秘密辞書


人の隠し事がわかってしまう秘密辞書を手に入れた。
この辞書にはいろんな人の秘密が大量に載っている。親友の真の名前で検索すると『隆康のことが好き』『隆康とエッチした』なんて載っているし、国語の教師佐谷の場合は『ローターを入れながら授業をしている』だとかいろいろ言えないようなことが載っている。

「おい隆康、トイレ行く時くらい辞書置いてこいよ」
真が不思議がるが関係ない。
俺はこの辞書さえあれば、あらゆる人の秘密を握っていることになるんだ。手放せるわけがない。
俺は学校の中でネタに出来る人を調べることにした。

「あ、隆康、あぶない」
真が俺に声をかけた頃には遅く、俺は向こうから来た人にぶつかった。
「いってぇ」
謝る隙もなく相手はそう言うと、俺の胸ぐらを掴んだ。
上級生の青だ。こいつは髪も明るく染めてピアスもして見るからに不良、って感じの奴だ。顔は好みだけど、このようにすぐキレて突っかかってくるし正直関わりたくない。
「すいません」
「邪魔だ、ボケ」
言い捨てて青は俺の体を乱暴に押した。青は不機嫌な顔をして去っていった。
「隆康、大丈夫か?」
真が心配そうに言う。困った顔も可愛い奴だ。
「早く行こーぜ」
「おー」
俺は真の後ろを歩きながら、青の名前で検索した。

青龍巳(あおたつみ)―『中学の頃からアナルを弄っている』『犯されてみたい』

「…………」
この学校は変態さんが多いようだ。


俺は青の靴箱に、放課後体育倉庫まで来るよう書いた紙を入れた。
来るか心配だったが、喧嘩がらみだと思ったらしい青は素直に俺の言うことを聞いて体育倉庫までやって来た。
「…お前、昼間の」
俺の顔を見て怪訝な顔をする青。
「なんだよ、せっかく殴らねぇでやったのに、わざわざ自分から呼び出してくるなんてよ」
青は俺との距離を縮め、お互いの顔がすれすれのところでメンチを切られた。
「俺にどうして欲しいんだよ」
「脱いで欲しいんです」
俺を殴ろうとした青の右手の拳がぴたりと止まる。
「あ?」
「毎日自分で拡張してるその穴、俺に使わせてくださいよ、青先輩」


