廊下を歩いていた間宮と日暮の隣を、向かいから来た社員が急いだ様子で通りすぎていき、突き当たりの仮眠室へ入っていった。
「あれ?」
日暮が立ち止まって振り返る。合わせて間宮も足を止めた。
「今走ってったちょっと禿げてて太ってるおじさん、賀田山さんじゃない?」
「おー」
「賀田山さんの処理って、いつも間宮さんじゃなかったっけ?」
間宮は煙草を吸う。
「最近は俺じゃねぇな」
「えっそうなんですか?攻められるの大好きみたいなおじさんなのに…。今は誰指名なんだろ…」
疑問に思う日暮の横で間宮はふーっと煙を吐いて仮眠室を見つめながら呟いた。
「南」


「遅い!」
仮眠室を入ってすぐの場所で頭を床に付けて謝る賀田山に、南はソファにどっかり座り込みながら睨み付けた。
組んだ白い脚は真っ黒なブーツで隠され、爪先はいやらしく光っている。
「も、申し訳ありません…!会議が長引いてしまって…!」
「そんな言い訳どうでもいいんだけど。南を待たせるとか有り得ない」
不機嫌な表情を見せる南。
賀田山は焦りながらも、南に冷たい言葉を投げられて興奮していた。
以前は間宮に処理を頼んでいたが、とうとうそれでは足りなくなってしまった賀田山。最近はいじめられたい願望が強まり南を指名している。
「ほら。いじめてあげるから、さっさと服脱ぎなよ」
顎で指示すると賀田山ははぁはぁ息を乱しながらスーツを脱ぎ出した。
服を床に散らかす賀田山に、南はソファから腰を上げ近寄る。
下着一枚になった賀田山は目に光を宿しながら南を見上げた。
南は口の端を上げて笑みを浮かべた。
そして気が一瞬緩んだ賀田山のペニスを下着越しにぐりっと踏みつけた。
「あ゛あ゛っ!」
賀田山が悲痛な声を上げる。
南は構わずぐりぐりと踏みにじるように力を入れた。
「豚のくせにパンツはいらないでしょ?さっさと脱ぎなよ」
賀田山は脚をがくがくさせながら震える手で下着を脱いだ。
そしてすぐ動きを止める賀田山を南は蹴り倒した。
「ほら、轢かれた蛙みたいに早く寝転んで!いちいち言わないとわかんないの?」
ベッドがそばにあるにも関わらず、賀田山は床に仰向けに寝かされた。
そして脚を大きく広げる。
自分よりもはるか年下の男に命令されこんな屈辱的な格好をさせられても、賀田山は興奮を感じていた。
すでにペニスはガチガチに勃起している。
どんな風にいじめてもらえるのか楽しみで仕方がないのだ。
「今からオナニー見ててあげる。おかずは何がいい?」
にやにやしながら聞く南を賀田山ははぁはぁ言いながら見つめる。
「はっはぁっ、南様の、はぁ…っおつゆを交えてっオナニーさせてください…っ!」
「豚のくせに贅沢すぎ!」
南はまた賀田山のペニスを蹴った。
我慢汁で南のブーツの先が濡れる。
「豚はこれで充分でしょ」
南はそう言って賀田山のそばにしゃがむと口から唾液を垂らした。
賀田山のペニスにたらりと落ちる。
「あ…っ、あ…っ」
「ほら…南の唾でオナニー出来るんだよ?最高だよね」
「はぁ…っはぁ…っ南様の唾…っ、はぁ…っはぁ…っ」
賀田山は唾を垂らされたペニスを右手で掴むと必死で扱きだした。
我慢汁と唾液まみれのペニスは手を動かす度にくちゅくちゅと音を出す。
「あっあぁ!南様の!唾液がっ!俺の我慢汁と交ってる!あっあぁっ!あぁっ!」
賀田山は額に汗を滲ませ鼻息をふんふんと荒くしながらひたすら扱く。
南はそれを見下しながら見つめる。
「変態。唾液でそんなにビンビンにしちゃうんだ…気持ち悪い」
くすくす笑われ賀田山は興奮する。
「はぁっはぁっはぁっ!あぁっ!あはぁあっ!」
「豚ぁ。うるさいんだけど。汚い声出さないでよ。塞いじゃうよ」
