駄ン文ロンパ53
2014/10/01 06:00

【続・ゲームの都合上ちょっと馬鹿だけど実際の高校生はもっと賢い】


モノクマ「殺人起こらなかったから新しい動機をやるよ!」どんっ

七海「ふぁああああああああゲームだぁああああああああっ!」

日向「七海がご乱心!」

十神「まて七海! 早まるな!」

七海「ゲームだよゲーム! やらなきゃゲーマーの名が廃るよ!」

小泉「落ち着いて千秋ちゃん! モノクマの罠だよ! あんなの放置しなきゃ!」

左右田「でもよぉ、放置なんて無理じゃね? 絶対七海みてえに遣りたくなる奴出るだろ」

西園寺「小泉おねぇに反抗する気? モブの癖に生意気なんですけどーっ」

左右田「反抗って……つうかモブじゃねえし! いっそ全員で遣った方が良いんじゃねえかって思っただけで……」

田中「ほう……一蓮托生という訳か。面白いことを言うではないか、左右田和一!」

ソニア「赤信号、皆で渡れば怖くないってやつですね!」

左右田「ソニアさ……いや合ってるな、ツッコミ要らねえな」

十神「放置が難しいなら全員でか……案外悪くないかも知れんな」

日向「何なのか判らないと気になって仕方ないしな」

七海「じゃあもうして良いよね」がちゃがちゃ

西園寺「もう遣ってるじゃん!」

花村「んふふふっ、七海さんってばせっかちだなあ……きっと夜もs」

澪田「言わせないっすよ!」

弐大「儂はゲームが苦手なんじゃが……壊してしまいそうじゃあ……」

終里「俺も……」

七海「大丈夫! クリアしたら皆に教えるよ!」がちゃがちゃぴこぴこてーれってー

九頭龍「流石ゲーマー、頼りになるな」

辺古山「私もゲームは少し苦手だから助かる」

七海「よし、クリア」ぴこーんっ

日向「早っ!」

罪木「七海さん凄いですぅっ……!」

十神「七海、ゲームの内容はどうだった」

七海「あのね……」




――七海説明中――




九頭龍「俺の妹が!!!!!!!!!!!!」

辺古山「坊ちゃん落ち着いて」

日向「坊ちゃん?」

辺古山「しまった……」

ソニア「もしや二人は主人と執事……!」

辺古山「違う! 幼馴染で私が坊ちゃんに仕え……あっ……」

澪田「成る程成る程、二人は幼馴染……うっほおおおおおおおおっ! 萌えるっすね!」

九頭龍「っ……ん、んなことどうでも良いからゲームの話! 俺の妹!」

七海「九頭龍君、落ち着いて」

九頭龍「落ち着いてられっかああああああああっ!」

終里「よく判んねえけどよぉ、妹の仇取れてるから良いんじゃねえの?」

九頭龍「……」

辺古山「……」

小泉「……」

九頭龍「……いや、でも……うん?」

終里「だって妹殺った奴をお前が殺ったんだろ? つうかゲームの話じゃん」

九頭龍「あー……おう……」

終里「なら良くね? それより腹減ったからレストランに帰りてえ」

九頭龍「いやでも何か……」

小泉「私ももやもやする……っていうか、妹殺されたからって仕返しに殺すのはどうなのよ……」

九頭龍「殺られたら殺り返すのが極道の掟だ、文句あんのか」

小泉「掟か何か知らないけど、やっぱり人殺しは……」

九頭龍「んだとこのy」

七海「どうどうどう。あれはゲームの話なんだし、気にしたら負けだ……と思うよ?」

小泉「……そっか、そうだよね」

九頭龍「確かにそうだな……あんなもん、モノクマの嫌がらせに違えねえんだ……あの糞生意気で狡賢い妹が、あんな簡単に殺られる訳ねえ……」

七海「うん、そうだよ。大丈夫大丈夫」

七海(……モノクマが寄越してきた写真、直ぐ鞄の中に隠して良かったぁ……)



戻る | 進む




戻る


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -