★ねた
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06/14 ( 07:27 )
【6月13日AM8:15】
「スガーっ!!」
「ぅお、優?」
「おはよっ!」
「おはよ。…何かあった?」
「なんで?」
「なんかやけに嬉しそうじゃね?」
「…もしかして、忘れてる?」
「???」
「やっぱり。どうせバレーに夢中でカレンダー気にしてなかったんでしょ」
「カレンダー?………あ、」
「誕生日おめでとう!はいこれプレゼント」
「ありがと…」
「なによ、嬉しくなさそう」
「嬉しい嬉しい!嬉しいんだけど…ていうか、嬉しすぎて反応に困った」
「なにそれ」
「やー、誕生日のこと忘れてたし朝練でも何も無かったからまさか祝ってもらえるとは」
「祝うに決まってるでしょ。ね、開けて開けて!」
「おう…タオルとテーピング?」
「うん、やっぱ普段使えるものが一番かなって。あと、これ」
「……お守り、」
「せっかく彼氏が運動部なんだし、ベタなことしておきたいなって思いまして」
「おま…ほんと可愛いなー…」
「お褒めに預かり光栄です!」
「後で鞄につけるな、これ。放課後田中に自慢してやろ」
「田中に?なんで?」
「こないだ『可愛い彼女が手作りのお守りくれて『頑張って…!(裏声)』とか言ってくれたらいいのに』とかなんとか言ってたからさ」
「なるほど。泣いて悔しがりそう!見たかったなー」
「今日は練習見にこねーの?」
「ごめん、予約してるCD引き取りに行きたいんだ。明日は見に行くよ」
「ん、わかった。誰かに頼んでムービーでも撮っといてもらうわ」
「楽しみにしてるw」
スガさん誕生日おめでとう!
ショーセツバンもかっこよすぎて優さんは瀕死です_(:3」∠)_
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06/05 ( 10:51 )
続・トリップネタ←
「優さん」
「なーに、誉先輩」
「……」
「さっき桜士郎が優さんのこと探してましたよ」
「桜士郎が?じゃあいいや大したことない用事だろうし」
「……優」
「あ、一樹会長!」
「お前俺達より年上なのに、なんで先輩とか会長とかって呼ぶんだ?」
「だって誉先輩は誉先輩だし一樹会長は一樹会長だし」
「桜士郎は?」
「桜士郎」
「………」
「僕はもう慣れたよ」
「慣れとかって問題じゃなくてだな。おい優、ちょっと俺のこと呼び捨てにしてみろ」
「え、やだよそんな恐れ多い」
「俺が呼べって言ってんだ、気にすんな」
「無理!絶対無理!!」
「……そこまで拒否されると意地でも呼ばせたくなるな」
「一樹、悪い表情になってるよ」
「放っとけ。…優、」
「…っ!」
「たった三文字だろ?呼べよ、一樹って」
「……、年下のくせに、ナマイキ…!」
「なんとでも。ほら、言わなきゃいつまでもこのままだぜ?」
「…………か、」
「……」
「………かず、き」
「なんだよ、言えるじゃねえか」
「うああああなにこの羞恥プレイ恥ずかしい…!もういいでしょ?そこ退いて、」
「嫌だって言ったら?」
「もおおおおお!!そのイケボで耳元で喋るなあああああああ!!!」
「一樹…ちょっといじめすぎじゃない?優さん涙目だよ」
「そうか?(なんだこの可愛い生き物本当に年上か?)」
「ううう…どうしてあたしがこんな目に…これだから乙女ゲームの攻略対象は…!早く二次元に帰れ!」
「いや、どっちかっつとお前が二次元に入ってきたパターンだからな?」
「うるさあああああい!!!」
トリップしたい(真顔)