南はそう言って賀田山に顔面騎乗した。お尻を思いきり擦り付ける。
「んんんんんっ!」
賀田山はペニスをびくびくさせて悦んだ。
南のワイシャツに隠れた小さな白い尻が顔に押し付けられているのだ。たまったもんではなかった。
賀田山は必死にくんくんとにおいを嗅いだ。
「南昨日忙しくてお風呂入ってないの。洗ってない南のにおい最高でしょ?」
ぐりぐりと尻を押し付けると賀田山は脚をばたばたさせる。
鼻につんとするにおいがたまらなく、賀田山は音が聞こえるくらいにおいを嗅いだ。
くんくん嗅いでる賀田山を南は笑う。
「本当に豚みたい。豚ってきれい好きなんでしょ?洗ってない南のお尻、ぺろぺろして綺麗にして」
賀田山にとっては願ってもいないことである。
南のアナルに舌を当て、れろれろと舐め回した。
「あっんんっ、そうっもっと舐めて…っ」
賀田山は顔に乗られている苦しさも忘れ夢中で南のアナルを舐める。
中に侵入すると南はいやらしい吐息を漏らす。
「んっはぁ…っあっあんっ…いいっ…はぁんっ」
南が腰を揺らす。賀田山は丹念に中に舌を這わす。
「なかなかいい豚じゃん。ご褒美にそのビキビキのおちんぽは南が気持ちよくしてあげる」
南にそう言われ賀田山は扱いていた手を離した。
南は脚を伸ばして、両足でペニスを挟んだ。
「南に足コキしてもらえるなんて、豚のくせに幸せだね」
南はそう言ってブーツのまま賀田山のペニスをごりごり刺激した。
強く挟むと賀田山は脚をびくびくさせる。しかし痛みすら快感に変わるためペニスからはドバッと我慢汁が溢れる。
「あ〜ん、すごい。エッチなおつゆでべちゃべちゃ。南にいじめられてこんなに興奮しちゃうの?ぁんっ本当変態な豚だね」
南はそのままペニスを潰す勢いでブーツで挟む。ごりごりする感覚を楽しみながら賀田山のペニスを責める。
「んんっんむっんんんっ」
賀田山が腰を揺らす。
そろそろイくようだった。
南はそれを見て足をぱっと離した。
ペニスがイきたそうに痙攣しびくびくしている。
「あはっイきたかったの?まだダメだよ」
南はそう言って賀田山の顔から腰を上げる。
べちゃべちゃになった顔は間抜けであった。
南はさっきまで賀田山のペニスを弄っていたブーツに目を落とす。
「あーあ。ブーツ、汚ぁい。これ、どうにかして」
南の命令で賀田山は起き上がり南の足下にしゃがみこんだ。
顔を近付けて自分の我慢汁と南の唾液で汚れたブーツを舐める。
ぴちゃぴちゃと音をたてながらおとなしく舐めとる賀田山に南はさらに気を良くする。
「本当に変態でいい子。豚山だけにサービスしてあげる」
南はそう言ってワイシャツを捲し上げた。裾を口にくわえる。
賀田山はちらちら見えていた南のペニスをやっとまじまじと見れることができて興奮した。
「ほら、顔ちかふけへ」
賀田山は言われた通り南のペニスに顔を近付けた。荒い息が南のペニスにかかる。それをくすぐったく感じながら南はペニスを手で掴んだ。
「いくよ」
そう言って南は賀田山の顔に向かって放尿した。
温かい尿が顔に浴びせられて賀田山は嬉々として口を開けた。
「あはっやだっ飲みたいの?へんたぁい」
じょろじょろと大量の尿を放つ南。
賀田山はそれをおとなしく顔面で受け止めた。そして直接口に入れた尿をごくごくとおいしそうに飲んだ。
「あんっ、ぁー、南のおしっこ美味しい?」
賀田山は首を振り頷く。
「ふふ。ほら、おちんぽも、お掃除させてあげる」
南は先端に尿の滴を残したまま賀田山の口にペニスを突っ込んだ。
賀田山は尿のにおいに興奮しながらアイスキャンディーを放り込まれた勢いでべろんべろん舐めた。
