「まさか年下の女の子にときめくとは思わなかった」
──とある爆処のダブルエースの片割れの証言。




口には猿轡、手足は丁寧に縛られた千尋の目の前にははぁはぁと息を荒げている小太りの男。床に転がされながらも千尋は「縛り方が甘いな」なんて呑気なことを考えていた。

「ふひッ、可愛いなぁ、ふへへへ」

幼い千尋の体を舐めるように見て興奮したように声を上げるこの男は知り合いでもなんでもない、ただの不審者であった。

学校からの帰り道、あるマンションの前を通りかかったところで突然マンションへと連れ込まれた。悲鳴をあげぬようにと猿轡をされ、驚いている間に手を縛られた。

こうして誘拐じみたことをされるのは慣れているし、これぐらいで怖がるような可愛げなどないので冷めた目で男を見ているのだがそれすらも男には興奮材料になっているらしい。

縛られるのは構わないのだが好き勝手に体をまさぐられるというのは中々に不愉快だ。
どうにか抜け出せないかと好機を窺っていると呼び鈴が鳴った。無視していた男だったが何度も何度も呼び鈴を鳴らされ、不機嫌そうに玄関へと向かっていった。

この隙に拘束を解こうと異能力を発動させる。現れた黒い手はゆらゆらと揺れた後、千尋を傷つけぬように丁寧に縄を切っていく。手足の拘束を解かせ、猿轡を取れば漸く窮屈さが消えた。

ふう、と息をつく。男はいつ戻ってくるだろうか。そんなことを考えながら近くに放置されていたランドセルを手に取る。
施設の子供たちのお下がりであるランドセルは古ぼけているが大切なものだ。何があっても持ち帰らなくては。ランドセルを背負い直して玄関へ向かう。

男がいたなら制圧して出ていけばいいだろう、と思ったが千尋の予想は外れ其処には誰もいなかった。玄関の鍵も開いている。

……閉め忘れてしまうようなことがあったのだろうか。

扉を開けて外の様子をそっと窺えば不自然な程人の気配がない。否、あるにはあるのだが緊張した空気が漂っているというか。千尋の目に映ったのは爆弾の残骸らしきものの隣で煙草を吸っている長髪の男だった。

「な、なんで子供が此処に!!」
「……?」
「……今此処にはね、危ないものがあるんだ。このマンションの子かい?」
「ううん。知らない人につれてこられた」
「んんっ!?」

マンションの住人かと問われたので素直に答えれば驚いた顔をされてしまった。

話を聞くだけならば、千尋は『不審者に連れて来られた小学生』である。
青年は驚いた顔で千尋をまじまじと見た後、納得したように頷いた。

「お嬢ちゃん、可愛い顔してるからなー。下に他のお巡りさんがいるから、その人たちに連れて来てくれた人のこと話せるかい?」
「……お兄ちゃんは、いかないの?」
「お兄ちゃんは仕事中なんだよ」

駄々を捏ねていると思われているのだろうか。困った顔でそう云う青年に千尋は首を傾げた。

「お兄ちゃん、それ危ないもの?」
「そうだよ。でもお兄ちゃんが解体したからもう安心…」
「萩原さんッ!タイマーが!!」
「何!?」

解体した筈の爆弾のタイマーが動き出したらしい。遠隔操作でもついていたか。
恐らく青年は爆発物処理班の人間で、このマンションに仕掛けられていた爆弾を解体したけれど爪が甘かったという訳か。

他の人間の言葉で顔を青くした青年は、自分の推測に一人うんうんと頷いていた千尋を見て何か覚悟を決めたような顔をして──そっと千尋を抱き締めた。

「ちょっと痛いかもしれないけどごめんね……!!」

瞬間、爆発。
然し感じるべき熱も衝撃も千尋は感じていない。千尋だけではなく、青年も。

唖然とした顔の青年の目の前で盾になった大きな「手」が機嫌悪そうに揺れている。
発動した覚えはないのだがどうやら千尋の危機に勝手に出てきたらしい。

この世界に「異能力」というものは存在しないのであまり人に見られたくはなかったが、状況を考えると仕方ないと諦めるべきか。

実際「手」が出てこなければ、千尋は兎も角盾になろうとしていた青年は無事では済まなかっただろう。死亡、善くても重傷。それは千尋にもいえることだが。

「……お兄ちゃん、防護服着ないと」
「え……」
「防護服、着てなくて。私がいなかったら、お兄ちゃん死んでた」
「…………」

しゅるり、と音を立てて戻っていく「手」が視界から消えれば目の前に広がる惨状に青年は顔を青くした。
目の前には燃え焦げた跡、瓦礫に押し潰されている人間たち。若しも防護服を着ていない青年が千尋に守られていなかったら。
最悪を想像したのか青年は青くしていた顔を更に青くした。

「お兄ちゃん、立てる?」
「う、うん……」

呆けている青年に手を差し出す。重ねられた手が存外大きくて、あのひともこんな手なのかななんて場違いなことを考えた。










「頭のおかしいカップルと心中するところだった」
──とある爆処の元ダブルエースの片割れの証言。



松田がそのカップルを見つけたのは杯戸ショッピングモールの大観覧車。

警視庁に毎年届く謎のFAX。今までは単なる数字のメッセージでしかなかったが今年は違った。今年は犯行声明文だった。
此処のゴンドラに爆弾が仕掛けられていると目星をつけて調べてみれば、推測通り其処には爆弾が設置されていた。

丁度そのゴンドラにカップルが乗っていたので降りるように言ったのだが、

「このまま千尋と心中が出来る…!?」

と青年のふざけた言葉の所為で降ろすタイミングを逃してしまった。

「……そこで大人しくしてろよ」
「すみません……」

松田の言葉に中学生ぐらいの少女が頭を下げた。
降ろせなかったものは仕方ない。このまま爆弾を解体するしかない。狭いゴンドラの中で体を寄せ合っているカップルを他所に真剣な表情で爆弾の解体に取り組む松田。緊張した空気が漂っている。

此方の空気を察してか、先ほどふざけた発言をした青年も黙っている。静かなことはいいことだ、解体に集中することが出来る。
あともう少しで解体、という時だった。

「きゃっ…!」

衝撃でゴンドラが揺れた。おずおずと窓から下を見た少女がぽつりと「爆発が…」と呟いた。どうやら下で爆発があった所為でゴンドラが止まったようだ。
同時に厄介なものを見つけてしまった。

水銀レバー。僅かな振動でも中の玉が転がり、線に触れれば即爆発という危険なものだ。

かかってきた同僚の佐藤の心配そうな電話に余裕だと答えるが、松田の目に液晶パネルに文字が流れてきたのが映った。

「勇敢なる警察官よ、君の勇気に称えて褒美を与えよう…」

もっと大きな爆弾の設置場所のヒントが、爆発3秒前に液晶パネルに映し出されるらしい。もう一つの爆弾の在処は目星はついているが、ヒントが出るまで確信は得られない。……どうやら自分は此処で死ぬ運命らしい。

幾度も名前を呼ぶ佐藤の電話を切って目の前のカップルを見る。
自分より遥かに年下であろう二人は不思議と落ち着いた顔をしていた。

「……悪いな、どうやら此処で死ぬしかないらしい」
「そのようだね」
「警察官なら助けてやらねぇといけねぇんだろうけどな」
「別に気にしないさ。第三者がいるというのはまぁ腹立たしいけれど、千尋と一緒に死ねるんだもの!ねェ?千尋もそう思うだろう?」

そういえばこの青年は先ほども似たようなことを言っていた。千尋というのは彼の隣に座っている少女のことだろうか。この年で自殺願望なんてあるのか、と少々憐れに思っていると──少女の容姿に見覚えがあるような気がした。

