「あれ、どしたのたいき?」
「お?部活部活ー」
「ああ、なる。今日はそっちの方?」
「そーよ、なんか大会ってか選考会的なのが近くてさー、とりあえずひとつは作品つくれって言われたんだけど。超めんどくせー」
「とか言って、楽しかったりするくせに。ねえ、なんかいいの撮れたの?」
「や、まだなんも。試し撮りしかしてねーし」
「ふうん。なんか、そうゆうのってテーマとかあったりする?」
「んーん。選考会イズフリーダム。自由だからなんでもぉk」
「へえ、一年二年の時もなんか入選してたけど‥あれなんだったっけ?廊下に飾ってたよね、」
「wwおうよ、パンチラもどきと小さい子の背比べな」
「うわぁwえ、てゆうか今年は何撮るかもう決めてるの?」
「ん?や、なあんも。だからやべぇってゆう。期限二週間後だし形にするまでに時間かかるから実質一週間しか時間ねぇの。オワタ」
「なら早く決めなきゃじゃん」
「そうなんだよなー‥けど皆モデルになってくれっつーと逃げるんだわ。がっこは諦めるべきかねー‥あ、お前もそゆの嫌いだしなぁ」
「あー‥あはは、ごめんね」
「ん?や、別にそれは無問題。つかなんかイベントとかやってれば撮りに走るんだけどなぁー‥」
「公園は?」
「小さい子は当たりでけぇからなあ‥まあ、そこは最終手段。つか手っ取り早く一年トリオ辺りひっつかまえて協力させりゃいい気が‥」
「松崎くん部活じゃないの?」
「‥あー、じゃあ荻島とハラミさん?」
「野原くんバイトないの?」
「‥‥‥荻島?」
「あ、じゃあ妖精さん撮って来れば?」
「‥‥あいつ‥‥写真に写るのかな‥」
「や、写るでしょ。怒られるよw」
「誰?的な‥」
「オーラ?」
「パブればオレにも出来る‥‥かも‥‥!!」
「あはは、がんばれー」
「てことはまずハラミさんとこで飲んでからフェアリー撮影会か‥カズきゅんてば今日はバイトなのかしら。ゆーさんは今日暇?」
「あー、ちょっと用事ある」
「‥‥ハニーか」
「あはははは」
「‥つーか、なんでこうも同じとこでバイトしてんのにお前は逆ナン多いの?なんなの?お前こそが逆ナンの王子様?‥‥すごく‥‥嫉ましいなバカヤロー!!」
「え、いやいや、たまたまだってば。てかたいきもされてんじゃん」
「あ?指輪をはめたマダムたちにか?」
「あー‥うん、ああ‥‥」
「うおーい!なんだその誤魔化すような微笑み!!、あ。てかそういや話変わんだけどオレ一昨日さぁ、お客さんの前でお好み焼き焼いてたら髪についてたヘアピンそん中落ちちゃってさー」
「は?何やってんのたいき‥お客さん怒った?」
「え?んや?オレが雄叫び上げてパニくりながら謝りまく‥いや、踊ってた?パニくりすぎて逆にあれはもうオレ踊ってた‥?のか?なんかそれ見たお客さんが逆に謝ってきて。ってゆうか大丈夫ですかって言われたんだけどこれどう思う?」
「‥‥さあ‥‥いろいろ‥心配されたんじゃないかなあ?」
「ワァ‥手が滑ってお客さんに砲丸ならぬ砲マヨネーズした時もなんかそんな‥うわぁ‥‥」
「まあ、でも仕方ないよねたいきだし」
「ほう‥そうか、オレだから仕方ないか。よし。明日来たらお前の机ん中カレー煎餅まみれにしといてやっから楽しみにしとけ」
「ごめん、それべとべとになるからやめてもらえる?」
「ッチ‥彼女持ちの余裕ってやつか?アァン?ちょっとはそのイケメン度合い自重しろし!!」
「いたっ!やめてよもう、告られても気付かない鈍ちんのくせにー」
「はあ?知らねーし。つかそれ何の話だちょっと待て!!」
「あはは、教えてあげません。あ、メール来た。もう行こ」
「っちょ、おま‥!!リア充‥マジあいつリア充!!リア充は死ね!!年上彼女にフラれちまえ!!」
「うわー‥縁起でもないこと言うなってたいき。ぶっちゃけ今オレ微妙なのに」
「‥‥‥‥は?え、うっそ。マジ?」
「うん。今日フラれちゃうかもしんないっつーの。あはは、フラれたらたいきのせいだからー」
「や、なんで!?関係ねぇし!」
「あははは、ま、とにかくもしフラれたら慰めてちょーだいよ。‥ね、相棒?」
「‥お、おう。そこは任せろ兄弟。けどとりあえずフラれないように祈っとく」
「はは、サンキュ。‥じゃ、行って来ま」
「‥ん。行てらー」
「‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥はー‥あ。なんかヘコんでると思ったら‥あのあほ。‥‥‥。あー‥‥つかもう知らね。相談とかしねーし。勝手にフラれろ。‥いや、やっぱフラれんな。‥‥‥‥。荻島誘ってハラミンとこ行こ。‥あ、飛鳥っち今日ヒマかなー‥居たら荻島とまとめてモデル交渉してみよ‥」

























