愛人の関係


木名瀬はコントの収録が終わると着替えずにそのまま岡崎の楽屋を訪れた。
「べっぴんやなー」
岡崎は訪ねた木名瀬に目を向けて楽しそうに言った。木名瀬は女装をしていた。ただのコントなのでかつらとOL風の服を来ただけで、とくに化粧はしていないがそれでも元が良いのできれいには見えた。
岡崎は楽屋の鍵を閉め、立ったままの木名瀬に抱き付いた。
「前のナースも良かったけど、今日もなかなかええなぁ」
岡崎は木名瀬のミニスカートの中に手をするすると入れ太股を撫でた。
「この安っぽい女装、たまらんわ」
「変わった人やな…奥さんが可哀想や」
木名瀬は冷たく笑う。岡崎は木名瀬を床に寝転ぶよう促した。仰向けに寝た木名瀬のスカートを捲り上げる。
ストッキングの下はボクサーパンツであった。
「こっちも女物やったらなぁ」
「アホか」
岡崎は木名瀬の股間を撫でた。
だんだん勃起する木名瀬のペニスは、下着とストッキングを押し上げていた。
「邪魔やなぁ」
岡崎はそう言って、ストッキングを破いた。そしてテーブルの上にあったハサミを手に取り、木名瀬のペニスが見えるよう下着も切った。
さすがにそれには木名瀬も驚いた。
「なんしてんねん」
「窮屈そうにしとったから出してあげたんやんけ」
「アホちゃうか。どうやって帰んねん

「ノーパンで帰ったらええやろ」
岡崎はそう言って、木名瀬のペニスにむしゃぶりついた。


「あっあっあっあっあっ、あんっあんんっ!」
木名瀬はバックから岡崎に突かれていた。調子に乗った岡崎は、木名瀬のアナルの方にもハサミで穴を開けていた。少し肌より暗い色のストッキングは所々伝線し穴が開き木名瀬の太股はなんとも言えぬ色気を放っていた。
「可愛い声出して…本当に女みたいやなぁ木名瀬」
「んあぁっあぁっアホ、か、あっあぁー…っんんっんぁあ…っ」
グチュッグチュッズボッズボッジュボッ
「あーっ!あーっ!あんんんっ!あぁあっあっあっあっあっ!あぁんっ」
「あんま鳴くと、聞こえてまうで」
「はあぁっ、あぁっんっ、はぁ…っ岡崎さ、が、あぁっ激しすぎ、んぁ、や…っあんんっ」
岡崎は木名瀬のペニスに手を伸ばした。扱くと中がきゅっと締まる。
「あっあっ!ふぁっあかんっ、もっむりィ…っ!あぁっ岡崎さん…っ!」
グチュッグチュッヌチュッニッチュニッチュヌッヌヂュッ
「ビチョビチョや、木名瀬」
「んあぁっそんなしたら…っあかんんっ!もっ、イク…っ!あっあぁん!」
木名瀬はぶるぶる震えながら岡崎の手に射精した。そのまま耐えきれず尻を突き出したまま倒れてしまう。
「おう、まだやで木名瀬。俺もちゃんとイカしてくれよ」
岡崎はまた激しく腰を振った。
木名瀬の萎えたペニスがぷるぷると揺れながら、先端に残った精液を飛ばした。
「あ!ん!あ!ん!あっあっあっあっあっ」
「おら、おらっ!種付けしたろ!」
岡崎はそう言って笑いながら、木名瀬の中で射精した。
「あんん…っはぁっ、あぁ…っはぁ…っ」
ちゅぽ、と岡崎のペニスが抜かれる。木名瀬のアナルは物足りなさそうにひくひくと口のように開いていた。


「次はチャイナ服とかがええんちゃう」
破れたストッキングをゴミ箱へ捨てている木名瀬に、岡崎はニタニタと笑いながら言う。
「奥さんにしてもらってください。女装する度襲われたら敵わんわ」
「お前のがきれいやんか」
「………………」
「せや、今度お前誕生日やなぁ。どっか旅行でも行こか。どこにする」
「……どこでも」
木名瀬はそう言って岡崎の楽屋を後にした。


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