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06/01 ( 15:28 )
「…嘘でしょ?」
目の前に現れた文字、そして見慣れた…液晶画面に表示されていたそのままの景色に、あたしは声を失った。
…待って、状況を整理してみよう。
仕事帰り、いつものようにバス停から路線バスに乗った。行き先は勿論会社の最寄り駅。
一番後ろの座席でTwitterを開いて、いつものように「仕事終わったー\(^O^)/バスで寝て起きたらトリップしてたらいいのにw」なんて呟いて、駅に着くまで少しウトウトしようと目を閉じた。
ここまでは、いつも通り。
いつもと何ら変わりの無い日常。
問題はこの後だ。
運転手さんに車内放送で起こされて、すいません!なんて言いながらバスを降りて。
駅に行こうと前を見たら、見たことの無い…わけじゃないけど、有り得ない光景がそこに広がっていた。
「星月学園…まじで…?」
呆然と立ち尽くしていると、おーい、という声が聞こえてきて意識を向ける。
視線の先、駆け寄ってきたのは鮮やかなオレンジの髪の小柄な男性。
見覚えのありすぎる姿に呆然とするあたしの前まで来ると、彼は笑顔で口を開いた。
「お前が例の転校生だな?小林だっけか」
「へっ?」
「俺は天文科担任の陽日直獅だ!」
知ってます…よーく存じ上げております…!
話に着いていけないあたしを気にせず、彼は喋り続ける。
「どうせ暇なんだから迎えに行ってこいって琥太郎先生に言われてさー、人使い荒いんだよなぁまったく」
「あ、あの…あたし」
「ああ、寮には後で夜久に案内させるからな!荷物ももう部屋に届いてるから心配すんなよ!とりあえず生徒会室に連れてけってことだから行くぞー」
荷物ってなに…!
疑問は増えていくばかりだけど、ずんずん進んでいく直獅…先生、に、いつまでもここにいるわけにもいかず慌てて着いていく。
うわあ…やばい、あの噴水もグラウンドもゲームのまんまだ。
しかもめっちゃ見られてる。
まあ当然かほぼ男子校に女がいるわけだし。私服だし。
ていうかあたしとっくに成人してんだけど転校生でいいのかな…。
情報処理が追い付かずどうでもいいことを考えていたら、いつの間にか生徒会室に着いていたらしい。
「不知火ー!転校生連れてきたぞー!」
「ありがとうございます、陽日先生」
室内から聞こえてきた声に思わず過剰反応する。
このあたしが間違えるわけがない、CV中村悠一。
にわかには信じられないけれど…星座彼氏最愛どころか二次元最愛の彼が、確かに、現実として、この先にいるらしい。
「…小林?どうした?」
「え、いや、あの、ここここころのじゅんびががががががが」
「?」
ドアにぴったりと張り付くようにしゃがみ込んだあたしを見て、直獅先生(もうそう呼ぶことにする)は首を傾げる。
どうしようどうしよう、まともに話せる気がしないちゃんと顔見れる気がしない!
ああでも写メりたい!!
今絶対顔赤いよなんだこれ恋する乙女か!
「…颯斗」
「…わかりました。陽日先生、あとは僕達が」
「そうか?じゃあ頼んだぞ、青空!」
陽日先生が去り、あたしの前に現れたのは。
「青空、颯斗…」
「はい、僕は青空颯斗です。会長がお待ちですので、どうぞ」
大丈夫ですか?と手を貸してくれた颯斗のおかげでなんとか立ち上がり、あたしは生徒会室に足を踏み入れた。
夕日に照らされた生徒会室、正面の立派な椅子に座る人物。
液晶画面の中、何度も何度も恋い焦がれた、まさにその人の姿がそこにあった。
「…お前が小林優、だな」
もう何度聴いたかわからない、耳に馴染んだテノールがあたしの名前を呼ぶ。
…これは、夢?
