて気持ちぃ・・・。あ、じゃなくて!
本当に勃っちゃうから!ガチで勃っちゃうから!
兄の徹夜の足で勃つとか、本当に嫌だからやめてー!
しかし一度「あふっ」「おふっ」と生まれた刺激を感じたのが最後。
そんな志摩の悲痛な思いは裏切られるかのように、さっきのムクムクが、より『おはよう』とくっきりきっかり起き上がってしまう。

「志摩くん。まさかだけど、こんなので感じたとか言わないよね?」

「・・・なわけ、ないだろ?」

「ふーん?」

すると、

「じゃあこういうのはどう?」

そう言いながら、足に入れる力をグッと強くしてきた徹夜。
乗ってるというより踏んづけられていて、志摩も思わず痛いと叫ぶ。

「やめろバカ!踏むなって!流石に痛いだろ!!」

「志摩くんのことだし、痛い方が好きかなって思って。」

「人を勝手にMにするな!!」

「え。でも好きでしょう?こういうの?」

「はぅっ!?」

だからと言って加減されることはなく、そのままグリグリと強い刺激をくれるものだから、思わず妙な声まで上げてしまった。

「なに?今の声?やっぱり感じてたんでしょ。」

「違・・・っ。んなわけ。」

「口数減って荒い息遣いで否定しても、説得力なんてないよ。」

おかげで徹夜を調子に乗せてしまったのだろうか。
志摩の「やめろ」という言葉も届いてないのか、このまま面白半分で擦り続けてくる。

「こんなので悦んでたら志摩くんもドMだよ?ふかみんのこと悪く言えないよ?ねえねえ。」

「一緒に・・・ぁ、するな!やめろよ!」

「オス喰い狼さんは、やっぱり下のが正直だね。ガチガチに腫らしておきながら何言ってんの。ほらほら、こういうのお好きなくせに。」

「ああ、もう本気でやめろって・・・!出るだろ!」

そのせいでー・・・。

「あ・・・ッ!」

「あ。」

頭まで突き抜けるような快感が志摩に。
溜まりに溜まっていた今までのモノがダラダラと先端から漏れ出してしまい、股間が一気に不快で気持ち悪くなる。
しかもその現象は、足から徹夜にまで伝わってしまい把握された模様。

「ちょっと。何、本気でイってんの?!」

「うるせー・・・ぇっ。仕方ないだろっ、こっちだって溜まってたんだから・・・!」

「うわー。最悪なんだけど。」

最悪なのは、こっちも一緒です。
だがやったのもやり始めたのも徹夜なのに、全ては志摩がイったせいに押し付け。

「汚いな、もう。ちゃんと片しておきなよ。会社の椅子まで汚してたら給料から差し引いて弁償させるからね。」

最低な溜め息まで吐き、このままほったらかして、先に帰って行く。

「・・・・・・・・・。」

不幸中の幸いで汚れてしまったのは下着だけ。
残された志摩は自分のパンツを洗おうとしたが、もう履きたくないからビニール袋にしまって捨てる。
やっぱり自分の兄貴は最低で最悪。
その間も徹夜にそんな印象を強く抱いて、スボンの中がスースー落ち着かないまま、本日の業務を終えたのでした。




ー E N D ー


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