バレンタイン黒川と瀬名の場合パターン1
結構期待してたけど、瀬名がくれたのはポッキーだった。
もらえただけでも嬉しいが、やっぱ恋人同士なんだし、なんかなぁ。
と思いつつポッキーをくわえた途端、向かい側にいた瀬名がいきなりポッキーの反対側をぱくっと食べた。
「っ」
サクサクと瀬名は食べ進める。
「…………!」
かたまる俺。
だんだんポッキーが短くなって瀬名のお美しい顔が近づいてくる。
あ、やだ、男前…っ!
と思った瞬間、ポッキーがなくなり俺たちの距離0センチ。
ちゅっと唇を奪われた。
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
「あはは」
悶絶しながら倒れた俺を見て瀬名はきらきらと輝きながら笑っていました。
まじ、バレンタイン最高。
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