10.得意料理はなんですか?
櫂兎:
「ここ数十年で中華料理の腕はやけに上達したけど、やっぱり一番得意なのは味噌汁かな。自分で作るから自分好みの味付けできるし。ちなみに朝は白米に味噌汁でないと落ち着かない」
獏馬木:
「お前の味噌汁美味いよな…」
櫂兎:
「彩雲国の皆には初見で泥水扱いされますけれどね」
11.それを食べさせるなら、妹さん以外だれにふるまいたいですか?
櫂兎:
「既に結構な奴らに振舞っちゃってるからなあ……、あ」
獏馬木:
「ん?」
櫂兎:
「殲華で」
獏馬木:
「……おう」
12.甘煎餅以外に何か作る予定はありますか?
櫂兎:
「洋菓子って意味かな? シュークリームとか挑戦してみたいけど、火加減がな……。パウンドケーキくらいなら難しくなさそうだけれど」
獏馬木:
「俺、プリン食べたーい」
櫂兎:
「……作れと?」
獏馬木:
「うん」
櫂兎:
「……(貘馬木殿がフリーダムすぎる)」
13.元のところに戻ったときに一番最初に食べたいものは?
櫂兎:
「蕎麦かカロリーメイトのチーズ味」
獏馬木:
「何でまたその組み合わせで出てきたんだ…」
櫂兎:
「長らく食べてないなと思いまして。どん兵衛とかじゃがりこでもいいです。あと、味噌汁の汁をよく吸った麩も食べたいです」
獏馬木:
「……うん、お前が分からない」
14.シャンプーは何を使っていた?
櫂兎:
「特にこだわりとかないんだけど…妹のは使ったら怒られるから、よくあるお徳用買ってたかな。メリットとかナイーブとか、そんなの」
獏馬木:
「男は黙って石鹸だ(ドヤァ」
櫂兎:
「……禿げますよ?」
15.妹ちゃんが、彩雲国に来て誰かと付き合うようになったらどうする?
櫂兎:
「お兄ちゃんは断じて認めませんッ! 好きな奴ができたとか、そんなの絶対耐えられない!!」
獏馬木:
「えー、別にその妹に好きな奴ができたからって、お前に対して妹の気持ちが変わるわけじゃないだろ」
櫂兎:
「いや、だって…もしそいつが妹といちゃつきでもしていたら羨ま妬ま憎らしいじゃないですか」
獏馬木:
「初めて聴いたぞそんな形容詞」
櫂兎:
「俺が言うのもなんですけど、彩雲国のメイン男性陣ってあんまり頼りにならないですし…。半端な男に俺の妹はやれません」
獏馬木:
(……お前のじゃないけどなー)
16.妹ちゃんに再会できたら何をする?
櫂兎:
「抱きしめ…たい!」
獏馬木:
「するんじゃなくて希望なんだな…」
櫂兎:
「……すんすん」
獏馬木:
「涙拭けよ」
17.姉がいたらどんな感じになってた???
櫂兎:
「どんな感じだろう。姉が台所に立つこと多くて俺は家事苦手になってたかも?」
獏馬木:
「お前のことだから、姉にいいように使われて料理作らされて、それどころか他の家事まで任されて…、ってなりそうだし、そこあたりは今と変わらないんじゃね?」
櫂兎:
「……」
獏馬木:
「うん? どうしたんだ、棚夏」
櫂兎:
「そう言われればそんな気がしてきた自分が悲しいです」
18.隠居生活をおくるとしたら、どの州でおくりたいですか?
櫂兎:
「紅州の僻地か、茶州の山奥かな。人のいないところで一人、悠々自適、いいよね」
獏馬木:
「わー、本当に隠居とかしちゃうとお前爺極まるな」
櫂兎:
「でも、人のいない地方とかだとほとんど自給自足生活になるでしょうから、日常は絶対爺臭くないアクティブな生活ですよ」
獏馬木:
「たとえば?」
櫂兎:
「狩りとか」
獏馬木:
「……(どれだけ山奥まで引っ込む気なんだ…)」
19.彩雲国で開催してみたいスポーツ大会の種目は何?
櫂兎:
「楽しいのがいいな。んー…騎馬戦とか熱そう。あ、バスケやりたい」
獏馬木:
「その台詞はその言い方じゃないだろ」
櫂兎:
「え? ――あ、ああ。
バスケが、したいです……」
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