駄ン文ロンパ41
2014/09/03 06:00

【あれの行方がこうだったら良いな】


全員「こんなストラップ要らない」ぽいっ

ウサミ「がーんっ!」




――その日の夜、ウサミハウス――




ウサミ「しくしく……頑張って作ったストラップ、皆さんに気に入って貰えまちぇんでちた……七海ちゃんは貰ってくれまちたけど……」

こんこんっ

ウサミ「ん? どなたでちゅか?」

左右田「よ、よう」

ウサミ「左右田君! どうちたんでちゅか、こんな夜に」

左右田「じ、実はよぉ……あのストラップ……やっぱり欲しいなって……」

ウサミ「ほ、ほえぇっ!?」

左右田「な、何だよ」

ウサミ「ご、ごめんなちゃい。まさか欲しいって言って貰えるとは思ってなくて」

左右田「……だって俺男だし、皆の前であんなの貰うなんて恥ずかしいじゃん」

ウサミ「そうでちたか、配慮が足りなくてすみまちぇん。はい、ウサミストラップでちゅよ!」

左右田「お、おう! ありがとな、大事にするぜ!」

ウサミ「はーい! じゃあお休みなちゃいね!」

左右田「おーっ、お休みーっ!」

ウサミ「……うふふっ、まさか貰いに来てくれるなんて思いもちまちぇんでちた。あちし嬉しいでちゅ!」

ウサミ「さあ、もうそろそろ寝まちゅか」

こんこんっ

ウサミ「ほぇっ?」

辺古山「夜分遅くにすまない……」

ウサミ「まあ、辺古山さん。どうちたんでちゅか?」

辺古山「その……今日配っていたもふもふストラップ、やはり貰おうと思ってな……」

ウサミ「ほぇっ!?」

辺古山「プライド故に捨ててしまったこと、深く反省している……この通りだ……!」

ウサミ「あ、頭を上げてくだちゃい! あちしは怒ってまちぇんよ!」

辺古山「ほ、本当か?」

ウサミ「本当でちゅよ! はい、ウサミストラップでちゅ!」

辺古山「あ、ありがとう! 一生大事にするぞ!」

ウサミ「はーい! お休みなちゃいね!」

辺古山「ああ、お休み」

ウサミ「……うふふっ、まさか辺古山さんまで来るとは。あちし大歓迎でちゅ!」

こんこんっ

ウサミ「ほ、ほえっ?」




――1時間後――




ウサミ「……まさか全員がストラップを貰いに来るとは思いまちぇんでちた……皆さん、恥ずかしがり屋なんでちゅね……」

ウサミ「でも全部貰ってくれて嬉しいでちゅ! 頑張って作った甲斐があったでちゅ、らーぶらーぶ」



戻る | 進む




戻る


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -