小ネタ置場
会話文やネタ中心なので未完物もボチボチ


▽一緒だったら許します
※吹円♀

バイトをしてはいけません。


「ねぇ、守」

「ん?」

「僕に謝らなきゃいけないことってない?」

「な、突然どうしたんだよっ」

「最近一緒に帰ろうと思っても先に帰るし、家に帰ってもいないからさ」

「いや…気のせいだろ」

「これが気のせいかな?」

ピラッ…。

「そっそれっ!!!」

「隣町のメイドカフェで働くマモリちゃんって言うらしいんだけどこれ、守だよね?」

「…ち、ちがぅ」

「もし、マモリちゃんが守だった場合は僕が飽きるまでこの格好をさせて奉仕させるけどいいのかな?」

「…ぅ゙」

「10秒だけ時間をあげる」

じゅーう

きゅーう

はぁーち

なぁーな

ろぉーく

「…ぅゔっ」

ごぉーお

よぉーん

さぁーん

にぃーい

いぃーち

「マモリは…俺、ですっ」

ぜぇーろ

「じゃあ次はどうしてバイト、しかもメイドなんてしてたか説明してもらおうかな」

「吹雪から貰ってるお金じゃなく自分で稼いだお金で欲しいものがあって…あそこのバイトがやろうとしてた中で一番時給が良かったからで…」

「そっか…なら、守の目的を達成するまでバイトしててもいいよ」

「ホントかっ!ありがとう士郎!」

「どういたしまして(バイトの理由が僕の為だなんて嬉しくて止めさせたくないしね)」

「俺、頑張るからっ」

「そうだね、一緒に頑張ろうね」

「え?…一緒に?」

「厨房スタッフをしながら守のボディーガードをする為に僕も明日から一緒に行って働く事にしたから」

「ぇえ?!」

「瞳子さんにはちゃんと了承も得てるし僕達の事もスタッフ全員が知ってるから大丈夫だよっ」

「ハ、ハハッ…そう。」

バイトをしてはいけません
だけど
一緒のバイトは許します。

吹雪家の約束ごとにまたひとつ書き加えられるのだった。




2011/11/29 21:38


▽おやすみ
※吹円♀

「キャプテ…(またこんな所で寝てる…)」

壁に寄りかかる様にして眠っている守の姿に苦笑しながらも
スカートから覗く足に思わず赤面してしまいながら
隠すように制服の上着を被せると
静かに守の隣へと腰を下ろすのだった

(本当、可愛いなぁ)

すやすやと気持ち良さそうに眠る姿に
吹雪も軽く眠気に誘われながらも
眠る守を自分に寄り添うように抱き寄せ
優しく髪にキスをすると
自分も静かに瞳を閉じるのだった。

(おやすみ、守)




2011/11/29 21:05


▽我慢はやっぱり良くないね!
※吹円♀


サクサクサク…

サクサクサクサク…

「守」

「んー?」

サクサクサク

「最近好きみたいだねガルボ」

「チョコなのかクランチなのかわからないこの食感がたまらなくてw」

「チョコはカロリー高いし食べ過ぎると太っちゃうよ?」

サクサク

「…太らない、もん」

ぷにっ。

「うぉわっ!!?///」

「ちょっとぷにぷにしてきたよ?」

「人の腹をつまむなっ!///」

「ん゙-…ぷにぷにな守も可愛いけどやっぱりガルボは暫く我慢しようね」

「えぇー!!!」

「第一、今日だけでもう3箱は食べたでしょ?」

「ゔ…。」

「今日はとりあえずその手に持ってるので最後って事で」

「…なら」

「?」

「なら吹雪も何か我慢しろよ!」

「良いけど、何を我慢して欲しいの?」

「…じゃあ」

「うん」

「エッチな事全部、もちろんキスも」

「ガルボ我慢しなくていいよ!!!」

「………。」




追記
2011/11/29 08:51


▽姫様もやっぱり…
※DOG DAYSのパロ
勇者=吹雪 姫様=守



「姫様、お散歩気持ちいいですね」

「あぁ!…最近は雑務ばかりで外にはこうして出られなかったしな」

悲しいのか尻尾を垂らしている姫様に自分に何か出来ないかと考えていると
姫様から見覚えのある物が投げられ

「それ、投げてくれないか?」

「これをですか?」

「あぁっ!」

(…フリスビー)

フリスビーを投げて貰える期待からか
先程とは違い嬉しそうに揺れている尻尾に思わず笑みがこぼれながらも

姫様の願いを叶えるために
吹雪は空へとフリスビーを飛ばすのだった

(やっぱり、姫様でも本能には逆らえないんだね)

「吹雪-!もう一度投げてくれ-!」

「喜んで-!!!」

けれどこんなに嬉しそうな姿を見られるのなら
彼女が飽きるまで付き合おうと決めた吹雪だった。

(…姫様、早朝に来たはずなのに、もうお昼ですよ…)

「いくぞー!」

「はーいっ…。」



追記
2011/11/29 08:34


▽11*11*11(吹円)

「ポッキーを最後まで折らずに食べきれたら願いが叶うんだよっ」

「ホントかっ!?(吹雪ともっと仲良くなりたいって願いも叶うのかなっ)」

「うんっw」

「でも俺今ポッキー持ってないや」

「僕持ってるよ?」

「後で買って返すからそのポッキーくれっ!!!」

「ねぇキャプテン」

「ん?」

ポキッポキッ

「ただ食べるだけじゃ願いは叶わないんだよっ?」

「ふぇ?だってふぁべきるっふぇ、一箱ふぁべきるっふぇ事じゃなふぃのか?(食べきるって一箱食べきるって事じゃないのか?)」
「クスクスッ…違うよっ」

「ん゙ーっ?(良くわからないなぁ)」

「僕と一緒に食べきらなきゃいけないんだよ」

「なら、はい一袋」

「違うよ、一本を二人でくわえて食べきるんだよっ」

「俺と吹雪で?」

「うんっ、口で説明するよりやった方が早いからキャプテン、ポッキーをくわえてくれるかな」

「あ、ああ。」

(可愛いっw)

ポキッポキッ…ポキッ

(えっ!?//ちょっ…吹雪の顔が近いっ///)

ポキッポキッ

チュッ。

「ごちそうさま」

「…もしかして、このやり方で食べきるのか…?」

「そうだよw」

ポッキーを食べきると言うよりも
一箱分のキスをした守はというと

願おうとしていた事が
自分とは違った願い方だったとしても
結果的には叶ったわけで

何だかんだ恥ずかしさも感じながらも
今はただ吹雪と寄り添いながら幸せな時間を過ごしていた。




追記
2011/11/28 13:52


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