だるだる。
ひとりぶつぶつ。

結局作品ネタも拾えずよしくんとこ行って飛鳥くんとだべって帰って来る‥‥てか、踊って帰って来る?コロナ好き(笑)

バイトに関してははたいもゆーも時期によるけど週3くらいなので基本みんなよかヒマな人たちかも。

あと写真部は選考会前くらいにしか動かない部活です。あとインハイとかね。
それ以外は個人で勝手に好き勝手やっておる。
んで3年の人数がたい入れて2人なので必然的にたいが副部長になってる‥けど全部部長任せでなんもやらない(笑)

基本白黒中心に作品作ってるよ。

うおぉお!目指せ全国選考会トップ10入り!
そう意気込む部長をよそに、とりあえずノルマ達成するため結局慌てて公園で撮った少年の写真が予想外にサクサク全国通過しちゃって副部長のたいきが何故かゴールイン。部長、ごめんな。気まずい思いを味わった高校最後の選考会‥‥君に何も言えなくて、夏。‥そんなオレら、プライスレス。



そんな不憫な部長は鉄っちゃんでした(笑)


「桜吹雪の中で走る鮮やかな列車‥オレは、忘れない」
「う、るせぇ!お前ちょっと、黙れ、ぇ、う、うああああ、うっ」
「泣くなよ部長。お前のその涙でぐしゃぐしゃな顔面も、オレは‥忘れない」
「わ、すれろ!!顔面言うな!ホントお前もう黙れ!!!!」
「わーごめん冗談だからーマジごめんって部長。けどオレあの写真すきよ?」
「‥う、ホントか?」
「うん、すきすき。迫力あるし。まあ桜がもっとドーン来てたらよかったけど、確かあの場所から撮影位置が少しズレるとなんか変な看板入るんだよなぁ‥」
「っ、そう!!そうなんだよ!あの看板なけりゃあそこの傾斜から入ってくる列車の側面も最高の角度で桜に重なるのにあの車窓の一つも入らな(中略)‥まあ、でも、もう‥いいよ。お前の勝ちで。結局、オレは自分に負けたってことさ、」
「へぁ?wちょ、何w急に悟ったの?w何この子wえ、きもいwオレよりきもいやつがここにいるww」




おっと、失礼しました。

写真部三年生は今日も通常運営なようです←


ゆーくんに関しては‥あんま長続きしない感じ?

余裕綽々なように見えるだけでかなり好きだったりするのに、甘え方がわかんなかったりで女の子にわたしのこと好きじゃないの?とか言われてしまうフラグ‥

会いたくても言わない、寂しくなっても言わない。自分から言ったら負けたような気になる。そんな感じ。


優しくて紳士なんだけど、いざこうなると攻略難しげな子だわなぁ〜‥

けど開き直ってガンガン攻めたりもする。年上が好きかな。あんま踏み込まれたくないとこまで入って来ない人が好き。んで小さくてふわふわな人がいい(笑)









部活動と友達事情/太祈と優/talk
2010/07/05 02:24



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