何処で見たのだろうか、と思い出そうとしていると不思議そうに首を傾げた少女が口を開いた。

「別に構わないけど…治くんはそれでいいの?」
「うん?」
「この爆弾で死ぬなら、私」

他の人の手で死ぬことになるけど。

少女がぽつりと呟いた顔に青年から表情が抜け落ちた。顔が整っている分、真顔というのが恐ろしい。同期にも似たような男がいたが、彼奴の真顔も妙に怖かったよなと現実逃避をするかのように松田は思い出していた。

暫しの沈黙の後、青年は松田を見た。

「刑事さん。それ、すぐ解体出来るよね?」
「あ?そりゃあ出来るが…」
「爆発のタイミングから見て、犯人は近場にいるんだよね?」
「まぁその可能性が高いな。……犯人、見つけるつもりか?」
「そうだよ。他人の手でこの子が死ぬなんて、そんなの私耐えられないからね。だから刑事さんは解体に集中してよ」

不機嫌さを隠そうともしない青年。青年の言葉に従うことなど何もないのだが、犯人を逮捕することができ更に次の爆弾の在処が判るのならばそれに越したことはない。
どうやって犯人を突き止めるのか、という松田の問いに答えず青年は取り出した携帯で誰かに電話をかけている。

「もしもし、私だけれど。どうせついて来てるんでしょ?それで……」
「……すみません」
「あー……苦労してんだな、お前も」

申し訳なさそうな少女を慰めながら爆弾の解体を進める。

この青年を信じて次の爆弾の在処が判らなかった、では洒落にはならないがそもそもこの二人は松田──警察が守るべき一般国民なのだ。
先ほどは一緒に死んでもらうことに謝罪はしたが本来ならば彼らが無事に帰れることを念頭に置いて行動しなければいけないのだ。

「じゃあ宜しく頼んだよ」
「犯人、見つかるの?」
「勿論。こういう愉快犯は大体現場近くにいたりするものだよ。それで結果がどうなったか己の目で確認したくなる」
「……成程な。現場の近くで、にやにやと笑ってる野郎がいたらそいつが犯人ってことか」

そうだよ、と呟いたきり青年は不機嫌そうに顔を顰めたまま少女に抱き着く。
この青年は本気で少女と心中するつもりだったのか、とても残念そうな顔をしている。そう考えると爆弾の解体を再開したというのは二人の命を救ったということになるのでは。

なんだか妙に疲れてしまいそんな思考になった松田が爆弾を解体し終えたのと、佐藤からの「善意の一般人によって犯人が見つかった」という連絡は同時だった。





「命の恩人だよ、あの子は」
──とある公安の元NOCの証言。




憎たらしい程月が綺麗な夜だった。

夜は出歩いてはいけないと太宰や森だけではなく中也にも云われていたけれど、如何しても寝れなくって街を彷徨っていた。

ふらふらと行く当ても歩いているとビルの隙間から慌てて走り去っていく青年が目に入った。青年が通り過ぎた後をニット帽を被った長髪の男が追いかけていく。
何か訳有りだろうか。そう思ったのは一重に前世での経験もある。

追われる男と追う男。二人とも「表」の人間ではないような雰囲気を纏っている人間。

──素知らぬふりをするのが正しいのだろう。
今千尋が暮らしている米花町は他より犯罪発生率が高いことで有名だ。故に危険なことには首を突っ込むな近づくなと口を酸っぱくして云われている。

けれども、追われている男の顔を見て見なかったふりなど出来ない。
死を決意した顔。全てを諦めてしまっている顔。

事が知られると怒られるだけでは済まないだろう。然し、

「……何とかなるよね」

皆「人を扶ける」立場の人間になった。ならば人を扶けても咎められることはない。
それに中也や尾崎辺りなら泣き落とし諸々で説教を回避出来そうだ。……妙に過保護な太宰のことは取り敢えず置いておこう。

