◇主な登場人物---随時更新されます---
セツ
弟とほぼ二人暮らしのバーテンダー。
くすんだ金髪にピアスのいかにも軽薄ですよなホスト顔。二重くっきり睫毛もくっきり。ワックスでくしゃらせた髪は濡れると少し跳ねる。176cmで体型は細身。
楽しいことが好きで女遊びが激しい。激しかった。自分に優しくしてくれるひとに弱い。酒も煙草ものむけど比重は酒が重め。
津軽万里（つがる・ばんり）
由緒正しいお家柄のお坊ちゃん。
墨を流したような黒髪に三白眼気味の黒い瞳。笑顔が穏やかなので分かりにくいけれど目つきは悪い。喋らないと冷酷そうに見える。弓道部で若干筋肉質な体つき。
真面目で歳の割に達観している。好意は口に出すタイプ。反抗期を迎えたつもりでいるけれど実際は全然そんなことない。
由良暁人（ゆら・あきひと）
兄思いの要領よしな末っ子気質。
暗めのアッシュブラウンの髪は季節によってトーンを変える。ワックスの扱いならお手の物。軽くてチャラそうで高いピアスつけてる。すらっと細身。
酒も煙草も喧嘩も女も大好きな不真面目代表。そこそこ強いが弁えてるので無茶な喧嘩はしないタイプ。何事も楽しくないと嫌。
城里大牙（しろさと・たいが）
世話焼きなお人よし。
襟足長めの黒髪。僅かにツリ目で、強いネコ科という感じの顔つき。前髪はざっくり分けて視界良好。剣道部。竹刀を持たせるとかなり強いスポーツ体型。
幼馴染に振り回されがちなストッパー役。学校にはつけていけないけどシルバーのアクセサリーが好き。シンプルなのがいい。
茅ヶ崎佑護（ちがさき・ゆうご）
色々あってグレた一匹狼。
前髪長め襟足短めの黒髪。しなやかな筋肉がサバンナの肉食獣っぽい。ボクシングをやっていた。喧嘩が強いが、もう自分の体に頓着しないので傷が多い。
基本無口で不愛想だけど妙なとこで律儀。笑いのツボは浅い。喧嘩は売られれば言い値で買っていた。雨の日は膝を庇って歩く癖がある。
清水宏隆（しみず・ひろたか）
三兄弟の真ん中になった元一人っ子。
前髪襟足どっちも長め。飴色の瞳。淡い金髪はくくったりハーフアップにしたり気分によって適当。ひょろくてふらふらした歩き方をする。
台詞のテンポや間合いが独特で、本人は直球で喋っているつもりでも時折伝わってない。ぼんやりしているようで興味のあるひとのことはよく見ている。
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津軽遼夜（つがる・りょうや）
心労多めの本家嫡男。
三白眼に薄い唇の、厭世観漂う冷たそうな雰囲気。前髪は目にぎりぎりかからないくらい。筋肉質かつ力が強い。見た目より体重が重くて驚かれるタイプ。
外見で誤解されがちだが声音も表情も柔らかいので喋ることで印象がよくなる。ただ、やっぱり価値観は普通より若干ずれてる。
高槻敬吾（たかつき・けいご）
家事万能な喫茶店店主。
髪も瞳も全体的に優しい茶色の甘そうな色合い。顔面偏差値完全勝ち組。身長は180cm↑でしっかり筋肉あるのに着痩せする見栄えよしなモデル体型。
赤の他人には愛想がいいが普段は言葉少なな無表情。一度誰かを懐に入れると色々な意味でめちゃくちゃ甘くなる。スイッチのオンオフが激しい。
八代遥（やつしろ・はるか）
四人姉弟の末っ子長男。
猫のような瞳で女性的な顔つき。柔らかい黒髪で、前髪は目に届くくらい。華奢な体。背が高いので余計に細く見える。
頭がよく人望がある。何かに優れたひとが好き。基本的には博愛主義者。自活力は可哀想なほどに無い。寒いのは苦手。
奥智久（おく・ともひさ）
ガラの悪い文学青年。
「奥さん」って呼ぶと怒る。チョコレートブラウンのふんわりした髪に瞳のくりっとした童顔。周囲に比べて小柄。見た目を裏切る口の悪さ。
酒も煙草も並以上にのむのに年齢確認されまくるのが解せない。自分の執念深さとうまく付き合っていくことに楽しみを見出し始めた。