カウントダウン | ナノ

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日によってはR15程度のものもあります。
ご注意くださいませ。

*発売日決定につき再開*



あと116日

〜Sanada〜
フライパンを取ろうとするも、手はあと少し届かない。すると後ろから伸びてきた手はそれを軽々取った。「これか?」「…ありがとう」小さい頃は逆だった。でも今では年齢くらいしか貴方には勝てない。「弦一郎、大きくなったね」「当たり前だろう」「寂しいなあ」「何を言う。漸くお前を護れるようになったのだ」遅すぎたくらいだ。そう告げる貴方は、私の知らない男の顔をしていて、なんだか落ち着かなかった。

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com:0   14.07.14 00:58

あと117日

〜Sengoku〜
誰にでも優しい貴方が好きだった。でも、誰にでも優しい所が嫌いだった。「俺と一緒に来てほしい」そう言った貴方を拒否したのは、私。傷付いた貴方の瞳が脳裏を離れてくれない。嫉妬でおかしくなりそうな私を、知られたくなかった。あの時、差し出された手を握ることが出来たなら、貴方は今も傍にいてくれた?

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com:0   14.07.12 23:25

あと118日

〜Shishido〜
爽やかで、優しい人だ。それ故に私は少し、物足りない。啄ばむようなキスをして顔を離すと、その瞳には確かに熱が宿っているのに、貴方はそこで止めてしまう。貴方に触れていたくて、離れかけた首に腕を回して引き寄せる。驚く貴方を無視して、先程よりも深く口付けてから解放する。もっと、と告げると、困った顔をした貴方が「どうなっても知らねえぞ」と、不器用に触れてくる。そうだ、私は真面目で優しくて不器用なこの人を、好きになった。

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com:0   14.07.11 22:50

あと119日

〜Oshitari〜
私は、この男が怒っているところを見たことがない。いつでも余裕があって、私と目が合うと柔らかく微笑んで、ワガママを言っても嫌な顔一つせずに受け入れる。「侑士は、機嫌悪くなったりしないの?」尋ねると、今日も今日とて穏やかに笑い、「せやなあ、それは自分次第やなあ」「私?」「せや、俺以外の男のとこ行ったら、覚悟しときや?」そう告げた。その言葉が本気だとはどうしても思えなくて、つかみどころのないこの男を、もっと知りたいと思ってしまう。これこそが侑士の策略だと知っているのに。


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com:0   14.07.10 18:52

あと120日

〜Hyotei〜
1人の頂点とその元に集う200人。そこにあるのは尊敬や憧れではなく、闘争心。誰もが上に登りつめたいと、俺が1番になりたいと闘う。けれど、だからこそ彼らは知っている。それぞれが賭ける想いの強さと、流した涙の数を。コートに立つ8人は、その全てを背負う覚悟を持った者達。故に彼らは強い。さぁ、全てを背負う覚悟はあるか?


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com:0   14.07.09 23:40

あと121日

〜Atobe〜
部活が終わり、部誌に記入する貴方の手元を覗き込む。そこには私よりもずっと綺麗な文字が綴られていて、そしてその手元もうっとりするくらいに美しい。見なければよかった、と思った。慌てて目を逸らすと、貴方が喉を鳴らして笑う。全てを悟り、それでも貴方は何も聞かずに「あとちょっとで終わるから、いい子で待ってろ」とだけ言う。はやく、美しい貴方に触れたい。はやく。


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com:0   14.07.08 09:03

あと122日

〜Tezuka〜
今年も今日は雨。空を見上げてもそこに天の川は見えない。これでは織姫の元に彦星は辿り着けないに違いない。「私と同じだね、織姫」、貴方に想いを馳せ、開けた窓を閉めようとした時、何かが雨を弾く音が聞こえてくる。傘だ、と気付いた瞬間にその存在を確認し、私は慌てて玄関へと走った。天の川はないのに、どうやって貴方はここへ辿り着いたのだろう?


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com:0   14.07.07 07:49

あと123日

〜Niou〜
ふと見上げた空に、浮かぶ無数の光。気付いた時にはそっと教室を後にしていた。少し早足に階段を昇り、その先にある扉を開ける。「早かったのう」と言いつつシャボン玉を作り続ける貴方。それは、彼からの”来い”というサインであることを、私は知っていた。


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com:0   14.07.07 07:48

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