ことばあそび | ナノ

ことばあそび
思いついたことばや文を徒然に


09/06
転がり落ちるその身体を受け止めてやれなかったこの両の腕もこの自分という存在も無意味なものに思えて跡形もなく消えてしまえばいいだなんてそんなことを取り留めもなくおもい続けて

ずっと君に懺悔している


09/04
愛も悲しみも優しさも辛さも全部全部食卓に並べて
(さぁ、いただきましょう)


09/03
ほんとうに、(ばかなひと)


09/03
とろりとした瞳と普段より少しばかり熱い手のひらから、彼女が眠いのだと悟る。頭をなでてやると一瞬むずがるようにしたものの、すぐに抵抗をやめ寝息をたてはじめた。
あぁ、なんて愛おしい。


08/31
手を伸ばしても届かない君に、そっと花束を


08/31
今日は君の218回忌 (きっとまだまだ忘れられない)


08/27
人間とは順応する生き物だ。
それは三日前までは無かったこの少年という存在に早くもなじみ始めている自分で身をもって学んだ。馴染みすぎではないか、と少し自分と少年に苦笑が漏れる。
欠ければ痛い存在になってしまえば困るのはお互い様であるのに、彼のぬくもりが心地よくてつい甘えてしまう。ダメな大人だ。それだけ私はぬくもりに、ぬくもりを与えてくれる存在に飢えていたということなのだろうか。
それ以上に、今私のキッチンに立ち私のために料理をしている少年の与えてくれるぬくもりが、私にとって非常に甘美なものであったことに他ならない。必要以上に干渉しない(それは彼自身にもひた隠すべき事柄があるからだ、と私は勝手に思っている)し、求めもしない。ただ、そばに居る。不安定ながらも日常を送っている。その日常は私の体に侵食して離れない。
そう、これはもはや毒だ。


08/26
思っていたほど涙は出なくて。それは何時の間にか思いが恋から執着に変わっていた証のように思えて、少しだけ悲しくなった。
もうずっと、恋をしていると思っていたのに。


08/25
世界に君一人しかいないなんて、


08/21
それは、柔らかな崩壊。
優しい侵食。
心地よい影。
僕の心を、満たして消える。



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