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あとがき


この度は黒尾長編「Neverland in the glass」を読んでくださりありがとうございました。何を隠そう、この長編は「こんなに長くなるはずではなかったのに大賞」受賞作品です。笑 黒尾鉄朗が終わらせてくれなかったんです本当に。というわけで、長々とお付き合いくださり本当にありがとうございました!

私はいつもプロットを書かず見切り発車で連載を始めてしまうのですが、このお話は当初、付き合い始めたらそこで連載終了になる予定でした。が、バーテンダーの黒尾鉄朗が胡散臭すぎて、人間味が感じられないまま終わらせるのは嫌だなあと思い急遽波乱の展開を突っ込んだところ、ただのめちゃくちゃ面倒な男になってしまって申し訳ないと思っています。良い子の皆さんはきちんとプロットを練りましょう。笑 とは言え、ヒロインも黒尾も、それぞれの弱いところを見せ合って結ばれるというハッピーエンドを描けたのは個人的に満足しています。
この連載をするにあたり、カクテル言葉を死ぬほど調べました。気になる方は各話のタイトルに使われているお酒のカクテル言葉を調べてみてください。お酒自体の味や度数までは深く調べていませんしバーテンダーという職業についてもさらっとしか調べていないので、そちらの方面に詳しい方が読んだら違和感を覚えたり首を傾げたくなるようなことばかりかもしれませんが、どうかご容赦ください…勉強不足ですみません…雰囲気だけ楽しんでいただければ幸いです…
さて、あとがきの恒例、タイトルの意味についての解説タイムに入ります。笑 ネバーランドには多くの意味合いがありますが、この長編タイトルでは「夢の中の理想郷」という意味合いが強いです。最終話のタイトルも「アイ・オープナー(運命の出会い)はグラスから」としていますが、全ては1杯のグラスから始まったお話、という雰囲気で捉えてもらえれば良いかと思います。

毎度のことながら長々と語ってしまい申し訳ありません。既にお察しかと思いますが、日に日にまとまりのある簡潔な文章を書く力が衰えていっているので、どうか大目に見てやってください…
ちなみに後日談や黒尾視点のお話は、ご要望があれば書いてみようかな…というレベルなのであまり期待なさらず…でも書きたい気持ちはあります…いつも気持ちばかり…笑 それでは、あとがきまで目を通してくださりありがとうございました!

あげは

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