彼が居るであろうそこに向けて声を発する それは跳ね返って |
「(ん、メールきた)」 |
一生懸命 に抗うキミが滑稽に見えた |
お腹空いた |
傷つくのが恐いなんて嘘でしょう |
「同棲も考えものだな…」 「?、なんで」 「仕事に行きたくなくなる」 「…おい」 寝れねーーーーーよ(´_ゝ`) |
願わくば、きみが安らかに眠らんことを。 (贖し続けることなど代償として余りあるくらいなのだから) |
「やほ、げんきー?」 「六花…じゃねぇなお前、くりこか」 「ふは!バレるの早っ。やっぱひぃさまの目は欺けないかぁ」 「暇だなお前も」 |
「なーに泣いてんの」 「るせ、泣いてねえし」 こんなときばっか、優しくしてんなよ 元はと言えば全部お前の所為なんだかんな |
気づいたら簡単には切り捨てれない所まで来ていて 自分も温くなったものだと、心の隅で独りごちる この落とし前どう付けてもらおうか 諦め半分呆れ半分 唇は弧を描いた |