「あっあぁ〜っ、んっあはっあんっそうっ、もっと…っもっと綺麗にして…っ」
南はワイシャツを脱ぎ捨てた。
そして賀田山の少ない髪の毛をひっ
掴み、腰を振る。
「あぁっんんっあぁんっいいっあぁんっ」
喉奥までつっこまれても賀田山は平気だった。口全体で南のペニスを味わえる幸福を噛み締める。
「あーんっ雄豚さいこぉ」
賀田山の口からペニスを抜く。
素肌にブーツ姿の南は、賀田山のペニスをさらに熱くさせる。
そんな賀田山の熱い視線を感じながら南は片脚を上げて後ろから手を回してお尻を広げアナルを見せつけた。
「南のここ…入れたい?」
賀田山は唾を飲みこみながら頷く。
「南のとろとろのおまんこに、そのビキビキのおちんぽ入れてぐちゅぐちゅしたいの?」
南はそう言いながら自分の指を挿入する。
出し入れすると指がヌラヌラと光っている。
賀田山は何回も首を振って頷く。
「…寝転んで」
南に言われて賀田山はまた蛙のように仰向けに寝転んだ。
南は賀田山の体を跨いで立つ。
そして脚を大きく広げてそそりたつペニスにアナルを近付けた。
「入れるよ?」
南はアナルにペニスの先をちょんっと当てた。
ビクビクしているのが伝わり口の端を上げる。
入れる、と言いつつ南はアナルに先を少し付けては離すというのを何回も繰り返した。
「あっおぅ…ぅ南様…っ早く…ぅ、早く…っ!」
ずっと射精を我慢している賀田山は焦れったくて仕方がなかった。
なんとしても南のアナルに入れるまでは射精できないというその気持ちが南を満足させる。
南はとうとう、アナルに賀田山のペニスを迎え入れた。
ぐぷぷと中に入っていくのを賀田山は血走った目で見つめる。
「あぁ〜っ雄豚おちんぽ、入ってきたぁ〜っ」
南はそう言って腰を動かし抜き差しを繰り返す。
「どう?あんっ念願の、んんっ南のおまんこにっ、ぁんっビキビキおちんぽ入れた感想はぁ…っん!」
「あぅっあっ最高ですっあぁっ南様のおまんこっ絡み付いてっ!あぁっ最高のご褒美です!」
「んっはぁっ、んっあぁぅっイきそう?ねぇ?イキそう?」
「あっあぅイキそうです!もうっ!もう出ちゃううっ!」
散々耐えてきた賀田山は早くも果てそうだった。
しかし南はそれを許さない。
「だめっ!南がイくまでイっちゃだめっ!」
そう言って南は激しく腰を動かした。
「あぁっんんっ!あんっ雄豚おちんぽいいっ!あんっ奥までぇっ!おちんぽおっ!あはっあはっあはぁんっ!」
「あ゛あ゛ぁ!南様!おおおっそんなぁっあがっあっイちゃう!激し…っ!イちゃう゛う゛ううっ!」
ジュパンッパンッヌヂュッグチュッグチュッヌポッヌポッグチュッパンッパンッパンッパンッパンッパンッグチュッグチュッヌポッヌポッグチュッ
「あはっあんっあんっいいっいいっ豚のくせにっあぁんっきもちいいんっ」
「あ゛ーーーーっ!南様っおふっおふぅおふっ!ひぎぃっ!出る出る出るっ!」
「だめっ南がいいって言うまで出しちゃだめ!あんっあんっあぁん!」
ジュプヂュプジュパンッジュパンッヌポッグポッグチュッズッズッズチュッ
「死ぬ!死ぬ!あぁっ!死んじゃいます!出させて!イかせてください!あああっ!お願いしますううっ!」
賀田山は体を反らせながら悶える。
南はまだ許さない。
「あっあんっすごいっあぁんっパンパンに張り詰めた雄豚おちんぽっあぁんっゴリゴリするのいいっあぁんっあぁんっ」
「あ゛あ゛あ゛っ!こわっ壊れるっ!ちんこ壊れるっ!あ゛ーーーーっ!!早くっ早くっー!種付けさせてくださいっ!」
涎をだらだら流して目を血走らせる賀田山。
そんな賀田山を無視して南は自分のペニスを擦り上げる。
「あっあんっいいっあぁんっイッちゃうっ雄豚おちんぽで中擦られてイッちゃうっ!ほらっ南のイく姿っ!見せてあげる!ほらっほらぁあんっあぁあんっ!」