あの青年を扶けてから考えてもいいだろう。一先ず先回りをして追いつかなければ。そう考えて千尋は足を動かした。



異能力を駆使し何とか追いついた。夜ということもあって異能力が使いづらいが此処は東都にある米花町。明かりなど何処にでもある。何とかなるだろう。

ビルとビルの隙間から顔を出すと丁度青年が通過しようとしていたところだったので腕を掴んで足を止める。掴んだ腕は案外鍛えられていてがっしりとしていた。

「んん!?」
「お兄さん、こっち」
「え、あ、ちょ、!」

追われ極限状態であろう青年は千尋の突拍子もない行動に驚いているようで、困惑した状態でされるがままになっている。精神状態が正常ならこうして腕を掴むことも叶わなかっただろう。

腕を引いたまま走れば青年もついて来てくれるが我に返ったのだろう。慌てて腕を振り払おうとしてきたので、ぎゅっと手に力を入れる。そんなことしなくとも密かに発動している異能力で離れられないようにしているのだが。

「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「話は後で」

ちらりと後ろを見ればニット帽の男も千尋の登場に驚いていたようだが、既にしっかりと此方を見据えている。背負っているケースには武器でも入っているのだろうか。
この辺り廃ビルが多いとはいえ、抜けてしまえばすぐ傍に大通りがある。人目につく可能性があるような場所で発砲はしないだろう。

然し、念には念を入れて。

「──【夾竹桃】、あの男を足止めして」

小さく小さく名前を呼ぶ。嬉しそうに足元の影が轟くのが判った。
ビルの影と千尋の影が重なっているので【夾竹桃】の可動範囲は随分と広くなっている。そう考えると今が夜でよかったと思うべきか。

ずるり、と音を立てて影から化け物が出てくる。
数多の手を持ち、人の形をしているようでしていない、不定形の化け物。この姿を見るのは随分と久しぶりのような気がする。

「あ、れは……」

自分と追手の男の間に何かいることに気が付いたのだろう、青年が唖然と呟く。
思わず止めそうになっていた足を動かす為に千尋はもう一度「お兄さん」と小さく呼んだ。

灰色の目が千尋を捉える。

「君はどうして、」
「お兄さんは、悪いひと?」
「え……」
「……この問いは、駄目だ。お兄さんは、……守るべきものが、ある?」

抽象的な問いに青年が困惑しているのが判ったので質問の言葉を変える。守るべきものがあるか否か。そう問えば青年の体が判りやすく強張った。

青年が悪か善かこの場では判らないことであるし、後々判ったとしても千尋には関係ないことだ。けれども聞いてみたかった。命を賭して守るものがあるのかと。千尋の問いに困惑しながらも青年は頷いた。それならば、

「守るべきものがあるなら、守ってあげる」
「え、」
「行こう」

行く当てなど何処にもない。大通りに出てしまえば影が途切れてしまう関係で【夾竹桃】も消えてしまうけれど、千尋一人なら何とかなる。

青年はどうすべきか、と後ろの状況を気にしつつ足を進めていると目の前に見知った姿が現れた。
現れた黒い外套に青年の体が強張ったがそれに触れることなく千尋は声をかけた。

「芥川。如何して此処に」
「家まで伺ったのですが、いなかったので探していました。……夜半遅くに尋ねるのはどうかと思いましたが、太宰さんからの指示故許していただきたい」
「それは、構わないのだけど」

太宰の云うことならば殆ど承諾してしまう芥川のことを気軽に使うのは如何なものだろうか。これは少し太宰にも云っておかないといけない。

「其れ、は何ですか」
「……其れ扱いは酷いなぁ」
「黙れ。貴様の発言は許していない」

苦笑いを零した青年を鋭い眼光で睨みつける芥川に千尋も呆れるしかない。自分のことを慕ってくれているのは嬉しいけれど、些か噛みつきすぎではないだろうか。
なんだか前世よりも酷くなっているような気がして溜息しか出ない。

