川北前難駘高校の番長A



鷹虎の発言により、鷹虎をかけた勝負をすることになった。勝負方法は各校の下っぱ達が提案したものを紙に書き箱に入れてくじ引きで決めた。
対決内容はどっちが先にバテるか射精対決である。
「誰じゃこんなアホな提案した奴はあぁあぁぁぁぁ!!!」
唾を飛ばしながらタラコは叫んだ。下っぱのヤンキーたちが数人がかりでタラコの巨体を押さえる。
「決まっちまったもんは仕方ねぇ」
しかし鷹虎は引かなかった。
「勝負だ、牛島」
対決内容のくだらなさに関わらず、鷹虎はかっこよく言った。
「俺が絶対に勝ってやる」
そう言った牛島はまたもや鼻血をだらだら流していた。

下っぱが対決の合図を出し、二人の勝負は始まった。
まずベルトを外し下着ごと脱いだ鷹虎を見て、皆が平常心ではいられなくなった。敵味方に関わらず、倒れる者、鼻血を出すもの、目眩を起こす者が現れた。
「うおおおおっ!鷹虎さんの白い太股だけではなく大事なところまでも露にぃぃいいいい!!!!」
タラコに至っては力みすぎて血管がピキピキとそこら中から浮き出ている。
「おぅふっ!!」
鷹虎が脱いでいるところを見ただけでビキビキに勃起していた牛島は変な声を出しながら早速射精した。
鷹虎との間の床に精液が付着した。
「射精したのに萎えてない…」
川北前難駘高校の下っぱが牛島の巨根を目にして呟いた。確かに牛島はまだまだ元気そうである。
「手強そう…」
下っぱの言葉を聞きながら、鷹虎は牛島を見つめる。牛島の巨根が鷹虎の視線に反応してまるで違う生き物のようにピクピク動いた。我慢汁はだらだら出ている。
「…ところでタラコ」
鷹虎は腕を組んだまま棒立ちで、タラコに声をかけた。タラコは鼻血を押さえながら返事をする。
「射精って、どうしたらいいんだ」
ええええええええええっ!!!と全員が叫んだ。
「いや、マスターベーションで、ってのはわかるが…て、手ですんのか?」
鷹虎の知識は完全に保健体育の教科書から得たものである。確かに教科書は曖昧な表記で、詳細は書いていない。
鷹虎はなんとなく雰囲気はわかっていたつもりであったが、牛島の手もなにも使わない射精を見て驚いたのだった。鈍感すぎて自分の姿に興奮しただけとは考えもしないのだ。
つまり処女だとか童貞だとか、そんなことよりももっと純粋な体であった鷹虎に、皆感涙した。
(つまり…鷹虎さんはまったくの初物!!)
皆の興奮がぐんと高まった。
「手で輪を作ってこう、上下に擦るんです」
タラコが汗と鼻血をだらだら流しながら手真似をして鷹虎に教えた。
オナニーの仕方を鷹虎に教え込んでいるかと思うと、タラコの脳内は爆発してしまいそうだった。
鷹虎は素直にタラコの言うことを聞き、やっとぺニスを擦り出した。
「ふあぁっ!」
鷹虎はビクッと体を跳ねさせた。ビリビリと電撃が走ったような感覚だった。
「あっやっ、なっなんだこれぇ…っ」
鷹虎の頬がピンクに染まる。ぺニスはだんだん上を向いてきていた。先端からは我慢汁が滲んでいる。鷹虎は感じやすい体であることを、その場の全員が悟った。
「あっあっタラコぉ!手止まんな…っぁんっあぅう…っ」
くちゅくちゅくちゅぬちぬちにちゅっにちゅっ
「うおおおっ鷹虎さんがオナりながら俺の名をぉおおっ!!」
タラコは叫びながらあまりの衝撃に倒れ込んだ。
一方対戦相手である牛島も、片想いの相手が目の前で初めてのオナニーをしていることに興奮していた。こればかりはぺニスを弄らずにはいられない。
「まさかっ初めてとはっ!おふっ意外だ!!」
「はっはじめてで悪いか…っ!ぁんっううっ…ぁんっぁっぁっはぅぅ…っ」
一心不乱に鷹虎はぺニスを擦った。脚をがくがくと震わせている。火照った顔を皆愛らしく思った。
「あぁっやんっだ、めぇ…なんか出る…っ出ちゃ…っおしっこ出ちゃう…っ」
射精感を初めて迎える鷹虎はそれが尿意だと思い込み、目に涙を溜めながら震えた。
「ぁっぁっぁぁっ!やぁんっ出ちゃうぅ…っ!」
ピュッピューーッピュルッ
鷹虎のぺニスから精液が勢いよく飛び出た。
「ふぁあっぁっあっやぁあんっ」
鷹虎は喘ぎながら精液を出し終えると、へなへなと床に尻を付いた。
「こ、これが射精…」
「鷹虎さんの記念すべき初射精…!目撃したからには明日からいいことありそうだ!!」
わけのわからない事を口にしながら周りは感動していた。
「うっオォッ」
牛島は鷹虎のオナニーを間近で見れたことに感涙しながら射精した。
これで二発目だが、牛島のペニスはまだ元気にしている。
「あいつバケモンじゃねーのか!」
川北前難駘高校の下っぱたちが悲鳴をあげる。
それに引き替え、鷹虎は初めての射精をし疲れている。ペニスも萎え、くったりと床に座ってしまっている。
「こうなったら、後ろの方も試してみるしかないんじゃ…!」
下っぱが鼻血を出しながら大胆な発言をする。
「う、後ろってなんだ…?」
鷹虎が下っぱたちの方を見る。
「お尻の穴です鷹虎さん!」
「そ、そんなとこ、ど…どうすんだよ…」
普通のオナニーすら知らなかった鷹虎が、アナルを弄ることなどわかるはずがなかった。鷹虎は四つん這いになり、尻をタラコの方に向けて助けを求めた。タラコは体がもたない程興奮している。
「ゆ、指を入れるんです!」
「わ、わかんねぇよ…、タラコやってくれよ…っ」
「ええええええっ!!!」
鷹虎の発言にまた皆が驚く。タラコはまた鼻血を噴射している。そろそろ血が足りなくなりそうだ。
「そんな、俺が鷹虎さんのお尻の穴を弄るなんて!とんでもない!」
「俺がやる!俺に弄らせろ!」
タラコの言葉に牛島がなぜか名乗り出る。
「うるせー!てめぇは黙ってシコってろボケェ!」
タラコは態度一変して牛島に怒鳴り付けると、鷹虎の元へ近寄った。
「い…いいんですか鷹虎さん…」
「お、お前に任せる」
鷹虎はとにかくタラコを信頼しているのだ。こういったことに関して全くの無知である鷹虎は、タラコにすべてを任せることにした。
タラコも鷹虎の意志を感じ取り、頷いた。

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