駄ン文ロンパ52
2014/09/29 06:00

【ゲームの都合上ちょっと馬鹿だけど実際の高校生はもっと賢い】


十神「今日は全員親睦を深める為、徹夜でパーティーをするぞ」

澪田「むむむっ。昨日の今日でパーティーは何か怪しいっすよ、豚足ちゃん!」

小泉「あの変な熊が言ってたことが本当なら……まさかあんた、何か良からぬことを企んでるんじゃないわよね?」

西園寺「皆殺しとか考えてるのかなー? 豚足ちゃん怖ーいっ」

日向「いや待て、十神にも何か考えがあってのことじゃないか? あれだけ全員生還を言い続けていた十神のことだ。きっと全員一緒に居ないと危険なんだよ」

田中「群れから逸れた羊は狼に喰われる……そういうことか」

ソニア「十神さん、真意を言いやがれです!」

十神「……実は脅迫状が届いてな」すっ

花村「脅迫状!? わっ、本当だ! 今晩最初のコロシアイが起きるって書いてある!」

十神「貴様等を混乱させない為に黙っていようと思ったのだがな……」

弐大「水臭いぞ十神! 儂等はその程度で混乱したりなどせんわ!」

終里「そうだぜ! こんな脅しに怯む程、俺は弱くねえぞ!」

日向「そうだぞ十神、一人で抱え込むなよ」

十神「……ふんっ、貴様等を少々見縊り過ぎていたようだな。これからはちゃんと情報公開をしよう」

罪木「ふゆぅっ……一体誰がこんなことを……」

辺古山「疑心暗鬼に陥らせる為に、モノクマがしたのかもな」

左右田「可能性は有るよな。でも警戒するに越したことはねえし、パーティーでも何でも良いから皆一緒に居ようぜ」

終里「俺はパーティー希望! 花村の料理とか花村の料理とか花村の料理とかが食いてえ!」

弐大「花村の料理一点集中じゃのう。儂も食べたいがな」

十神「ふっ……俺もだ」

花村「んふふふっ。そこまで言わて腕を振るわなきゃ、シェフの名が廃っちゃうよね! よーし、今日はご馳走たっくさん作ってパーティーだよー!」

澪田「うっひゃああああああああっ! テンション上がってきたっすううううううううっ!」

小泉「ところでパーティーするにしても、場所はどうすんの?」

日向「このレストランでするんじゃないのか?」

七海「でも、モノクマが乱入してきそうだよね」

左右田「じゃあ隣の旧館はどうだ? 結構でかそうだぞ、あそこ」

モノミ「あそこはまだ改装中なので……」

七海「駄目かな?」

モノミ「うーん……いえ、皆さんがらーぶらーぶする為でちゅから解放ちまちゅ! どうぞ好きに使ってくだちゃい!」

十神「よし、決まりだな」

西園寺「でもあの旧館ってすっごく汚いよねーっ。掃除しなきゃ使えないじゃーん」

狛枝「あの、くじで決めt」

罪木「わ、私がやりますぅっ!」

日向「いや、全員でやれば直ぐだし。罪木一人でやらなくて良いぞ」

西園寺「えーっ、私掃除なんて嫌なんですけどーっ」

小泉「まあまあ日寄子ちゃん、皆でやれば楽しいよ」

西園寺「むー……小泉おねぇがそういうなら……」

澪田「唯吹のゴッドハンドでぴっかぴかにしてやるっすよおおおおおおおおっ!」

田中「笑止! 俺様の美技に勝るものは無し!」

ソニア「掃除というものを一度やってみたかったのです! ごりごりやりますよ!」

日向「……ところで九頭龍」

九頭龍「……んだよ」

日向「お前も参加しようぜ」

九頭龍「はっ、誰がそんなもんに……」

左右田「極道ならもっと堅気に寛大な心で接すべきじゃね?」ぼそっ

九頭龍「うっ」

ソニア「私の知っているジャパニーズマフィアは、もっと器がマンモスビッグバンですわ」ぼそっ

九頭龍「ぐっ」

田中「所詮ただの人間か……」ぼそっ

九頭龍「……けっ、仕方ねえなあ。そこまで言うなら寛大な心で参加でも何でもしてやるよ」

左右田・ソニア・田中(九頭龍ちょろい)

十神「決まったようだな。よし、今から全員で旧館の掃除だ! 俺に続け!」どたどたどた

ほぼ全員「おーっ!」だだだだっ

狛枝「……」ぽつーん

狛枝「……どうしてこうなった……」



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