うちはさん家の気まぐれ猫
5話
◇◇◇◇◇
猫は気まぐれです。
眠くなったらお昼寝して、遊びたくなったら目を覚まします。
でも、うちはさん家の猫はもっと気まぐれです。
猫の名前はサスケ。
手入れの行き届いた漆黒の毛並みは絹のような光沢を放ち、アーモンド型の瞳は黒曜石を嵌め込んだように煌めいています。
古の時代、日本を影で支配したとされる火の国の隠れ里、木ノ葉の忍達に寵愛され、また稀有な血筋、血継限界をその身に受け継ぐ、血統書つきの高貴な猫なのです。
そして、その血に恥じない容貌を持つ、それはそれは美しい猫です。
けれど、作り物のように綺麗だからといって、侮ってはいけません。
シャープな肢体を鞭のようにしならせ、どんなに高い場所にも軽々と飛び乗ってしまいます。
細身に見える四肢だって、力はとても強いのです。
一言:
私はサスケファンなので、調子に乗って猫サスケをホメまくり(笑)
血継限界に深い意味ありません。
サスケが美しかろーが血筋が良かろーが、話の流れには関係ないです(^^;)
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