……此処で油を売っている暇はない。つい助けてしまった青年を如何にかしなければいけない。

「お兄さんは、行く当てあるの?」
「あ、ああ。交番まで連れて行ってもらえればそれで」
「そっか。なら、今から」
「駄目です。千尋さんは今すぐ帰宅してください」
「……交番、すぐ其処だよ」
「これ以上出歩くつもりですか。貴女に何かあれば僕は、」

くしゃりと顔を歪める芥川に何も云えなくなってしまう。
本当に過保護だ。然し芥川や中也が自分に過保護である理由は何となく察しているので何も云えない。

きっと自分があんな風に死んでしまったから。
──これ以上言葉を重ねても芥川は折れてくれないだろう。頑固なところは誰に似てしまったのか。

「……じゃあ、ちゃんと帰るから。お兄さんのこと、宜しくね」
「承りました」
「お兄さん、じゃあね」

青年の腕から手を離して別れの言葉を告げる。幸いなことに此処から自宅があるマンションまではそんなに距離がない。あの男に見つからないように帰ることは容易だろう。
ばいばい、と手を振り立ち去ろうとしたところで「待ってくれ!」と声をかけられた。

「……有難う!君のお陰で、俺はまだ生きれるみたいだ」
「……命は大事にしてね」

それだけ告げて、芥川と男と別れる。命を大事に、なんて一番云えないのは自分だ。馬鹿らしくって思わず嘲笑が出てしまった。

「貴女は随分と優しい。あの頃と変わらないままですな」
「……広津さん」
「家まで送りますよ。貴女に何かあれば怒られてしまいますので」
「……お願いします」

何となく見上げた空では、あの時と変わらない月が輝いていた。










「……千尋さん、元気ないですね。何かありました?」
「あ、え、……何でも、ないです」

いつものカフェオレを飲みながら溜息をついている千尋にそう問うてみるが、やんわりと拒絶されてしまった。
一緒にポアロに来た蘭も園子も心配そうな顔をしているが、本人が何でもないと言うのなら深入りは出来ない。

ああ、それでも心配だ。よくよく見ると目の下に薄らと隈が出来ているような気がする。
体調が悪いならば看病してあげたい、などと安室が考えているとポアロの扉が勢いよく開いた。

「いよーー!安室くん、元気にしてるか〜?」
「こんにちは、萩原さん。お帰りは彼方になります」
「今来たばっかなのに!?」

「邪魔するぜ」
「悪い!止められなかった!!」

にやにやと面白がっている同期二人と申し訳なさそうな幼馴染。特に同期二人の方に怒鳴ってしまいそうではあるがポアロにいるのは「降谷零」ではなく「安室透」なのだ。ぐっと堪え三人を席に案内していると同期二人──萩原と松田が動きを止めた。

其処で止まられると邪魔なのだが。笑顔を浮かべたまま苦言を呈しようと思っていると、萩原が「あーー!!」と声を上げた。その声に店内の視線が萩原に集まるが当の本人は気にせず千尋を凝視している。

……幼馴染以外の同期と接触しているという調べはなかったのだが、まさか知り合いだろうか。
然し千尋はきょとんとした顔で萩原を見ている。ああ、その顔も可愛い。

「あの時の天使!!」
「頭おかしいカップルの彼女の方!!」

萩原と同時に松田も叫ぶ。どういうことか詳しく教えてほしい、教えろ。
─────────────────
ゆきさま、リクエストありがとうございました!
愛讃歌本編で救済しているのはスコッチだけだったのでとても楽しく書かせていただきました!^^
確かに異能力や文ストメンバーの身体能力があったら救済とか楽勝ですよね…。
折角なので伊達さんの救済も書こうかなと思ったんですが、文字数の関係でできませんでした…!!きっとこの世界軸では伊達さんも救済されてナタリーさんと幸せに暮らしていることでしょう…('ω')
番外編もぼちぼちと書いていきますのでお付き合いいただけたらと嬉しいです〜!
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