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2012 December04
Tuesday 13:04:58

>> 『The wizard』(80)

 魔法使い更新しました。取り敢えず1ページ。

 旦那の出張シーズンが終わり、今月から毎日旦那のいる生活が始まりました。家事も毎日やらなきゃいけないし(当たり前)、何より夕食をちゃんと作らなきゃいけない。仕事はいよいよ繁忙期。余裕を、精神的余裕をもってゆったりとZSに浸る時間が欲しい! 徹夜してもOKよ〜な不規則な生活もさようならな事態となりました。←根本的に間違っている。
 でも、忙しくて時間がないときほどZSを読んだり書いたりしたくなるのはなぜ? テスト前に漫画を読みたくなるのと同じ心理かしら。
 ゾロ誕もやりたいことがまだできていないような状態ですが、マイペースに運営していきますので、お付き合いいただけたらありがたいです。
 ZSを書く時間がなかなか取れなくて悶々とする分、ツイッターで呟いたり、無駄にチャットを開けていたりすると思います(家事やりながら携帯で参加できるもんで、ついつい)。お暇な方、のぞいてみてくださいね。

 更新がない間も拍手を押してくださる優しい皆さん、とっても励みになっています。bbsへの書き込みも、本当に嬉しいです。一緒に楽しんでいただけるって、本当にいいなと思います。自分なりに頑張ってやっていきたいなと思います。気負わずに、ですが(笑)。
category:text



2012 November24
Saturday 20:24:49

>> 更新というべきか

 CAFEシリーズには、まだ出てきていない設定や人物が結構あります。サンジとエースの過去というか生い立ちもまた然り。そのうちチラッと紛れさせるか、或いはがっつり書くかとか、いろいろ思ってはいました。
 でも、勢いでそれに触れる話を書いてしまいました。物凄く時事ネタが絡み、私の実体験を思い切り盛り込んだものになっています。ですが、当然フィクションです。非難は受け付けません。
 いずれこの話を読まなくとも大丈夫な形でシリーズには書き下ろします。ですので、ドン引きする可能性があることをご了承された方のみ、下記にお目通しください。








 目が覚めると、1人だった。壁に掛けられた時計を見ると、まだ明け方というのも早い時間だった。
 ドアの下の隙間から、リビングの光が僅かに差し込む。
 起き出してそっちへ向かうと、海外メディアのニュースを見ている後ろ姿。画面には黒煙があがる無機質な街並み。
 こちらを振り向きもしないで、指先だけちょいちょいと動かして呼ばれた。
 ソファーの空いているスペースに座ると、手にしていた水の入ったグラスを置き、膝の上に横座りしてきて、コツンと頭を預けてきた。視線は画面を見つめたままだ。
 痩身を両腕で抱き締める。
 キャスターと専門家と思しき奴らが英語で何やらまくし立てている。これだけ早いとさすがちょっと分からねえ。ただ、どこの映像で、どんな状況かは分かった。

「街のど真ん中に空爆してるみてえだろ?」

 小さな声は、やっぱり画面を見つめたままで。

「そうだな」
「あれ、街じゃねえよ」
「コンクリのマンションっていうのか分かんねえが、住宅だろ?」
「確かにな。でも、街じゃねえんだ。あれで難民キャンプなんだ」
「……難民キャンプ!?」

 それまで白い横顔を見つめていたが、思わず同じように画面を見た。
 崩れた建物を映し出しながらレポートする報道カメラマン達。これが難民キャンプ? 難民キャンプってもっとこう……。

「道路がやたらと広いだろ」

 言われてみれば。両サイドの建物が崩れ落ちても、道の真ん中は通れている。

「基準は戦車だ」
「え?」
「戦車が通れるのが道端の基準」
「戦車なんて持ってねえだろ。難民キャンプなんだろ?」
「空爆してるほうにはある」
「それって……」

 絶句した。

「どちらにも正義はある。でもよ、正義より優先しなきゃならねえもんはある」

 静かな、静かな声だった。

「エースが泣きながら食う料理。あれ、あの難民キャンプで生まれ育ったマダムの得意料理なんだ。たくさんの孤児の母親みたいな、いつも笑顔を絶やさない、明るくて素敵なマダムで。そりゃあエースの初恋も頷けるってもんさ」

 思い出してクスクスと笑うと、首筋に触れる金の髪がくすぐってえ。
 何をどう聞いたらいいのか分からない。

「『親戚や友達、大切な知り合いが殺された経験のない世代が育って初めて本当に平和が訪れたと心から思える。理性では分かっても感情がついてこない間は、真の平和とはなり得ない』。エースの父親の口癖だ」
「何……」
「あそこは俺たちのもう一つの故郷だ」

 ずっと語られない過去には、考えたこともない重さを持っていた。
 19の誕生日の時、話すと長くなると言っていた、その過去。

「……確かに長い話になりそうだな」

 そう思わず呟き、金色の髪を撫でた。

「でも、そう暗い話じゃねえよ。楽しかったことの方が何倍も多い」

 そう言って、首筋にキスをしてきた。

「布団、連れていけ」
「このままかよ」
「何か問題あるか?」
「まあ、ねえな」
「ねえのか。相変わらずムカつくな」

 口調とは裏腹に甘えたように寄りかかったままだから、そのまま横抱きにして立ち上がり、寝室へ向かった。

 そして、布団に潜ると、俺の頭を胸に抱き込めながら、静かに語り始めた。



end.
category:text



2012 November17
Saturday 18:16:32

>> 多謝々々

 勢いでサイトを開設して、本日で3年となりました。
 サイトに対するご希望、ご要望、ご意見、ご感想などなどを書き込んでいただくものを設置するかなーとか考えていたんですが、やっぱり何もできなかったー(笑)
 上記等何でもかまいません、管理人に一言声を掛けてやろうという奇特な方、拍手などからお伝えいただけたら嬉しいです。
 これからも自分の萌を形にして楽しんでいきたいと思います。
 作品に目を通してくださったたくさんの方々に、心から感謝いたしますm(_ _)m

管理人ショウ

category:未分類



2012 November15
Thursday 10:19:22

>> ゾロ誕SS第1弾

 先日のゾロ誕チャットはとっても楽しかったです!
 チャットデビューですという方もいらしてくださって、それもとても嬉しかったです。
 その中で、「魔法使いのゾロの母親を誰にするか決まらなくて」という話をしたところ、いろいろ意見を出してくださったりして、そこからミホークとかシャンクスとかとの遣り取りを妄想したりして、お陰様で候補者が決まりました。
 これまでのチャットでもそうですが、何気ない会話からアイデアを頂いたり、今回みたいな相談(!?)にのっていただいたりと、そういう意味でもチャットはとても楽しみでなりません。
 それなのに、昨日は……(泣)。残念残念〜。

 気を取り直して。
 今年のゾロ誕SS、まずは1作。
 毎年「CAFE」を書いていることに気付いて、どうしようかと悩んだんですが、ふとしたきっかけで妄想が生まれまして、今年も無事「CAFE」ゾロのお話ができました。
 これはちょっとゾロの内面も書きたい気持ちがあったりなかったり。
 思いの外早く作品をアップできたので、一安心です。
 でも、まだまだお祝いしたいと思っています♪

category:text



2012 November14
Wednesday 23:11:50

>> 私信:Mさん

 あああもう、せっかくいらしてくださいましたのに、こちらえの通知が届かず(チャットに入室があるとリアルタイムに通知がくるはずなんです)、間に合いませんでした(号泣)
 これに懲りず、またいらしてくださったら本当に本当に嬉しいです。
 ごめんなさい(T_T)
category:ZS


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