青は抵抗をしたが本心では願いが叶うことに興奮していたようで、簡単に下を脱いだ。
「俺は先輩の秘密、知ってるんですよ。バラされたくなかったら、言うこと聞いてください」
俺は青がやりやすいようにわざとらしく脅し文句を言った。
青は口では悪態をついたが嬉しいはずだ。
青をマットの上に寝転ばせ、大きく脚を開かせた。
「とりあえず自分で慣らしてもらっていいですか?俺見てるんで」
「な、なんで俺が…っ」
「いきなりちんこ突っ込んでもいいんですか?」
いくら中学の頃から弄っているからと言って、いきなり挿入するのは無理だろう。
どうしても早くちんこを入れて欲しい青は、ちくしょうとか言いながらもオナニーを始めた。
青はまず自分の指を舐めた。見ていると指どころか手のひらまで舐め出した。べちゃべちゃの手になったところでようやく自分のちんこを擦り出した。
もはやこの時点で青が相当エロい奴だってことがわかる。ヌチャヌチャするのが好きなんだろう。
いやらしい音を立てながら青はちんこを擦り上げる。
ちんこはビンビンに勃起している。
「はぁ…っう、んん…っ」
我慢汁が出始めてものすごくヌチャヌチャしている。ローションでもかけたのか?ってくらいだ。興奮度がすごいらしい。
ずっと手でしていると、穴がひくひくし出した。かなり使い込んでいるらしい。
青は我慢汁と唾でべちゃべちゃの指を、穴へと伸ばした。
一本がぬぷっと入っていく。
「はぁー…っあぅ…っ」
くにくに中で動かしたり抜いたりを何回か続けてから、今度は二本挿入した。簡単に入る。
「はぁっ、はぁっ、あぁ…っ」
切ない声を上げる青。俺が見ているということを忘れているのか、それともそれで感じているのか、指の動きが激しくなっていく。
「あっあっ…あぅうっんっんっぁんっ」
クチュクチュニチュクチュッ
青の声が早くなる。指がものすごい早さで抜き差しされている。
こいつこのままイく気なんじゃないだろうな。
それじゃ楽しくない。
「じゃ、そんなもんで良いですかね」
「あ…っ」
青は残念そうに指を抜いた。いいところで止められて穴はさっきよりもひくひくと疼いている。
「ふーん、これが先輩の穴かぁ」
俺は青の股の間に顔を埋めた。
べちゃべちゃの穴に舌をべろんと這わす。
「はぁん…っ」
穴の周りをべろべろ舐める。挿入を期待している穴を焦らしたくて、舌の先をほんの少しだけ穴に入れるのを繰り返した。
「あっんっんっ!はぁ…っ」
「青先輩の穴、ひくひくしてますよ」
「あっん、んなことねぇ…っ」
「早くちんこ欲しいんですよね」
「い、いらねぇ…っ!」
「ふぅん。じゃあ舌でいいんですね」
俺はそう言ってまたべろべろ舐め回した。
れろれろじゅるっじゅっちゅぽっじゅるっくぽっくぽっぬりゅっじゅっじゅるるっ
「あっあっあ〜〜っ!あぁんッ舌やめ…っやぁんっ」
青が腰を浮かして身を反らす。
びくびくと反応している。
「舌でイッちゃうんですかー、先輩」
「やっあぁっ舌でイキたくねぇ…っあぁ…っ!んんっんん〜〜っ」
「何でイキたいか言ってください」
「やっ嫌だっ言わねぇ…っあぁんあぁーっだめっ舌やめろぉ」
俺は無視して舌で攻め続けた。青のちんこからは我慢汁がすごい。
声もかなり乱れている。ちらっと見えたが涙も浮かべている。
しばらくじゅるじゅるしていると、観念したのか涎を垂らしながら口を開いた。
「あひっあぁーっちんぽっちんぽ入れてぇっ!あっあぁっちんぽでイかせてぇえっ!お願いぃ…っ!」
ついに言った青。俺は勃ちっぱなしだったちんこを思いっきり挿入した。
「あぁあんっ」
その瞬間青は射精した。相当限界だったらしい。
しかし俺は構わず腰を動かす。
「あっひぁっちんぽっあぁんっちんぽぉっ!」
射精したのに青は元気で、またすぐに勃起した。
パチュンパチュンッヌチュッグチュッ
「あっあっあぁんっいいっいいんっちんぽ気持ちいいっ」
青は涙と涎で顔をぐちゃぐちゃにしながらも喘いだ。
「あはっあぁんっだめぇっちんぽ癖になるぅっ!」
きゅんきゅん締め付けながら青は言う。さすが念願だけあって、落ちるのが早い。
「あんっもっあぁんっすご、ちんぽっちんぽいいっ」
グチュヌヂュパチュンッ
「あぁあんっはぁっはっふぅあんっ」
「先輩の中、出していいですよね?」
俺の言葉に青は必死で頷く。
「出してっ精液っ俺の穴にぃあぁんっ全部欲しいぃっ」
俺はドクドクと精液を注いだ。


青龍巳(あおたつみ)―『中学の頃からアナルを弄っている』『体育倉庫でセックスした』『後輩に掘られて最高に感じた』『隆康の犬になった』


「あっあぁんっあんっすごいぃっ隆康のちんぽ気持ちいいっ」
俺はあの日から、抜きたい時は青を呼び出しちんこをハメていた。
「先輩、バックの時締め付けすごい」
「あぁんっそ、なのぉ犬みたいにするの好きぃ…っあぁんっ隆康っ隆康ぅ」
青は俺の名前を呼びながら射精した。

青は恥ずかしいことも全部喘ぎながら教えてくれるので、青を苛めるのに秘密辞書はいらなくなった。


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