駄ン文ロンパ50
2014/09/20 06:00

【続々々・もしあの船の中で絶望S右田和一と一緒だったら】


左右田「……」がちゃっ

KMKR「何してるんですか」

左右田「見て判らねえのか?」

KMKR「機械の腕にUSBを突っ込んでいますね」

左右田「ああ」

KMKR「……何をする気ですか?」

左右田「天才様なら予想してみろ」

KMKR「貴方の思考は少しぶっ飛んでいるので予想が難しいです」

左右田「あっそ」

KMKR「だからこそ面白いのですがね。好ましいです」

左右田「嬉しくねえ」

KMKR「で、何をするつもりですか?」

左右田「江ノ島アルターエゴを弱体化させる」

KMKR「まあ」

左右田「俺此奴のこと死ぬほど嫌いだから、無駄にしぶといだけの雑魚にする」

KMKR「彼女を愛していた訳じゃないのですか?」

左右田「絶望するのは好きだけど、江ノ島はぶっ殺したいくらい嫌いだ」

KMKR「まあ……」

左右田「自分でもよく判んねえけど、大好きな絶望をくれる大嫌いな女って感じ。彼奴自身は嫌い、絶望フェチの変態だし」

KMKR「ボロクソですね」

左右田「……此奴さえ居なきゃ、俺はこんな……」

KMKR「……」

左右田「……まあ、自業自得だけどな。そうなる要素を持っていた俺も悪い」

KMKR「自分の非も認めるのですね」

左右田「認めざるを得ないだろ、此奴死んでも人間解体しまくってたし」

KMKR「そんなことをしていたのですか」

左右田「まあな。で、お前は何してたんだよ」

KMKR「僕は特に何も」

左右田「何もしてないのに此処に居るのか」

KMKR「まあ」

左右田「ふーん……よし、完了」がちゃっ

KMKR「もう弱体化出来たのですか」

左右田「まあな。メカニック舐めんなよ」

KMKR「そう言われると味が気になりますね」

左右田「本当に舐めようとすんな」べしっ

KMKR「痛いっ」

左右田「ったく……」

KMKR「……それ、本当にプログラムに持ち込むのですか?」

左右田「折角お前がくれたやつだしな。本当は粉々にしたいけど」

KMKR「……左右田さん、どうやら貴方はツンデレというものd」

左右田「鉄拳制裁!」ばきぃっ

KMKR「脇腹がもげるっ!!!!!!」

左右田「もげてろ」

KMKR「ふ、ふふふっ……貴方と一緒に過ごす修学旅行が楽しみですよ……」

左右田「楽しみにされても覚えてないけどな」

KMKR「……宣言します」

左右田「は?」

KMKR「あらゆる才能を持つ人間として、全力で貴方を惚れさせてみせます」

左右田「突然何? 頭湧いた?」

KMKR「……喩え記憶が無くなっても、貴方は絶対堕としますからね……!」ごごごごごっ

左右田「変なスイッチ入ったな」

KMKR「貴方があまりにも僕に対して冷酷だからです。なので、僕を好きにさせてその態度を改めさせます」

左右田「出来るもんならやってみろよ」

KMKR「その言葉、忘れないでくださいね」

左右田「上等だ」

KMKR「……僕のことをソウルフレンドと呼ぶくらい懐柔してやりますよ」

左右田「へえ、そりゃあ楽しみだ」

苗木(もう着いたんだけど、何か喧嘩してるっぽくて中に入りづらい……)




――そしてアイランドモードに続く――



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