COUNTDOWN
*Attention
moreからあとがきと補足へ
感想、ご希望のキャラ等はコメントへ
日によってはR15程度のものもあります。
ご注意くださいませ。
*発売日決定につき再開*
▼あと140日
〜Sakaki〜 美しいピアノの音。誰が弾いているのだろう。私は音楽室の扉をそっと開け、目に飛び込んできた光景に妙に納得した。悠然と鍵盤を叩くいつになく穏やかな横顔。ドアを一枚隔て、奏でられる音色に耳を澄ませながら、ゆるやかに流れる放課後の時。
▼あと141日
〜Niou〜 かつて想いを寄せた相手を偶然見かけた。伸びた前髪に落ち着いた服、そして左手に光る証。まるで知らない人のように感じ、声をかけそびれる。幸せになれたのなら良かった。そう思いつつも、強引にでも自分のものにしておけばよかったと、過去を思い返してはノスタルジーに浸る。
▼あと142日。
〜Tezuka〜 行って欲しくない。近くにいたい。 伝えられることなく、貴方が出発する日を迎えた。建前のような”がんばってね”と、笑顔。貴方は「必ず迎えに来る」と言うけれど、それでもきっとまたいつか、置いてけぼりを食らう。ねえ、いつになったら貴方を近くに感じられるの?
▼あと143日
〜Atobe〜 愛している。届けと願いながら、愛おしくて堪らない名前を呼ぶ。すると返ってくる無垢な笑顔に、切なさが込み上げた。俺の秘めた想いは、誰にも明かすことはない。お前は無邪気に返事をする。「どうしたの?お兄ちゃん」
▼あと144日
〜Shishido〜 短髪にして少し経つけれど、まだ少し見慣れない。また伸ばすの?と尋ねると、「もう伸ばさねえよ」と決意の込もった声で告げ、そして「短髪、似合わねえか?」と自信なさげに笑う。努力家で真面目で真っ直ぐな人。そんな貴方はいつだって誰よりも格好いいに決まっているのに。
▼あと145日
〜Sanada〜 堅物な貴方が、部屋でだけは「手に触ってもいいか」と私を求めてくれる。怒られると予想して、どこにでも触っていいよと冗談めかして言うと、「わかった」と私のブラウスに手をかける。驚いて名前を呼ぶと、「からかった仕返しだ」と意地悪に笑った。
▼あと146日
〜Fuji.s〜 仰向けになった君の白く美しい背中に、目眩がした。触れてみてもその肌は滑らかで、独占したい衝動が込み上げる。切なげに僕の名前を繰り返す君。どうか僕だけの君でいて。そう願いながら、その白い背中に痕を付けた。
▼あと147日
〜Fuji.s〜 眠る貴方の顔に向けて、カメラをそっと構える。バインダーを覗くと、その瞬間に貴方は目を開いた。いつものお返しをしたかったのに、という私の言葉に貴方はくすりと笑い、「じゃぁ、一緒に撮ろう」と私の手を引いてその腕の中に閉じ込めた。
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