no title
2014.11.10 Mon 13:11
メネは髭に言われなくても自分がやらなきゃって思って動くタチだから、彼は自ら世界の穴だとかバグだとかを見つけては、それを我が身を省みずにでも補正しようと奮闘してて、でもイコールは、そうやって自分のために頑張ってるメネのことをちゃんとわかってるから、本当は一人じゃ何も出来ないくらい弱くて今にも壊れそうなメネを「ありがとう」って抱き寄せたりする。そういう意味では髭って本当に優しいなぁと思うけど、そうやって認められるからいくらでも頑張れるってメネが思ってることも把握してるだろうと考えるとゲスかなとも思う。
まぁ髭自身は本当に世界に直接は干渉できないから仕方無いし、髭が自ら手を下せない部分をメネが補ってるっていうのはメネ自身もわかってるから不動の信頼関係が築かれるのですが。
はっきり言ってメネは「側に居させて貰ってる」と思ってるし、それに関しては一切ブレない子だから本当は感謝なんかされなくてもいくらでも動けるんだと思うけど、髭はメネのこと大事に思ってるんだよね。他の誰よりも。そう思ってくれるってことがメネにとってはこの上ない幸福なんだよね。
だからほんとにもう泣けてくるわ。メネに自我がないっていう事実に。なくなって尚この関係が続いてるってことに。
それでも謎なのは、髭が誰かに対して個人的な感情を抱くことは無いってことですよね。これ、矛盾してるようで矛盾してないんですね。髭のなんたるかがその全てなんですね。