どうしても信じられなくて、頬をつねってみたけれど。
「……痛い」
「だろうな。これは夢でもなんでもない、現実だ」
椅子から立ち上がり、彼があたしの正面までゆっくりと歩いてくる。
「一樹会長…本当に、本物の不知火一樹…?」
「ああ。俺はお前が『此処』に来ると知っていた」
「…星詠み」
「ご名答」
あたしの反応にニッ、と笑って(ああ、その表情は知ってる)、一樹会長は続ける。
「どうやらお前の乗ったバスが次元を超えたらしくてな。俺達のせいで路頭に迷わせる訳にもいかないし、視た時点で星月先生に頼み込んで転校生って形にしてもらったんだ」
「はあ…それはどうも…」
さらりとされた爆弾発言はもうスルーして、必死に頭を回転させて情報をまとめていく。
あれ………ちょっと待って…?
「…あの」
「なんだ?」
「今、『俺達のせいで』って言いましたよね」
「ああ」
「…それって、もしかして」
今、この世界が、ゲーム本編のどこかであるのなら。
人的要因の可能性があるならば、この人の周りにそれはきっとひとつだけ。
恐る恐る聞いてみれば、たっぷりと間を開けて一樹会長は口を開いた。
「……………………翼の発明品だ」
「デスヨネー…」
予 感 的 中 。
元の世界に帰る装置を翼が発明できるまで、転校生として学園で生活することになる、というところまでセットで的中。
ねえこれなんてトリップ夢ですか?
いや夢小説じゃなくてリアルにトリップしちゃったんだけどね!
流星恋歌と同時進行できなくて(しかも着地点が見えなくて)書くのを諦めたトリップ連載を救済。
ちなみにおまけ↓
「…あの、一樹会長」
「なんだ?」
「名前と年齢、言ってもらってもいいですか…?」
「?あぁ。不知火一樹、19歳」
「………………っ!!!(生ボイスの破壊力…っ!)」
「…??」
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05/27 ( 10:03 )
「先週末は?」
「ST☆RISHのライブ」
「昨日の放課後は?」
「3MajestyのCD発売記念インストアライブ」
「今日は?」
「昼間はROT組のトークショーで夕方から音羽さんの握手会」
「…週末くらい!俺を!構えよ!!」
「アイドルはアイドルでしょう…変な嫉妬してないでくださいよ」
「ただでさえ可愛い彼女がいつも以上に可愛いカッコして楽しそうに他の男に会いに行くのを見て正気でいられるかってんだ」
「だってST☆RISHも3Majestyも公式で王子なんですもん。王子様に謁見するには正装しなきゃ」
「だからってだな…!」
「あ、もう行かなきゃ遅れちゃう!」
「おい、まだ話は」
「明日は何も予定無いから、今夜からは一樹先輩と一緒にいますから。行ってきます!」
最近の優さんは二次元アイドルに夢中です。
ST☆RISHも3Majestyも全力で応援中(`・ω・´)
一十木音也と音羽慎之助の共通点:なにかとあざとい
ちなみに不知火一樹は:色々とずるい
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05/17 ( 06:59 )
これで借りてきた設定の元ネタ。
Twitterの「RTした相互フォロワーさんを自分の世界観で小説の登場人物のように設定してみる」ってタグで相方が考えてくれたやつです(・ω・)
【優】
暖かな花の都の出身で、現在は雪の国で暮らしている魔法使い。
魔法使いを目指した理由は「初めて覚えた魔法で笑ってくれた人の笑顔が忘れられなくて」。
自分と周りが笑顔で過ごせるならそれでいいと言い、師と仰ぐ者もいない気ままな一人暮らし。
雪の国=冬組的なイメージだそうで「魔法使いかー。…前に中世パロ書いたし、この設定で続編書いたら面白いんじゃね?」とか考えた結果ですね。
でもいつもと書き方変えてるからめっちゃ時間かかるからもうやらない。
そして一樹さんが騎士団長辞めちゃったら中世要素皆無なので続きも無い。
きっといつまでも二人で幸せに暮らしたんだろうよ←適当
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