南は思いきり射精した。びゅるびゅる飛び出した精液は賀田山の腹を汚す。
「みっ、南様っ!あ゛あ゛っ!イっていいですかっ?!しゃっ射精っ射精!」
「あはっいいよっほらっ雄豚ザーメン噴射してっ!」
賀田山はやっとのお許しで力むのをやめた。
やっと出せる!やっとイケる!やっと南に種付けが出来る!そんな思いの賀田山の気など知らず、いや、むしろそんなことはわかりきっている南は、賀田山のペニスがビクビクした瞬間アナルからペニスを抜いた。
「あっ!?えっ?!な、なんでっ…!」
南の奥の奥まで種付けをするつもりだった賀田山はペニスが抜けてしまったことに目を見開く。
しかし賀田山のペニスからは空しくもすでにびゅるるっと精液が飛び出していた。
「あはっあー、すごぉい、噴水みたいに出たぁ」
賀田山の精液が飛び出す様を、南は意地悪な笑顔で見ていた。
「あっ…な、はぁ…っ南様…、な、なんで…っ」
賀田山は中に出させてくれなかった南を絶望の表情で見上げる。
散々我慢したのは南の中に精液を注ぐためである。それなのに、南はそれを許さなかった。
「雄豚の汚い精液なんて、南の中に入れたくないもん」
可愛い笑顔で冷たく言われ賀田山は絶句する。
しかし根がドMの賀田山のペニスは、酷い扱いをされたことに興奮してまた勃起していた。
それに気付いた南は賀田山のペニスをブーツで踏みつけた。
「ぐあぁっ!あっあ゛ぁっ!」
「南がこぉんなにもサービスして抜いてあげたのに!まだ足りないのこの変態!」
南はぐりぐり踏みつける。
賀田山は涙目で南に訴えた。
「かはっあっ!お願いしますっ!もう一回っ!もう一回いじめてください!」
「イ・ヤ!南もう飽きちゃったもん。一人でしてれば?」
南はそう言って最後にきゅっとブーツで捻り、床に脱ぎっぱなしだったワイシャツの袖に腕を通した。
カツカツと音を立てながら扉の方に歩いていく南の後ろ姿を賀田山は切な気に見つめた。
「ううっ…南様…っ!」
賀田山は泣き崩れながらも、腹に飛んでいた南の精液を掬い取り、ペニスに塗り付けて擦った。



「やべぇ」
仮眠室の扉の前で聞き耳を立てていた間宮と日暮は青い顔をして呟いた。
「み、南ってあんな処理の仕方なんだ…」
「賀田山って…会計部長だぜ…」
顔を見合わせた二人は関わらない方がいいと判断してそろっと扉から離れた。
その瞬間にバンッ!と仮眠室の扉が開く。
帰ろうと背を向けている間宮と日暮を、南がすぐさま見つけた。
「なにしてるの?」
呼び止められ二人はおそるおそる振り返る。
「いや、なにも」
「…ふーん」
南はカツカツと近づき舐め回すように二人を見た。
「…今から俺と間宮さん、食堂行くけど…一緒に行く?」
じろじろ見られてどぎまぎしている日暮に南は笑顔を向ける。
「うん、行く。お腹すいちゃった」
まさか先程中であんなにエグい処理をしていた男とは思えぬ可愛さに間宮と日暮はドン引きした。
「そうだ薫!豚山さんって前は薫の担当だったんでしょ?」
南が歩きながらきらきらした笑顔で賀田山を豚呼びする。
「…賀田山な」
「豚山さん、南がもらっていいのかな?すごく従順な豚だよね!薫、怒ってない?」
「いや…。まったく…」
「本当?よかった!いじめがいのある豚が増えて南嬉しい」
ルンルンと食堂に入っていく南に恐ろしさを感じながら、間宮と日暮はその背中を見つめていた。

「豚のしょうが焼き定食くださーーい!」
南の明るい声が食堂に響いた。


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