でんせつ紹介


ALL*アジア*イスラム*ヨーロッパ・アメリカ*古代オリエント・エジプト*周りの人

マムルーク朝(バラー)
【イスラム】

「俺はただ進むだけだ。それしか道はない。」


1250〜1517年
首都:カイロ
トルコ系マムルーク軍団の建国したスンナ派のイスラム王朝。
一番の活躍は1260年のアイン=ジャールートの戦い。
イスラム諸王朝最大の権威であるアッバース朝のカリフを、モンゴルの征西から守り抜いて、モンゴル軍を撃退した戦い!この時攻めてきたのは、のちにイル=ハン国を建国するフレグ。この戦いでも活躍した将軍、バイバルスはマムルーク朝の基礎を築いた。
十字軍とも戦ったりした。
オスマン帝国に滅ぼされる。

ファーティマ朝(アーデル)
【イスラム】

「僕は僕のやり方で、この世界を変えるんです。」


909〜1171年
首都:カイロ
エジプトのシーア派イスラム王朝。10世紀後半に最盛期。紅海、地中海での貿易が盛んだった。シーア派文化の中心としても栄えるが、11世紀にセルジューク朝や十字軍の攻撃によって弱体化し、のちにアイユーブ朝の始祖となるサラディンに政権をとってかわられる。

ナスル朝(マグド)
【イスラム】

「アルハンブラは美しい。だが、争いは、美しくない。」


1232年〜1492年
首都:グラナダ
グラナダ王国とも呼ばれる、イベリア半島最後のイスラム王朝。アルハンブラ宮殿を造営した。後ウマイヤ朝以降の経済や文化を継承して繁栄した。
レコンキスタに最後まで抵抗するも、敗れる。

ステュアート朝(バーナード)
【ヨーロッパ・アメリカ】

「私にお任せを、この屋敷をより完璧なものにしてご覧にいれましょう」


1603年〜49年、1660年〜1714年
テューダー朝断絶後、スコットランド王ジェームズ6世がジェームズ1世として即位し、成立する。
1642年から行われたピューリタン(清教徒)革命により一時クロムウェルによる共和政が敷かれる。
とりあえず革命いっぱいあった。

スウェーデン王国(クリストフ)
【ヨーロッパ・アメリカ】

「僕は君たちとは違うから、ね」


10世紀頃〜
デンマークやノルウェーとともにヴァイキングとして海で活躍していたが、フィンランドと一緒に陸上で支配を広げていくようになる。
デンマークを盟主とするカルマル同盟の傘下にいたが、根性で独立。
ノヴゴロド公国やキエフ公国はスウェーデンの親戚。
三十年戦争に参加するなど、欧州組とのかかわりも多い。
ナポレオン戦争以来約200年感戦争をしていない。が、国防には力を入れている。
趣味は散歩。

クレタ文明(ミノス)
【古代オリエント・エジプト】

「さあお嬢さん、私とともに海の魅力を堪能しようじゃないか」


前3000年頃〜前1400年頃
クレタ人の民族系統には不明な点が多い(クレタ人はギリシア人とは違う)。ミケーネ文明やギリシア文明に影響を及ぼした。バルカン半島より侵入したアカイア人により滅ぼされる。
クレタ島クノッソスを中心に海上貿易を行った。クレタ島にはクノッソスのほかにいくつか王権が存在した。争いの少ない社会だった。
クノッソスはギリシア神話のミノス王やミノタウロスの迷宮の舞台となった場所といわれている。
エジプトとの交流もあった。

クシュ王国*メロエ王国
【古代オリエント・エジプト】

「?」


前9世紀〜後4世紀
首都:ナパタ→メロエ
クシュ人のつくった黒人国家。前8〜7世紀にはエジプトの4分の1を手に入れる大国となったが、アッシリアにおされて縮小。前4世紀以降、アスクムやローマの侵攻によって衰退。金や奴隷をエジプトに供給していた。
前6世紀初めのメロエへの遷都からをメロエ王国とも呼ぶ。
ヒエログリフをもとにしたメロエ文字は未解読。

商売上手なのだがめったにしゃべるところをみかけない。不思議君。

キエフ公国
【ヨーロッパ・アメリカ】

「ごめんなさいね、私、貧乏娘だったの」


9C〜13C
建国:オレーグ
リューリク一族のオレーグがノブゴロドより南下し、建国。10Cころウラディミル1世がお嫁さんにビザンツ皇帝の妹さんをもらい、ギリシア正教に改宗。同じころからスラヴ人と同化する。ロシアにビザンツの風を吹かせた。バトゥ(キプチャク=ハン)の西征により滅亡。

もともとヴァイキングの一族で、ノヴゴロド公国の妹。軽々と斧を振り回すようなお嬢様。スウェーデンの一派。

カルタゴ
【古代オリエント・エジプト】

「人の家に勝手にあがりこんでごちゃごちゃと…」


前9世紀のフィニキア人がチュニジアに建国した植民市。地中海貿易で栄えた。
前6世紀に西地中海の支配権をめぐってギリシアと睨みあったりした。前4世紀には地中海の覇者となるも、どこどこ力をつけてきたローマに敗れて衰退する。

シチリアは私のもの。ローマとギリシアは地中海に沈めてくれる。
常に冷静行動するように心がけているが、ローマやギリシアが来るとつい手元にあるドスを構えてしまう。意外と血気盛ん。

ヴァロワ朝(アンリ Henri)
【ヨーロッパ・アメリカ】

「あなたのその言い方が気に入らないのです」


1328〜1589
カペー朝の断絶によりフィリップ6世がフランス王位を継承することで成立。この王位継承をめぐって英プランタジネット朝と百年戦争を繰り広げる。ばら戦争ではランカスター家を支持。
行政機構が整備されていて、次代ブルボン朝への道を開いた。ユグノー戦争によって混乱し、アンリ3世の暗殺によって断絶する。

宗教の話となると途端に熱くなる。それによって血圧が上がり、めまいを起こして倒れるほど普段から低血圧。カペー朝とは親戚。
プランタジネット朝とは犬猿の仲どころの話ではない。今すぐにドーヴァー海峡に沈めてやりたい。さっさと大陸からでていけ。


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